月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


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「あまちゃん」大ブレイクで、
今、「大友」と言えば、「良英!」だけど、
クリエイターでは、「大友」と言えば……。


やっばりこの方!

今週「AERA」(8/26号)の特集の一つに
「大友克洋が生んだ衝撃と未来」があった。

月灯りの舞

浦沢直樹、山本直樹、会田誠らのクリエイターら5人が
「大友以後」の世界を語る。

大友氏以前に存在しなかった表現方法は、
彼の出現以降、多くのクリエイター達に
影響を与えているという。

で、当の大友克洋が影響を受けた人の中には、
上村一夫(「同棲時代」)、石井隆(「天使のはらわた」)の
名前もあげられていた。
マンガでは、ちばてつや作品が教科書で、
いしいひさいちは大ファンだったとか。

私が大学生の時、友人が卒論で「大友克洋」を
とりあげると言って、一緒に大友作品を集めた思い出がある。
マンガ図書館などにも行って、当時の彼の作品や
資料を集めた。

その緻密な描写力もさることながら、奇抜な発想力にも
驚いたものだ。
9年ぶりの新作アニメは時代劇、「江戸もの」なんだって。

他の記事では、「SNS新リスクの護身術」とか、
化粧品30社を調査した「“効く”“新製品”ほど要注意」は
参考になった。

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同じような封印作品本は多々あるけど、出ると
ついつい買ってしまう。


「消されたマンガ」
赤田 祐一 (著), ばるぼら (著)
鉄人社/2013.7.22/¥1300


月灯りの舞

作品が「消される」この背景には、
時代相と切り離せない様々な事情があるということだ。
人権、猥褻、宗教、著作権、盗用疑惑、業界裏事情……

「消されたマンガ」を知ることは、マンガ表現史の問題
だけに留まらない。
この本を読む前と読んだ後で、マンガを見るあなたの目が
変わっていることを切に願う。 赤田 祐一 
               <まえがきにかえて より>


今までの封印作品本より、よく深く切り込んでいて、
とりあげた作品の事情も多岐にわたる。
60タイトル以上が並び、読み応え十分。


ほとんどが、見開きで、1本の作品を取り上げ、
右に掲載時の表紙の画を載せ、
左に「消された」理由の問題のシーンを載せている。


誰もが知っている漫画家さん、みんなが知っているマンガでも
時代によっては消されてしまう回が存在した。


コラムや「証言」もあり、実際に作品が封印された当事者の
インタビューで、問題のエピソードが語られているのも、
とても興味深い。

単行本未収録というのがわかりやすいタイトルの
「狂人軍」は、少年チャンピオンに連載されていたようだが、
作者は藤子不二雄A。
いや~、このタイトルでよく連載してたなあ。


同じく 藤子不二雄Aの「魔太郎がくる!!」。
ヒット作だが、アニメ化はされていない。
さすがに仕返しが残虐すぎて、真似する子供がでると
困るという配慮らしい。
だから、単行本化の時は削除や書き直ししたものが60話
近くもあったという。

未収録の中に作者二人の生い立ちが描かれてる、
制作裏話的な回があったそう。
作者二人はいじめられっ子で、その悲しく悔しい想いを
「魔太郎がくる!!」に全てぷつけていたのだと。



表現の自由だというけれど、やはりマンガって、
子供への影響力が大きいものだから、規制の必要性も
あるとは思うが、その判断が難しいところだろうな。

マンガにも漫画家さんにもドラマがあるね。



他にも封印作品もの。
作品はかぶっているものが多いけどね。


「封印漫画大全」坂 茂樹 :著/三才ブックス
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10429385172.html


「差別と向き合うマンガたち」20071112
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10055637527.html


★同じ三才ブックスのこちらは映像版
「放送禁止映像大全」 20051003
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10004797170.html


★ 「実録 放送禁止映像全真相―封印解除」20090102
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10187234567.html


