「カッコーの巣の上で」

「カッコーの巣の上で」
One Flew Over The Cuckoo's Nest
1975年/アメリカ

監督:ミロシュ・フォアマン
原作:ケン・ケーシー
脚本:ローレンス・ホウベン、ボー・ゴールドマン
 出演:ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー


州立精神病院を舞台に管理体制に反撥する人間の尊厳と自由を
描いたケン・ケーシーのベストセラー小説の映画化。





心が痛くなる映画だ。
30年も前に作られた映画で、原作はそれ以上前に
書かれたというのに、今観ても心にしみる。

精神病という病の描かれ方が、多様だった。
それぞれの個性があって、描写も様々だった。
画一的に描かれていないところが、逆にリアリティが
あり、何がその病院の中と外を隔てるものなのかを
考えてしまった。


一歩間違えたら、正常だと思う人が入っている
こともありうる怖さみたいなものも感じた。

クライマックスの権力との戦いのシーン。
逆上した主人公がチーフに挑みかかるところは
怖いほどに真に迫っていた。
ジャック・ニコルソンの演技のすさまじさ。

そして、壮絶なラストの変わり果てたジャック・
ニコルソンの演技には胸が熱くなる。



重いテーマであり、人間の尊厳を深く
考えさせられた。

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