2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:6943ページ
ナイス数:82ナイス

異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫) 異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女
★★★+ 谷さんの新シリーズ始動。馴染のないテーマを扱っているので、すんなりとは読めなかったけれど、その雰囲気を楽しめたので私的には満足♪堅物で他人を受け入れるのが苦手な主人公と、さりげなく見守る透磨との関係の変化が今後の楽しみ。図像学のことは初めて知ったので不思議な世界観に引き込まれる半面、ちょっとイメージがしにくくて残念だったかなと。ともあれ、続きが出るのが楽しみだな♪
読了日:7月4日 著者:谷瑞恵
デュラララ!!×6 (電撃文庫) デュラララ!!×6
★★ なんとか読み終え。静雄大活躍。臨也妖しい動き。帝人壊れかけ。5巻でも感じたけど、やっぱりだんだんと魅力を感じなくなってきている自分が…。真新しい感じがなくなってきているんだろうな。友達に13巻まで借りたけれど、これ最後まで読み切る自信が全くと言っていいほどないかも。気になる部分はあるんだけれど、奈何せん情報が多くなりすぎて頭がついていかないのかも。
読了日:7月4日 著者:成田良悟
ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9 (文芸書) ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9
★★★+ 山岳救助隊とその相棒・山岳救助犬の物語。数年前に初めて登山を経験。その時の高揚感が思い起こされてまた山に憧れてしまった。山の厳しさ、人間の奢りといった裏側まできちんと描かれていて、読んでいて好感が持てた。いいことばかりじゃないけれど、それでもその中に山の良さを見出して魅せられる人が沢山いるのも頷ける。近頃山の事故をテレビでよく耳にするけれど、山と向き合うのには必要以上の注意とマナーを持たなければならないんだろうな。軽い気持ちの人まで救ってくれる山岳救助隊と山岳救助犬の存在を知れて良かった。
読了日:7月9日 著者:樋口明雄
マツリカ・マハリタ (単行本) マツリカ・マハリタ
★★★+ 前作に比べてパワーアップしてて面白かった♪マツリカさんのその後がどうなったのか気になってたし、最終的にマツリカさんの正体も分かって満足満足。柴犬も自分で前を見て歩けるようになったみたいで、その成長ぶりがなんだか嬉しかったり。新たな友達も出来て、明るい雰囲気のまま終わって清々しかった。もうさすがに続編は出てくれなさそうなのが残念だけど、前作よりも謎解きの精度が上がっていたのも良かった。この強烈なキャラ、どこかで登場してくれると嬉しいな。。。やっぱり表紙の雰囲気が好きだな。
読了日:7月12日 著者:相沢沙呼
災厄 災厄
★★★ おぉ…四国がとんでもない事態に!!四国に住んでいる身としてはちょっと怖い内容。原因不明の集団死に混沌とする権力争い、本気でイライラさせられるお偉いさんたちの場面もあったり、原因不明の怖さに怯えたりと、なかなか内容の濃い作品だった。最終的なオチには驚いたけど、昔見た映画を思い出したかな。風が吹いて人がどんどん死んでいく不思議なお話。お偉いさんたちの無能っぷりがありありと描かれていて、今の日本らしいなといった感じ。そこへ必死に抵抗を試みる斯波の姿が痛々しかった。でも、一番すごいのは宮野だろうな。
読了日:7月12日 著者:周木律
トワイライト〈1〉 愛した人はヴァンパイア トワイライト〈1〉 愛した人はヴァンパイア
☆☆☆ 「誓うよ、きみのことは狩らないと」―久々の再読。今度こそ最終巻まで一気に読もうと心に誓いながら!前に読んだ時にはベラに惹かれるエドワードがイマイチ理解できなかったけれど、今回は割とすんなり受け入れられたような。届きそうで届かない距離感がもどかしくもあり、甘酸っぱくもあり、久々の恋愛小説にどっぷり浸かってしまいそうな予感。映画は見てないんだけれど、見てみたいなって思ったりも。ゴツボ×リュウジさんの挿絵もいい感じでお気に入り。この勢いでさくさくと読んでいこ。
