月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


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ムック本『YUCARI』VOL.14号の特集は
「ふるさと、お国ことば」。


ふるさとの言葉を通して、その地方の
歴史や伝統、風土、文化にふれてみる。


島根の「出雲ことば」や
坂本龍馬が伝えたダイナミックな「土佐弁」、
九州方言などがとりあげられている。


郷土をテーマにした絵本や郷土菓子も
美しい写真と共に掲載。


NHK朝ドラにみる「方言の役割」も興味深い。
もちろん「あまちゃん」の“じぇじぇ”とか
「花子とアン」の“こぴっと”とかね。


落語に生きる「江戸ことば」も紹介されていたので、
江戸つながりの本も。


YUCARI vol.14 ふるさと、お国ことば (マガジンハウスムック)/著者不明
¥700
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去年、受講した運劇どっとこむの戯曲講座の
講師は平田オリザの青年団の方だったので、
平田オリザの演劇に関する本を紹介してくれたり、
年末の最後の戯曲講座の時には、
井上ひさしの「父と暮らせば」の戯曲も紹介された。

そんな、演劇界を代表するようなお二人の
対談集の文庫化。


「話し言葉の日本語」
平田 オリザ・井上ひさし (著)
新潮社 (新潮文庫)/2013.12.24/590円



せりふの専門家である劇作家ふたりが、
話し言葉について徹底検証。
従来の日本語論とは違う角度からその本質に迫るとともに、
日本の演劇を真摯に見詰める――。
せりふにおける助詞・助動詞の重要性、
日常会話とせりふの相違、敬語や方言や流行語の
扱い方など日本語のマエストロによる話題は
汲めども尽きない。
              <裏表紙 より>
 


「日本語論」というよりは、「話し言葉」に重点を
置いた演劇論の対話集。

 


演劇というのは観客が生で感じるものであり、
すぐそこで演じられているものであり、
現代を舞台にしていても流行語とかも通俗的な言葉は
あえて使わないという二人。

  


平田オリザは時代背景をぼやかすために「近未来」に
設定し、井上ひさしは現代は書かず、時間軸を過去に
置いて書いたという。
そんな対照的な面もある。

  


そして、お二人とも資料として読むのではなく、
その時代の手記を読んだり、
当時の「日本語のシャワーを浴びる」のだと。


お二人のたくさんの作品の実例を上げたり、
有名な戯曲を例にとって演劇の構造の説明をしたり、
台詞という「演劇」の中の言葉から、さまざまな
日本語を検証していく。

  


演劇だけにとどまらず、情報の整理術、アイデアを
形にする方法などものぞかせて、知識あふれる
中身の濃い対話集となっている。


話し言葉の日本語 (新潮文庫)/平田 オリザ
¥637
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録画していたNHK BSプレミアム
「歌謡曲の王様伝説  阿久悠を殺す」
をようやく観た。

この刺激的なタイトルは脚本を手掛けた
一色伸幸がつけたそう。

1980年1月17日、直木賞発表当日の話。
作詞家として活躍していた阿久悠が
書いた小説『瀬戸内少年野球団』が
直木賞で落選。

その夜、迷ってたどりついた場末のスナックでの
一夜を描いた作品。
まるで一幕劇のような感じ。

スナックのカラオケで歌うのは阿久悠の作詞した
歌たち。
テレビから流れるのは、実際の歌手たちが語る
阿久悠のインタビュー映像。

虚実取り混ぜた、ちよっと不思議な物語。

阿久悠を演じるのは、吹越満。
全然、阿久悠のイメージじゃないけれど、
とてもシリアスで抑えた演技がシブイ。

彼の作った歌の歌詞から引用されたり、
クリエイターとしての葛藤や覚悟、
山に登りつめたものだけが知る苦悩、
山登りは登りよりも下りが辛いこと等、
「言葉」で感じさせてくれた。

阿久悠がはなった台詞
「心を通して発したものだけが“言葉”なんだ」
が胸にしみいる。


「文楽(ぶんがく) ―歌謡曲春夏秋冬」
   阿久 悠:著
河出書房新社/2000.5.8/1800円

歌-詞(ことば)と音の交響・快楽の器。
作詞生活33年、世に送った歌5千余曲。
歌謡曲に新しい世界を拓いた阿久悠が、
言葉痩せた今の日本に、息づく詞の再生を求めた
書き下ろし。
           <帯より>