★太田出版の封印シリーズ
「封印作品の謎」安藤 健二:著 20051003
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10004797170.html


★ 「封印作品の謎 2」安藤 健二:著20060307
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10009942263.html


消されたマンガ/赤田 祐一
¥1,365
Amazon.co.jp

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コアな読者をうならせたカルト作家100人を
一挙に集めたレビュー本。

「偏愛!!カルト・コミック100」
洋泉社(洋泉社MOOK)/2012.8.29/1260円

月灯りの舞

...
奇想かアートか文学か!?
マンガファンを熱狂させた伝説の衝撃作100!!
大御所からゼロ年代以降の注目作家まで。
            <表紙より>


カルトというと、ごくごくマイナーな感じの
イメージだが、ここに登場する作家たちは、
“異質”だが、多くのファンを持ち、
新たな潮流を生む、もはや“正統”か。

見開きで1人の作家の「偏愛ベスト3」をあげ、
ベスト1作品を丁寧に取り上げている。

マンガに精通した執筆陣が、
作品を深く分析し、解りやすく作品を解説している。
ただ、すごい! とか天才!という賛辞だけでなく、
その作家の持ち味やその作品のコアな部分を的確に
表しているレビューが素晴らしい。

マンガって、おもしろい作品だとしても、
私は絵柄が嫌いだと、読まないでいることが多いのだけど、
ここまで書かれると、その作品を読まずにいられない気になる。
正にレビュー力というか、その作家への偏愛度にうなる。

90年代のエログロナンセンスな丸尾末広の「パノラマ島綺譚」が
あげられている。
江戸川乱歩、夢野久作などの原作ものを独自の世界観で
マンガにする彼に、レピュアーは、
“ぜひ沼正三氏の「家畜人ヤプー」をマンガにしてほしい”とある。

そして、“江川達也のやり逃げみたいなマンガ版しかないのは
あまりに惜しい!”とつなげている。

思わず、そうそうそう、とうなづく私。

石ノ森章太郎版のコミックもあるのだけど、
私の中ではどちらも違うものなあ……。
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「マンガで食えない人の壁
    -プロ13人が語る“私はこうして漫画家になった”」


NPO法人NEWVERY内 トキワ荘プロジェクト (著),
園田ゆり (イラスト)
NEWVERY/2012.2.29/1000円


月灯りの舞

おおひなたごう(ギャグ漫画家)
「実は、ダメ出しをされないように描こうとするからダメ」

樹崎聖(漫画家/『10年メシが食える漫画家入門』著者)
「良い作品というのは、一つのことしか言っていない」
(本文より抜粋)
               <帯より>


「トキワ荘プロジェクト」とは、漫画家支援団体で、
漫画家志望者に向け都内にシェアハウスを提供。

これ迄200名ほどを支援し、雑誌や単行本に
デビューした漫画家は18名。



本書では、現役漫画家はもちろん、漫画原作者、
大学・専門学校でマンガの教育に携わっている方、
漫画家を取材してきたライターの方など、
様々な立場の方にお話を聞き、インタビュー形式で
まとめたもの。



「漫画家志望者の成長につながれば」という想いで作られた
本ではあるが、漫画家だけに限らず、創作一般にも
通じることが多く、とても勉強になる。


実際に仕事として漫画に携わる人々の話は
実践的で的確。

ご自身の経験談を交えながら、編集者との付き合い方や、
仕事のてぎると人が放つオーラの話だとか、
興味深くつ、おもしろいものも多い。




「漫画で重要なのは、食材よりも、料理法」
           (田中圭一)






マンガで食えない人の壁/NPO法人NEWVERY内 トキワ荘プロジェクト
¥1,050
Amazon.co.jp

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「マンガの脚本概論」
竹宮 惠子:著
角川学芸出版 /2010.4.8/2000円