読了日:7月12日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈2〉 血は哀しみの味 トワイライト〈2〉 血は哀しみの味
☆☆☆ 「あなたになら、噛まれてもいい!」―エドワードの正体や過去が明らかになっても、想いを変えることのないベラ。逆にエドワードの方が、ベラのことを心配に思ってはいるけれど、想いを抑えきれなくなってもどかしい感じ。甘甘の2人の関係にこっちが恥ずかしくなってしまうほど。カーライル一家との距離も少しずつ縮まったりと、今回は安心して読める内容だったけれど、3巻ではベラに危険が迫るようで、ますます目が離せなくなりそうな予感。しかし…吸血鬼一族って本当に存在するのかも?なんて思い始めてしまう。
読了日:7月13日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈3〉 闇の吸血鬼一族 トワイライト〈3〉 闇の吸血鬼一族
☆☆☆ 「きみの血は、奴らには絶対わたさない」―エドワードの家族にも受け入れられ始め、エドワードの秘密も次第に明らかになり、2人の距離もますます近づいて…と甘い展開にばかり気を取られていたら!他の吸血鬼グループに血を狙われ始めるアクシデント!今回はとにかくハラハラさせられた。それほどまでに吸血鬼を魅了してしまうベラの血の匂いってどこまですごいんだろ。これまでは恋愛面だけ見ていたけれど、次第に種族間の葛藤とかも出てくるんだろうな。これから先、2人の道は棘なんだろうな。
読了日:7月13日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈4〉 牙は甘くささやく トワイライト〈4〉 牙は甘くささやく
★★★ 「あたしが欲しいの?それとも、あたしの血?」―エドワードと一緒に生きていきたいからこそ、誕生日を迎えることを嫌がるベラ。けれど、時間は待ってはくれず。誕生日パーティーで起こった事件をきっかけにベラから離れるエドワード…。心をすっかり失って抜け殻になったベラを救ったのはジェイコブ。だんだんともつれてくる関係にもどかしさが募ってくる。ジェイコブ、いい奴だとは思うんだけど、やっぱりベラはエドワードと一緒にいて欲しかったな。新たに登場した狼の存在も気になるし、続きもさくっと読も。
読了日:7月13日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈5〉 狼の月 トワイライト〈5〉 狼の月
★★★ 「この秘密を知ったら、きっと軽蔑するだろ?」―どうしてこうもベラの周りには異質の人間たちが集まって来るのか。。。まさかジェイコブまで…これならエドワードと一緒にいた方がきっとよかったに決まっているのに。まだまだ命を狙われ続けるベラがだんだんと気の毒になってきた。4巻の途中から、ずっとエドワードが登場しないから、なんだか面白くない。。。やっぱりベラとエドワードの甘甘っぷりが読みたくて仕方ないんだろうな。6巻ではまたエドワードが登場しそうな予告だったので楽しみ♪
読了日:7月13日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈6〉 嘆きの堕天使 トワイライト〈6〉 嘆きの堕天使
★★★ 「もう、離さない。きみの苦しみはぼくのものだ」―思い違いをしたエドワードが大暴走!それを止めるべく、ベラとアリスがエドワードを追いかける。久しぶりのエドワードとの再会は、決してロマンティックなものではなく、新たな事件を生みそうな予感で。一筋縄ではいかないから余計に燃え上がるんだろうな、なんて。カレン一家での多数決の話が、ベラの今後を大きく決めそうな予感。最終的にはもう…そうなるしかきっと道はないんだろうな。。。何はともあれ、2人の絆も深まり、関係も元通りに戻って良かった♪
読了日:7月16日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈7〉 赤い刻印 トワイライト〈7〉 赤い刻印
