包丁研ぎ師月山の包丁研ぎ磨ぎブログ

人として包丁研ぎ師としての日常や発見、気づきなどを書いています。

目指すは包丁研ぎ世界一。みなさんに少しでも刃物に興味を持っていただければ幸いです。

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すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、8月19日に誠文堂新光社より「包丁と砥石大全」という本が発売されました。


一度でいいから研ぎの本を出してみたい。

研ぎにこだわりを持ってからずっと描いていた夢でした。

叶わない夢だと思っていましたが、まさかこんなに早く実現するとは思ってもみませんでした。

監修協力とはいえ、自分が載った本が世に出たことをとてもうれしく感じています。



この本は前回のブログでも書かせていただいたように多くの方のご協力で出来上がっております。

天然砥石の部分はもちろんですが、私が主になっている研ぎの部分にも内容や文脈のチェックをしていただいた協力者がいらっしゃいます。

それは本にも出ておられます研ぎ屋むらかみの村上浩一氏です。

氏は私を天然砥石の深い深い砥泥沼に引きずり込んだ方で、私の師のような方です(笑)

天然砥石の研ぎは何が正解なのか、どうすれば上手くできているのかが分かりにくい世界であり、実際私も研ぎ始めたときは暗中模索でした。

しかし氏が前を歩いて道を照らしてくだったことで、迷わず最短距離を歩ませていただけたのだと感謝しております。

ありがとうございましたm(_ _)m

また最後になりましたが、今回の監修にあたり私を紹介いただきました砥取家の土橋氏に感謝したいと思います。

今回の監修は一生に一度もないようなチャンスで、大変勉強させていただきました。

本当にありがとうございましたm(_ _)m



そんな本の中で一つだけ、どうしても私がかかわっている部分でできれば使わないでいただきたいとお願いした単語がありました。

それは「究極」です。

昔は「最高」や「究極」などという言葉を軽々しく使っていたかもしれません。

しかし研ぎにこだわり、できることが増えれば増えるほどこの言葉の重みを感じます。



職人で仕事を極めたと言われる方はどれほどいらっしゃるのでしょうか。

そうなりたいと思う反面、自分でなるものではないのだと感じています。

それは仕事の評価は自分ではなく、お客様や周りの方々がするものだと考えているからです。

自分が良いと思っても、使用される方が「切れない」や「使いにくい」と言われたら良い仕事ではないのです。

残念ながら私の願いは反映されませんでしたが、恥じない研ぎをしなければというプレッシャーを良い刺激に変えて、より一層研ぎに向き合いたいと思います。

また幸運なことに料理人との付き合いが増え、また一緒に切れ味を研究する仲間もできたことで、研ぎをしては仲間と切って試し、そして食べて調べる実験も更に積み重ねたいと思います。

いつか誰かに「究極」と言っていただけるようになりたいですね。

今後もブログなどを通じて自身の成長や新しい発見などを発信できたらと思います。



もし本に興味があり、まだ手にされていらっしゃらない方がおられましたら当店のホームページからクレジットカードでの購入が可能です。

Amazonでも取り扱っていただいておりますので、そちらもご利用ください^_^

ただ一つご注意いただきたいのが、Amazonの内容紹介に記載されております目次に誤りがあり、本書の内容とは異なります。

出版社には誤りを指摘しておりますが、反映されるまで時間がかかっているようです。

正しい目次はここの左下でも確認いただけますのでご覧ください。

よろしくお願いしますm(_ _)m
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