月灯りの舞

巨匠が明かすマンガの「ストーリー創り」の秘密。
                      <帯より>



これまでの“マンガ評論”や絵の技術に偏った“マンガの描き方”的
なものではない、マンガという表現手段の特性を活かした
“マンガのストーリー創作法”。


著者の過去10年にわたる京都精華大学での講義の集大成。


さまざまなジャンルの実際のマンガのコマを参照させ、
具体的な説明がなされていて、わかりやすい。


第四章「マンガ脚本・基礎編」の
第一講には「マンガで短歌を表現する」というのがある。


短歌は短い文章で情景と心を詠み、その解釈は受け取りに
委ねられる。


仮想空間を共有し、どのようにでも理解できる間口の広さを持つ
意味で、ネットと短歌とマンガの性質は似ているのだと著者は
語り、短歌をマンガで表現するステップと例をあげている。



マンガの脚本概論/竹宮 惠子
¥2,100
Amazon.co.jp

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「藤子不二雄Aファンはここにいる BOOK1 座談会編」
  稲垣 高広 :著
  社会評論社/2009.12.10/1900円


月灯りの舞


幅広いA作品史をスリリングな分析で読み解く
初の本格作品論の登場です。

A先生の作品およそ100作を語る!
        <帯より>

著者は、藤子不二雄A作品と藤子・F・不二雄作品を
テーマにしたブログ
「藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記」
を運営中。


7人の熱烈な藤子ファンが集まり、
作品について語り合った座談会を1冊にまとめたもの。


参照画像もある。


ディープなファンだけに編愛、信仰的面も
あるが、著者は

「熱烈なお世辞的な手放しの礼賛を避け、
 繰り返し作品を読みこんだすえの実感や考察を
 真摯に語るようにした」
とあり、
作品紹介としてもとても解りやすい。



ソフトカバーでこのお値段は ちよっと高めだけど
これだけの作品を紹介しているのは
そうないと思うから、ファンは手元に置きたいと思う。


読み応えたっぷりで、コアな作品も取り上げている。



「藤子不二雄」名義で発表していた作品も、
けっこう初期の段階からもう分業し、
それぞれが単独で執筆していたらしい。

A先生の作品は、青年向けで、ちよっとブラック的
なものが多いのかな。



あまりA作品、F作品と区別してなかったけど、
私の本棚にある短編集を観ると「F」作品ばかりだった。

一つだけ持っていた「A作品」は「愛ぬすびと」という作品。

月灯りの舞
『愛ぬすびと』より



「愛誠」という名前の主人公の男が、
次々と女性に近づいて、いくらかのお金を巻き上げる。
そして、女性からせしめたお金は、心臓病で入院中の
愛する妻のために使う。


いわゆる結婚詐欺師的な話のオムニバス。
1973年に「女性セブン」に連載された
劇画タッチの異色作。


なぜか、カバーがなくなっている。
装幀は宇野亜喜良だったのに。




月灯りの舞
「愛蔵版 藤子・F・不二雄 SF短編集
 第一巻 カンビュセスの籤」


第一巻は表紙カバーに「藤子・F・不二雄」と表記されているが、
第二巻は「藤子不二雄」になっている。


昭和40年代後半から50年代にかけて、
ビックコミックなどの雑誌に掲載された
オトナ向けF短編集。


第一巻の解説は筒井康隆。



タイムトラベル、パラレルワールド、宇宙など、
少年が夢見るSF世界を描く。
毒気は少ないけれど、シニカルに見つめていて、
現代を予見させるような作品も多い。


月灯りの舞



月灯りの舞
「第三巻 征地球論」



三巻で完結。

と゜れも分厚い。


SF短編集は、話づくりヒントになることが
いっぱい。



月灯りの舞
ビックコミックの作品ばかりを集めた

「藤子・F・不二雄 SF短編集」




私は表題になっている「カンビュセスの籤」
という話がせつなくて好き。
終末戦争後に出逢った男と女の行く末は……。
生き残るために籤を引く。

 第二巻 みどりの守り神
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封印シリーズの最新刊。
今回は「漫画」に限定し、
どの表現のために封印に至ったのか、
その背景や封印までの顛末、
作者が表現したかったことを解説。