★★★ 「人の血を飲まない理由を聞きたい?」―ロザリーの悲しい過去。ベラに辛くあたる理由がそこにはちゃんとあって。カレン一家との距離感も縮まってせっかく良い感じなのに…ベラのジェイコブにもいい顔をしようと必死なところにイライラさせられるな。もうエドワードを選んだんだから、どっちにもってのは選択肢にはないって分からないものなのかな。優柔不断っぷりに興ざめしてしまったな。エドワードはベラに過保護過ぎて、結局最後は折れてるし。行きつく所は見えてきたけれど、今までのテンションで読み続けられるか心配。
読了日:7月18日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈8〉 冷たいキスをあたしに トワイライト〈8〉 冷たいキスをあたしに
★★★ 「吸血鬼になるな!おれが幸せにするから」―今回はジャスパーの過去。ロザリーとも負けず劣らずの悲しいもの。みんな冷たい過去を背負っていて、傷を埋めるように一緒にいるんだろうな。またしてもベラは曖昧な態度でイライラさせられる。エドワードの寛大さには正直びっくり。ベラの元を離れた罪悪感がきっと拭い去れないんだろうな。しばらく平和だったのに、急展開でまたまた危険が迫ってきているようで。この件で2つの種族が少しでも歩み寄れるといいんだろうけれど。ハラハラさせられる展開に期待大。
読了日:7月18日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈9〉 黄昏は魔物の時間 トワイライト〈9〉 黄昏は魔物の時間
★★★ 「やめて、だれも死なないで!」―とうとう新生者たちとの戦闘が勃発!戦闘場面にハラハラさせられて、久しぶりにテンポよく読めたような気がする。エドワードとセスが意外にいいコンビだったのがなんだか微笑ましくて良かった。毎度お馴染み…ベラの態度にはイライラさせられっぱなし。言ってることと行動がどうもちぐはぐな感じがするような。。。ほんとエドワードが不憫に思えてしまうくらい。今度こそ三角関係が終わりを迎えてくれることを祈りつつ、このまま最後までさくっと読みたいな。
読了日:7月19日 著者:ステファニーメイヤー
デュラララ!!×7 (電撃文庫) デュラララ!!×7 (電撃文庫)
★★★ なんか久々に読みやすかったのは短編だからだったのかも。誠二と美香、波江のその後が知りたかったから良かった。相変わらず歪んでる人たちの集まりだなぁと思いながらも面白く読めたのでよし。今まであまり目にも止めていなかった赤林!ちょっと意外な過去があってかっこよかった!完全に見落としてたキャラだけに良さが倍増したのかも?主人公がほとんど登場してないのに物語が成り立つという完全なスピンオフ。けど、読みやすかったから本編より好き。
読了日:7月19日 著者:成田良悟
最悪彼氏 最悪彼氏
★★ 何が最悪なんだろ?とドSっぷりとかを期待してたから驚き。一番身近な人だからこそ性癖を見せることができないってのは納得だな。傷つけないために別で処理するってのもおかしくはないのかも。ついていい嘘もあるんじゃないかなぁとも思ってみたり。主人公には全く共感が持てなかったんだけど、それが逆に清々しくもあったりと不思議な気持ち。ノリとか嫌いじゃないけど、読むのにちょっと疲れたかな。ものすごくライトな読書をしたい時にはいいかも。やっぱりアルファポリスさんはちょっと苦手かな。。。
読了日:7月19日 著者:二宮敦人
爆ぜるゲームメイカー (講談社文庫) 爆ぜるゲームメイカー
★★ サスペンス?ミステリー?かと思いきやコメディ?もっと驚くような展開を期待してただけに残念な内容だったかなと。それぞれの登場人物たちがどう交差していくのかわくわくしていたのに、いざまとまってみるとそれほど驚かないし、結局何をどうしたかったのか伝わってこなくて微妙な読了となってしまった。他の作品を読んでみたいって思うほどの情熱はないな。。。せっかく友達に借りたけど、「ごめんなさい」しながら返そう。。。
読了日:7月20日 著者:木下半太
トワイライト〈10〉 ヴァンパイアの花嫁 トワイライト〈10〉 ヴァンパイアの花嫁