『「企み」の仕事術』 (男のVシリーズ)
   阿久 悠:著
ロングセラーズ/2006.7/1400円

ひとつの歌詞の中で大河ドラマだって作れる-。
             <帯より>

他にも阿久悠の著書、阿久悠を語った本はいっぱい読んだ。
彼の歌詞の中にはドラマがあって、その言葉には「想い」が
あるから……。

★「華 ―君の唇に色あせぬ言葉を―」
 文:阿久 悠/写真:大出 一博
 産経新聞出版/2008.9.30/3000円
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10421783956.html


★阿久悠は本当は映画プロデューサーになりたかったって。
「歌謡曲という快楽
 ―雑誌『よい子の歌謡曲』とその時代」
宝泉 薫+ファッシネイション:編
オフサイド・ブックス/彩流社/2002.11
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10124841508.html

★他者が語る阿久悠。サブカル論。
「ヒットメーカーの寿命
  ―阿久悠に見る可能性と限界― 」
高澤 秀次:著
東洋経済新報社/2008.12.19/1600円
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10403989040.html

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ワタワタとした日々が続き、ゆっくり本が読めず、
活字中毒者としては、こんな本で活字補給。


「官能艶語録―厳選1400手」 (サクラ新書)
笠倉出版社/2013.5.24/752円


月灯りの舞

肉体、器官、体液、しくざ、性技、アブノーマル……
有名作家から気鋭の若手作家まで、
エロスの表現者たちが魅せる官能ワード1400語を収録!
               <裏表紙 より>


独特で魅力的な表現が特徴の官能小説。
その美しくもエロチックな表現の言葉が並ぶ。
妖しくエロスな世界へと引き込まれる1冊。



私の本棚には こんな似たような本がいっぱいある。


★「性語辞典」 柴田 千秋:編(河出書房新社)
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10517805336.html



★『官能小説「絶頂」表現用語用例辞典』永田 守弘:編(河出書房新社)
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10165402986.html



★「官能小説用語表現辞典」永田 守弘:編集( マガジンハウス)
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10004765605.html



官能艶語録―厳選1400手 (サクラ新書)/著者不明
¥790
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福島の子どもたちからの「原発」への
視点を集めた本。

「はやく、家にかえりたい。
  : 福島の子どもたちが思う いのち・かぞく・みらい」
鎌田 實 (監修), ふくしま子ども未来プロジェクト (編集)


月灯りの舞

「早く放射能がなくなったらいいな」
福島の子どもたちは原発事故をどう受け止めているのか。
家族や友だちと離れ離れのくらし、放射能への不安、
終わりの見えない避難生活。
警戒区域に暮らしていた子どもたちが、あの時、今日、
未来を綴ってくれました。
                <帯より>

現実を目の当たりにした素直な言葉が並ぶ。
原発の恐怖、批判、怒りの声の中、
原発関係の仕事をしている家族がいる家庭の子ども
たちの苦悩が、痛々しい。

子どもたちは克明に被害のことを語る。
現実を見つめ、記録していくことの強さ。
そして、多くを失い、大切な人と別れる悲しみの中、
様々な人とのふれあいや励ましにより、
復興へと前向きに向かう強さ。

はやく、家にかえりたい。: 福島の子どもたちが思う いのち・かぞく・みらい/著者不明
¥1,365
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『「売り言葉」と「買い言葉」
  ―心を動かすコピーの発想』
岡本 欣也 (著)
HK出版新書 412/2013.7.10/¥740

月灯りの舞


コピーの名作や自作を例に、売り手目線の「売り言葉」と、
買い手目線の「買い言葉」という独自の整理で、
人の心を捉えて行動へと結びつける「動かす言葉」の秘密に迫る。
             <表紙折り返しより>

「広告コピーは人の心を動かす言葉の宝庫」と語る著者が、
歴代の名作コピーをあげながら、人を振り向かせたり、
共感を呼ぶ言葉を分析したり、その発想法を解説していく。

懐かしく、今も心に響く言葉たち。
インパクトがあるだけでなく、そこには深い意味が
隠されていたり、短い言葉にドラマが見える。

そして、その時代が蘇る。

日本語のおもしろさ、ダジャレなのにオシャレになるコピーの
不思議さ、コピーを探る楽しさを感じる。

「売り言葉」と「買い言葉」―心を動かすコピーの発想 (NHK出版新書 412)/岡本 欣也
¥777
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島根で開催されているプロジェクト。
ミュージシャン浜田真理子が、月に一度の講座・ワークショップ・
コンサート・トークショウを開く「スクールMARIKO」。
NPO法人プロジェクトFUKUSHIMA!より講師を招き、
真理子さんが司会進行、あるいは生徒となって一緒に学ぶというもの。