「封印漫画大全」
坂 茂樹 :著
三才ブックス/2009.10.9/1300円


月灯りの舞

漫画のすごさ、素晴らしさを布教するのは
そんな漫画バカの皆さんにお任せするとして、
本書は僭越ながら、その極北であるかもしれない
漫画の裏面史を追っていきたいと思う。


ビジネス的な観点からすれば、
本書で取り上げた作品の多くは賊軍という
ことになる。

ただし、スリリングな面白さでは
こっちの方が勝っている。

なぜなら、もともと漫画はスリリングな
媒体だったからであって、しかも漫画家の
魂は多分に前衛的で戦闘的だったからである。

          <前書きより>



様々な理由によって、単行本が発売されない作品、
単行本から削除された作品、
一部を変えて発売された作品など、
封印漫画の歴史が見えてくる。


誰もが知っているような有名漫画家、
有名漫画のものから、
かなりマニアックなものまで揃えている。



封印シリーズはいろいろ読んでいるけど、
これはかなり読み応えがあった。


時代ごとに、一つの作品を見開き2pから6pに
渡って解説。

問題となったカットの部分も掲載されている。

修正後に掲載されることになったカットは、
修正前との比較カットも表示されている
ものもある。



差別的なもの、エロすぎるものというのは、
誰が見てもわかりやすく、
作者も意図しているところはあるのだろう。

時代によっては、その位でというものもあれば、
逆に、今の時代なら絶対書けないだろうという
過激なものまである。



だけど、作者の意図せぬところで、
解釈されてしまい抗議されたものもあり、
そんな作品に関しては、作者の無念さが伝わる。


自主規制や連載打ち切りに追い込まれた作品、
一度そういうレッテルを貼られてしまった作者の
その後の失速を読むと、いたたまれない。


表現の難しさというものを改めて感じる。


意外に「人肉」ものが取り上げられいる。
極限状態においての「人肉食い」は
ヨシとされることもあるようだが、
安易に描けないテーマである。


1980年発行の実験的漫画誌「ポップコーン」に
掲載された赤塚不二夫のブラックジョークな
ギャグ漫画「キャスター」は過激だ。


“人肉料理レストラン”だもの。
へその緒ヌードル、脳みそどんぶり、胎児ピザ……って。

もちろん即刻回収だったようだが。


赤塚漫画の「面白ければ、それでいいのだ」って
わけにはいかなかったのだろう。


料理漫画ナンバーワンの「美味しんぼ」にも
「謝罪」したエピソードがある。


離乳食を与えるシーンで、
乳幼児に与えてはいけない食品を与えているシーンが
「不適切」と抗議されたものだ。


これは作者自身の経験を元に書いたそうだが、
社会情勢や日本人の健康事情の変化によって、
食品事情も変わっていることを見落としたようだ。


やはり影響力の大きい漫画ならではであろう。
漫画といえども、特に「食」に関するこというのは、
細心の注意が必要だ。



漫画の表現ではなく、「注釈」に寄って、
抗議されたケースもある。


1996年「別冊フレンド」に掲載された漫画で、
とある大阪の地名に対して
「気の弱い人は近づかないほうが無難なトコロ」と
欄外に注釈がついている。


その地域に住む中学生が教師に報告し、
その地区の団体から抗議が来て、
謝罪、連載打ち切りとなったという。


でも、この注釈をつけたのは作者自身ではなく、
副編集長だったらしいが、著者が謝罪文を掲載。

漫画自体は全く差別とは関係ない話だったのに、
こういうカタチで連載が打ち切られたのは
作者も無念だっただろう。


逆に抗議した団体も「漫画を打ち切りにした団体」として
逆に抗議されることになり、再度経緯を説明する
二度目の謝罪文も掲載されたという。



絵でも言葉でも、全体を見ずに、
ある一部だけを取り上げて抗議されたり、
作者の意図とは別なところで悪い方に解釈されたり
することも多々ある。


表現するものとしては、考えさせられることが
多い本であった。



★「差別と向き合うマンガたち」20071112
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10055637527.html


