包丁研ぎ師月山の包丁研ぎ磨ぎブログ

人として包丁研ぎ師としての日常や発見、気づきなどを書いています。

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皆さんこんにちは。

先月はブログを更新できませんでした(。-人-。)

すみませんm(_ _ )m

先月は多くの研ぎ依頼を頂いており、本焼きをはじめ名工の包丁を数多くご依頼いただきました。

また今までに研いだことのない鋼材の研ぎ依頼もあり、非常に経験値が上がった一か月だったと思います。

そして気が付けば研ぎ講習の受講者数が900名を超えていました(-^□^-)

ただ現在予約が2か月先まで埋まってしまっており、お客様から予約が取れないとのクレームを頂戴することとなっているため講習に関するシステムの改善が必要だと感じております。

ご迷惑をおかけしている方々には申し訳なく思っております。



さて今日は包丁の裏押しについての話です。

と言っても研ぎ方ではありません。

少し気が付いたことをお知らせできればと思います。

さて突然ですが皆さんは裏押しに自信はありますか?

特に片刃の和包丁は裏が重要。

表と裏が100%研げていて100%の切れ味が出ます。

しかし100%は非常に難しい。

ただ片刃の和包丁は裏だけでも100%を出しやすい作りだと思っていました。

ところが講習を受講されたお客様や研ぎ依頼の包丁を見ていて、裏押しが非常に難しいことに気づきます。

以前から教えている某高校の子達も「なぜか切れるようにならないんです。」という子に限って裏が上手く研げていないのです。

切れ味に悩まれている方、裏押しをして本当に刃先までしっかりと研ぎこまれていますか?

なぜ上手く裏が押せないか。

講習で見ていると包丁を砥石に当てる方向に原因があるとも感じておりますが、しかしその方向を変えても改善が見られない原因は砥石だと思います。

これは鉋や鑿を研いできたからこそ分かった部分かもしれません。



砥石は硬さによって凹み方が異なります。

そのため柔らか目の荒砥や中砥で裏押しをして刃を丸くしてしまうと、仕上げ砥石では研磨力が落ちるため刃先まで仕上げることができず、結果裏の仕上がりは荒いままということになってしまうのです。

刃先がざらざらする。

切れ味が出にくい。

長く切れ味が続かない。

それは裏押しの問題かもしれませんね。

もし不安に思ったら硬めの#1500~#3000を使ってみてください(-^□^-)

裏だけでなく表も精度をしっかり出して研ぐときには特に上記の番手の硬めの砥石たちが活躍するはずですよ!!

さらに高い精度を求めてチェックするのであればピッカピカに光る仕上げを使うとよりわかりやすいかもしれませんね。



砥石は本当に個性が様々。

それぞれの特徴があります。

それがわかるとその砥石でしかできない仕事が見えるようになってきます。

だから今常時使用している#1000の砥石は6種類にもなってしないました(;^_^A

また砥石の選択で悩んでいらっしゃる方はご相談くださいね!!

ちなみに最近のお気に入りはレジノイドの#1000と安定のニューケントです(-^□^-)



レジノイドの砥石はマニアックかもしれませんね。

ではまた(-^□^-)
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