先月、新宿ピットインのライブに行った大友良英氏が
プロジェクトFUKUSHIMA!の代表。

「スクールMARIKO」の先月の講師は詩人の和合亮一氏で
≪「福島についてあるいは「詩の礫」について≫だった。

とても興味深く、行きたかったが行けなかった。
代わりに、和合亮一の詩集が出ているので読んだ。

「詩の礫 起承転転」

和合亮一著
徳間書店/2013.3.9/1400円


月灯りの舞


2万2千人超のフォロワー、各メディアを共感させたツイッターに
放たれる福島からの詩人の叫び。
3・11から2年を経て、その言葉の力は、どこまでこの国に届いたか―。
                 <帯より>

紙の上に縦書きで肉筆により書くことしか
認めていなかった著者が
「放射能が降っています。静かな夜です」と呟いてから、
モニターの前で鬼になり、物書きとしての全力を注ぐという。

心に降って来るものに忠実に、
言葉のかけら(呟き)をこぼさないように、
それをすぐに投げるということを心がけて
ツィッターにつぶやき続けた言葉たち。


原子力とは  親と子の かけがえのない一緒の暮らしを
離れ離れにしてしまう ものなのだ 私は 原子力の
賛否を問いたい のではない 福島の事実を述べたいのだ
如何               (2012.6.20)


詩の礫 起承転転/和合亮一
¥1,470
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いよいよアリエスの季節到来!


占い本というよりは、自己分析本として
おもしろく読めるのが石井ゆかりの星座シリーズ
「牡羊座 ARIES」


月灯りの舞

牡羊座は春の一番最初の星座なので、
春の始まりの新しさ、ういういしさ、
産まれたばかりの透明な純粋さの象徴の星座と。


双子座、乙女座、天秤座、水瓶座という星座は、
すべて星座の中に「人」が入っているので、
比較的礼儀正しくなるそう。


しかし、牡羊座のように「けもの」によって示される星座は
あまり形式や儀礼にとらわれない、ざっくばらんな態度を
とる人が多いし。


ケモノだもの。
本能のままだもの。


この間、同じ牡羊座の人と話していると、
白黒はっきりつけたがるとか、猪突猛進的であるとか、
感情の振り幅が激しいことなどは牡羊座の特徴かもと思う。


京都で観て来た「ゴッホ展」だが、
炎の画家ゴッホも牡羊座。


そして、この本にもゴッホについて
「ほかの画家の絵についても、美しいものには激しく感動し、
 賞賛を惜しみませんでした。
 でも、評価できないものについては“よくない”と
 はっきり切り捨てました。
 白黒がハッキリしていて、しかもその評価がいかにも
 純粋でストレートなのです。
 
 彼は常に何かと闘っていたように思えます。
 その闘い自体が、彼が生きていることそのものなのだ、と
 思えます」
とある。


うんうん、アリエスは 火の星座。
いつも激しく燃えていないと生きていけないのかも。

周りに火の粉を散らさぬように 気をつけながら……。


牡羊座/石井 ゆかり
¥1,000
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普通の小説では多様されないが、ここ官能小説の世界では、
このオノマトペが重要にアイテムとなる。

「オノマトペは面白い
 ---官能小説の擬声語・擬態語辞典」
永田 守弘 (編著)
...
河出書房新社(河出i文庫)2012.12.5/1200円

月灯りの舞
長年のオノマトペ採集から見えてくる豊饒な官能世界!
             <帯より>

一日に一冊以上、官能小説を読み続けて50年になる
著者が集めたオノマトペたち。
おびただしい参考文献から抜粋している、ナマの音たち。

しっとりとじっとり。
ぐちゃぐちゃとぐちょぐちょ。
似ていても微妙に違うオノマトペは用途によって、
ニュアンスが変わって来る。

想像力をかき立てる音や声には、心地よいリズムが
あるのだろうなあ。



この方はこっちも書かれてる。
★『官能小説「絶頂」表現用語用例辞典』永田 守弘:編
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10165402986.html

★「官能小説の奥義」 永田 守弘:著
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10053159646.html
続きを読む

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「心に残る名作コピー」
パイインターナショナル/2012.6.27/1900円

月灯りの舞
語り継がれるべき225の名作コピー
           <帯より>
 
人気広告コピーシリーズ第2弾の
不動の名作キャッチコピー集!
コピーライター全盛期と言われた80年代頃から
現在に至るまで、その時代を象徴する名作キャッチコピーを
グラフィックとともに時代別に紹。

ネットの時代になって、誰もが情報を発信できるから、
「広告」の言葉のチカラって弱くなった気がするけど、
少し前の時代はキャッチコピーの言葉のチカラって
偉大だったなあ。

言葉一つ、助詞一つにこだわり続けた昔が懐かしい。

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