★同じ三才ブックスのこちらは映像版
「放送禁止映像大全」 20051003
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10004797170.html

★「実録 放送禁止映像全真相―封印解除」20090102
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10187234567.html


★太田出版の封印シリーズ
「封印作品の謎」安藤 健二:著 20051003
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10004797170.html

★「封印作品の謎 2」安藤 健二:著20060307
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10009942263.html


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「物書きの参考になるかもよ」と、
大阪芸大の同人雑誌『河南文藝』
バックナンバーをたくさんいただいた。
うれしい。


同人誌といえども
小池一夫 責任編集である。


中身が濃くて読み応えたっぷり。


それに、ちょうど私が興味のある
「映画」「演劇」「ケータイ小説」
三つの特集が揃った。



河南文藝「映画と演劇


:「河南文藝」VOL.2(2005.12.26発行)
特集『演劇が面白い!』


  2005年版ではあるが、注目の演劇人や劇団が
  とりあげられている。
  「劇団☆新感線」の演出 いのうえひでのりの
   ロングインタビューもある。
  
  ●小池一夫の誌上キャラクター原論(造形学篇)
   第二回【キャラクターには時代や国を越える力がある】

   エンターティメントとキャラの関係やいかにして
   スーパーキャラを作るかなどについての講義が
   書かれている。


:「河南文藝」VOL.3(2006.8.22発行)
  特集『キネマが元気!』


  こっちは2006年版で、映画特集なので
   映画監督、脚本家のインタビュー。
   
   対談は「みうらじゅんと水野晴郎」
   写真の水野氏は痩せてたなあ。
   映画評コーナーも担当してた水野氏、
   映画演出技法の「横移動」のおもしろさ
   についても述べている。


   『隠れ名作30選』では、ちょっとマニアックな
    邦画ばかりがとりあげられていた。


    私の好きなエロティック邦画ベスト3である
    「女因さそり」(1973年の梶芽衣子版)
「修羅雪姫」(1973梶芽衣子版)
「聖獣学園」(1974年)の三本もあげられていた。
       


河南文藝 ケータイ
「河南文藝」VOL.4(2007.11.29発行)
    特集は『読みたい! 書きたい! ケータイ小説』


     ケータイ小説の総レビューやケータイ小説の歴史、
     実際の書き方など詳しく書かれている。


     ●小池一夫の誌上キャラクター原論(番外篇)も
      【モバイルとキャラクター】であり、
       モバイルの現代をキャラクターを通して分析したり、
       「ケータイ小説」こそがキャラクター的であることを
        述べている。

  




大阪芸大

:「河南文藝 漫画篇」vol.5 (2005年新春号)
   
  “日本初! 大学が創る漫画誌です”とある。

キャラクター造形学科教授でもある漫画家・永井豪の
インタビューや、客員教授でエヴァのプロデューサ氏と
ダイエット前の評論家 岡田斗司夫との対談など
クリエイター必見の書となっている。

掲載漫画もレベルが高い。


:「河南文藝 文学篇」 (2003年秋号)
  
  コピーは“読みたいものがここにある。
        大学発!! ジャンルを越えた新文藝誌”

   特集は「河内の風土と文学」
   表紙イラストは宇野亜喜良


:「河南文藝 文学篇」 (2004年秋号)

特集は「芸術としての空間 --日常と非日常の境界--」

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「マンガ脳
  マンガを読むと頭が良くなる!」

  米山公啓:著
   アスペクト/2008.6.23/1300円


マンガ脳.