★★★ 「こわいほどに幸せ。なのに、どうして…」―先行きはある程度決まってしまったせいか、ちょっと飽きてきた感が。ジェイコブとエドワードの間で揺れてる感じにもどうも納得できないし。ともあれ、やっとベラも心を決めたみたいでとりあえず一安心かな。残り後3巻になったけれど、最終的にどういう方向になるのかな。ジェイコブたちとの関係も変化がありそうで見物。しかし…ヴァンパイアと人間との間の子どもってどんな成長になるんだろ。。。
読了日:7月20日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈11〉 夜明けの守護神 トワイライト〈11〉 夜明けの守護神
★★★ 「あたしがこの子を守るの。命にかえても…」―生むことを決意して頑張るベラ。けれど、ヴァンパイアと人間の子どもは一筋縄ではいかなくて。成長速度からして違うことがまた怖い。ジェイコブのおかげでなんとか母子ともに平穏を取り戻したみたいだけれど、胎動で肋骨がやられるとか怖すぎる。そして生まれてくる瞬間まで恐ろしい。けれど、これでベラもとうとうエドワードたちの仲間入りになりそうだし、物語が終わりに向かっていく感じがしてきた。
読了日:7月21日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈12〉 不滅の子 トワイライト〈12〉 不滅の子
★★★ 「あたし、吸血鬼になるために生まれてきたのね…」―ハラハラさせられるところで前巻が終わってて、とにかく続きが読みたかったんだけど、間が空いてしまった。望んでいたことだったけれど、ベラがとうとう吸血鬼として生まれ変わってしまうという。かなりの痛みに苦しみ回りながら、けれど精神はある程度保ったままで。レネズミとも会うことができてほっとしたと思ったら、ジェイコブ!!まさかの展開にちょっと笑ってしまった。このまま平和に終わるのかと思えば、最後の最後まで忍び寄る影…次でラストだけどハッピーエンドがいいな。
読了日:7月26日 著者:ステファニーメイヤー
トワイライト〈13〉 永遠に抱かれて トワイライト〈13〉 永遠に抱かれて
★★★ 「ずっと、いつまでも、永遠に」―13巻まで追いかけてきて、いざ終わってみるとほっとしたような、どこか悲しい気持ちにも。とうとう終わったんだなって思うと寂しい気持ちもひしひしと。今回ばかりはバッドエンドが頭から拭い去れずに、最後までドキドキさせられてしまった。周りの協力もあって、なんとかハッピーエンドに落ち着いた時には嬉しかったな。そして、最後の最後でベラがエドワードに心の底から想いを伝える場面がすごく好き。紆余曲折もあったけれど、想いを貫けて本当によかったんだな。
読了日:7月27日 著者:ステファニーメイヤー
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫) ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
★★★ 久々に読んでみた。ライトな感じがやっぱりいい。読みやすさ抜群だな。3巻までの内容が薄れつつあったので、人間関係とか忘れかけてたけれど、それぞれが独立しているから読めないこともなかったし。とうとう栞子の母親登場で波乱の予感。本当に悪い人なのかどうかまだ見極めはできないけれど、本当はそこまで悪い人じゃないのかもしれない?なんて思ったりも。最後の最後の展開がものすごく気になる!!五浦がちょっと頑張ってるし、2人を応援してあげたいな。この勢いで5巻も読みたくなった。
読了日:7月28日 著者:三上延
スマドロ スマドロ
★★★ それぞれの独白から成る物語。こういうタイプの構成好きだな。各章が終わるごとに相関図が出来あがっていく仕掛けも面白かった。読みやすくてさくさくと読めたんだけど、読み終わって数日経ってみると内容をあまり覚えていないという。ずしっとくるような重さはなかったし、あっと驚く展開でもなかったかな。今回も帯に踊らさせられた感満載かな。しかし…双子の母親の姑と義兄。やり過ぎで読んでいて本気でぞっとさせられた。マジで気持ち悪い。。。けど、現実にあり得そうで怖いな。
読了日:7月29日 著者:悠木シュン

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