包丁研ぎ師月山の包丁研ぎ磨ぎブログ

人として包丁研ぎ師としての日常や発見、気づきなどを書いています。

目指すは包丁研ぎ世界一。みなさんに少しでも刃物に興味を持っていただければ幸いです。

高級鍛造刃物販売、修理研ぎをする三代目です!

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7月9日に切ろう会通信科の審査会を行いました。

 

審査内容

 

時間はかかりましたが、JaHTA関係者一同、厳正な審査をさせていただきました。

 

1人1人点数とグラフを付けさせていただいておりますので、是非より研ぎが上手くなるための踏み台としていただければと思います(^-^)

 

第一回切ろう会通信科の結果

 

今皆様が研いでいただいた包丁を1本ずつ見ながら結果表に少しではありますがコメントを書いております。

 

包丁と一緒に返送いたしますので、また気が付くことがありましたら返ってきた包丁と戯れていただければと思います。

 

ただ皆様、返送にもうしばらくお時間をください<m(__)m>

 

 

 

さて研ぎは思ったようにできましたでしょうか?

 

今回の包丁は軟らかいとの声も多く聞かれましたが、確かに鋼が薄く、鋼材も地金も比較的軟らかいためすぐ削れて困惑した方もいらっしゃったでしょう。

 

しかし使用してみると良く切れて意外にも長く切れ味が続くように感じています。

 

 

 

最近の包丁は硬いものが多く、硬い=長く切れ味が続くと言われていますが少し疑問に思うときもあります。

 

それは硬い包丁なのに長く切れ味があまり続かないものも確認しているからです。

 

また品質の良い包丁でも硬ければ当然削れにくく、そのため砥石と技術を選ぶようになりますからなかなか大変でしょう。

 

小人数で仕事をこなしている料理屋さんが多くなっているため研ぎをする時間がなかなか取れないという声にこたえて、硬くすることで長く切れ味が続く包丁を製作するようになったのかもしれませんし、砥石も人造の研磨力がどんどん上がっていったので、より硬いものでも受け入れられるようになったのかもしれません。

 

しかし最近はなんでも硬くなっているように感じていますが、このような包丁を触るとそんなに硬い刃物でなくてもいいのかもと思ってしまいますね。

 

何はともあれ、昔の軟らかい包丁が今の包丁と硬さが軟らかいのにもかかわらず、意外に負けていないことに驚きます。

 

 

 

またこの包丁は軟らかいのに鋼に傷が非常に入りにくいです。

 

そうなる理由ははっきりとはわかりませんが、これらの包丁は地金に錬鉄か和鉄を使っているようで、この地金が研ぎの仕上げに影響しているように感じます。


早く研磨が進むように感じるのも地金の影響も十分にありますね。

 

人造砥石もまだ今ほど使われていなかったでしょうから、青砥で研いですぐ良い状態になることを目指した包丁なのかもしれませんね。

 

また戻った包丁で食材を切ったり研いだり観察してみてください。

 

新しい発見やスキルアップにこのイベントが役に立てば幸いです。

 

最後に少しコラムも書きましたので、ご興味がありましたらお読みください。

 

協会コラム

 

 

 

次回の切ろう会通信科の開催は半年後か1年後かまだ分かりませんが、11月4日(土)と5日(日)に研ぎサミットを開催することを理事会で承認されました。

 

ただまだ詳細は協議中で受け付けも行っておりませんが、JaHTAでしかできない内容にすべく頑張っておりますので、乞うご期待ください。

 

皆様、今後とも宜しくお願い致します。

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