マンガが楽しい理由、
読むと頭が良くなる理由を脳科学的に徹底検証!
             <帯より>


最新の脳科学の研究結果を紹介しつつ、
さらにマンガを読むことで育まれた創造性豊かな
“マンガ脳”が日本の経済と産業を発展させてきた
という「マンガ脳仮説」を提起し、検証している。



脳科学っていうと、なにやら小難しそうだけど、
図解も多いし、マンガの絵の紹介も多く、見やすいし、
わかりやすい言葉で書かれている。


例としていろんな人気マンガが出てくるから、
イマジネーションがしやすいので、
活字が多くても読みやすい。


作者は神経内科の専門の医者であり、作家。
脳卒中や認知症、老人医療も専門。
だから、まずは「医療マンガ」についてを
とりあげている。 


人気の医療マンガについての検証と、
そのコマの持つ意味や、脳へのはたらきかけの
効果なども語っていて興味深い。

人は見たことの無いものを見ると、右脳が
刺激される。
右脳はイメージを作り出す脳なので、
直感が刺激されるということ。


左脳は吹きだしの文字をみ、ストーリーを
理解し、その情報を右脳でイメージ化。

マンガは右脳と左脳の両方を一度に刺激するということ。


同じマンガを読んでも、「つまらない」という人と
「おもしろい」という人や『医龍』が好きな人と
『ブラックジャックによろしく』が好きな人が
いるのは、脳内の情報によるもの。
視覚情報と知識や好みが一致し、変換されて伝わるから
だとか。



その人の脳内の経験や知識によって、
感じ方が違うので、「繰り返し読むマンガ ベスト5」
のデータも年代や時代によって変わっている
という分析もおもしろい。


どういうシーンで脳内を刺激し、
「ドーパミン」が分泌され、
読者の承認欲求が満たされているのかとか、
恐怖や興奮などの「ノルアドレナリン」が出る
マンガやタッチにはどういうものがあるかも書かれている。


逆にどういうマンガだと「リラックスホルモン」と
呼ばれる「セロトニンけが分泌されるかなど
検証してるのも なるほどと思う。

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朝日新聞で七年以上にわたり傑作コミックを
紹介してきた著者が書いた渾身の一冊。


「現代マンガの冒険者たち
 -大友克洋からオノ・ナツメまで-」
  南 信長:著
  NTT出版/2008.5.15/2400円


現代マンガの冒険者たち
マンガはどのように進化してきたのか?
あの作家のどこがすごいのか?            
マンガをもっと楽しむためのガイドブック!
        <表紙折り返しより>   



広がり続けるマンガ世界の完全ナビ本。

参考文献の数とマンガ家索引数のすごいこと。
ボリュームたっぷりで、分析力も鋭くて、
マンガ界が見渡せる。


第一章【ビジュアルの変革者たち】では
“現代のカリスマ”井上雅彦、
大友克洋の以前・以後、江口寿史、鳥山明らに
ついて深く探求。

年代ごとのマンガ家系譜図は圧巻。
懐かしいマンガ家さんの名前や、
マニアックな方まで、全般網羅している。


第二章【「Jコミック」の正体】は、
90年代を象徴するマンガ家たちとして、
岡崎京子、松本大洋、古谷実などについての分析。


第三章【「ギャグ」に生き「ギャグ」に死す!】では
ギャグマンガの系譜について。


第四章【「物語の力を信じる者たち】では
「ストーリーテラーたちの世界観」についてが
論じられ、ストーリーテラー的資質を持った作家が
たくさん紹介されている。
系統による分布図もあり、一番興味深い章である。


第五章【「少女」は成長して「女」になる、か】では、
少女マンガの系譜について。


マンガ好きには、たまらない一冊であるが、
ただマンガを紹介するだけでなく、
表現者方法として、その画の持つ意味や
テーマなど深いところまで読み解いているので
とても勉強になる。


お高いけど、マンガも挿入されているし、
読み応えたっぷりで、好きなところから読める。


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