月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


テーマ:

エロスの舞台をするにあたって、
こういうロマンあふれる性愛を表現したいと思って
読んだ本。

「ロマンポルノの時代」
寺脇 研 (著)
光文社 (光文社新書) /2012.7.18/950円


月灯りの舞
あの作品、あの監督、あの女優……。
今、愛とエロスの16年半、1000作品の封印を解く――
            <帯より>


日活ロマンポルノについては、今までも数多くの本が
出ているが、これは従来のものに書かれていないものを
論じている。




1971年の11月末からスタートした日活ロマンポルノは
2011年で40周年を迎えた。

著者は後半に登場した監督たちと
同世代という視点で、スタートから観続けてきたという。

映画評論家であり、京都造形芸術大学教授の著者が
熱く論じるロマンポルノ私論。

ロマンポルノ特有の「団地妻」シリーズや
ロマンポルノとSМなどから多数の作品を
紹介し、時代背景と共にその映画の観どころ、
原作、女優についても熱く語られる。

高評価をされた映画を「映画芸術」や「キネマ旬報」の
記事と織り交ぜて評される。

ロマンポルノ」の設立の戸惑いなど、
作り手側の話も興味深く、監督と脚本家の
多様な組み合わせや意外な女優が登場している
作品についてなどはとてもおもしろく読めた。

第11章「ロマンポルノの終焉」と
第12章「 ロマンポルノの男優」も深く書かれている。

ただやみくもに感じさせるだけではなく、
正にロマンあふれる映画は、性愛の何たるかを
観る者に伝えてくれたのであろうか……。




★「わが人生 わが日活ロマンポルノ」
  小沼 勝 (著)
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-11286287162.html



★「ロマンポルノ女優」 早乙女 宏美:著
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10010465251.html




ロマンポルノの時代 (光文社新書)/寺脇 研
¥998
Amazon.co.jp

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「わが人生 わが日活ロマンポルノ」
小沼 勝 (著)
国書刊行会/2012.5.25/2000円


月灯りの舞

神代辰巳、曾根中生、田中登と並んで
《日活ロマンポルノ》を代表する映画監督小沼勝。
谷ナオミ主演SM映画の傑作『花と蛇』や
『昼下りの情事 古都曼陀羅』『箱の中の女』など
独特のロマンティシズムに彩られた耽美的傑作を
数多く手掛けた鬼才監督が日活ロマンポルノに
捧げた映画人生を縦横無尽に綴る回想録!
<帯より>


写真は本紙の表紙だけど、ちょっと隠してみた。


撮影風景や作品の写真なども盛り込みつつ、
当時の撮影話、作品の紹介、ヒロインについてなどが
詳細に綴られ、かなり読み応えのある一冊。



「助監督は辛いよ」の章で語られている、
日活撮影所では助監督が4人つき、かなり序列化され、
それぞれの役割分担があるという話もとても興味深い。



そして「ロマンポルノで監督に」の章では、
女優さんにいい演技をしてもらうためにしたことや、
映像においても様々な実験を試みる監督の
創意工夫、苦労談が語られる。


М女としてはやはり「花と蛇と、谷ナオミと」の章で
語られるSMモノの世界、美しい縛シーンの話は
そそられる。


演技に微妙なわななきやしなやかさが欲しいと
練習するシーンや、谷ナオミが胸をわしづかみにして
悶えるシーンの横で、監督も同じポーズをしている写真が
載ってたりして、つい顔がほころぶ。



山寺ではポルノ撮影とは言わず、
和尚には石段での“擬似撮影”シーンを見せ、
その間に、無縁仏の前で男女がからむシーンを撮影した
というエピソードとか、ロマンポルノの現場は、
自主映画の現場に通じるところもあり、
とてもおもしろく読めた。


ちなみにこの作品は「昼下がりの情事 古都曼荼羅」で
山科ゆりと風間杜夫主演。


一つ一つの作品への愛、女優さんやスタッフへの想いなど
克明に記されていて、映画への愛というものが感じられるし、
映画制作において、学ぶべきものが多かった。



★「ロマンポルノ女優」 早乙女 宏美:著
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10010465251.html



★「愛の寓話―日活ロマン、映画と時代を拓いた恋人たち」
という本も以前読んで感想をアップしたのだけど、
アメプロでは健全なサイト運営にふさわしくない言葉・表現が
含まれている可能性があると、
書いたものを削除されてしまった(泣)。

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「ロマンポルノ女優」
  早乙女 宏美:著
河出i文庫(河出書房新社)/2006.3.4


ロマンポルノ女優

昂り、喘ぎ、呻き、悶える女体。
セックスシンボルの迫真の淫技艶技。
<帯より>

1984年、日活ロマンポルノ『縄姉妹 奇妙な果実』で
映画デビューした早乙女宏美がロマンポルノ女優を
語り、作品を紹介している。

ロマンポルノの女王―白川和子
清純派―片桐夕子、売りはデカダン―宮下順子、
SMの女王―谷ナオミ、演技派―中島葵
など、ロマンポルノには欠かせない女優たち。
そえられたモノクロの写真は、どれもが
いい表情をとらえている。

作品解説も女性の目でストレートに語っていて、
ですます調が逆にそそる。
SM撮影の大変さやどう美しく見せるかのポイント
やエロティックさについての描写も興味深い。
それに、現場を体験されている女優ならではの
視点や女性ならではの感覚で語るので
よりリアルに伝わってくる。

気になった女優は松川ナミ
SMニューウエブ女優として、体を貼った
演技が見ものだったとか。
見たことはないのだけど、
「奴隷契約書」「奴隷契約書 鞭とハイヒール」の
ストーリーは、かなりそそられた。

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