月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


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12/14 大阪 シアターブラバにて、

「シダの群れ3 港の女歌手編」を 観劇。

戯曲本も買った。




主役のチンピラを阿部サダヲ、
歌手ジーナを小泉今日子。
豪華なキャストの岩松了の任侠モノ。

席が前から5列目だったので、
役者の表情もとてもよく見え、
より臨場感があった。

組の抗争で、台詞だけなので、
人物関係が最初は、

ちょっと分かりにくかったが、役者の熱さが伝わってきた。

港町のクラブなので、生演奏が
あると聞いてて、楽しみだった。
生バンドの魅力も活かされていた。
魅惑のテナーサックス、優美なペットの音は素敵。
もちろん、キョンキョンの歌も
セクシーだし、キョンキョンの
美しさと強さは輝いていた。

歌う時、観客を「長い手で抱きしめるの」というジーナの台詞があるが、
これは実際にキョンキョンが、
自身のコンサートの時の想いを
岩松了に語っていたのを岩松が、覚えていて、台詞に盛り込んだのだとか。

舞台でドンパチものをやるのはどうかなと思ったが、割と自然であった。

森本(安倍)は、思ったより、
控えめに見えたが、ジーナに寄り添い常に存在感を放っていた。
本当の男の優しさというのは、そういうものなのかもと、思わせる。

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秋はシナリオ公募シーズン。
大小、多くのシナリオコンクール〆切りがある。


そんな中、今月の「公募ガイド」10月号の特集は
「小説に生かす映像のテクニック」。


月灯りの舞

マイミクのカッシーさんこと脚本家であり小説家の

柏田道夫先生が
「小説を書くためにシナリオを書く効用と課題」
について語られている。


そして、エンターテイメントとしての映画ならではの
飽きさせないテクニック、映画に学ぶ構成、
小説ではやりにくい映画の技法についても、
それぞれ章ごとにポイントが書かれている。


文章は言語脳だけでも書けるが、
描写をするにはイメージ脳が必要だと。

いいシナリオは映像が浮かぶっていうものね。


月灯りの舞

私が「月影ユカリ」名で漫画原作デビューした漫画。
「ようこそムンパラへ」。
「ムーンパラダイス」という店名の大人のオモチャ屋
さんのお話。


今は亡き「週刊特報」という雑誌に掲載された。
エロ多めのオヤジ雑誌。


漫画原作はいろんなカタチがあるけれど、
私はシナリオ形式で書いたので、
漫画原作のお仕事はシナリオを書く上で
とても勉強になった。


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「シナリオ別冊 名作映画の構造」
久保田圭司 (著)
2010.12.10/シナリオ作家協会/1600円


月灯りの舞

名作映画に学ぶ、「見せる」ための工夫、
「構成」の方法――
          <表紙より>
    
月刊「シナリオ」誌の別冊号。
              
「名作映画」をシナリオ側から紹介し、
物語の構成が理解し、描かれたドラマを読み説く。


そして、精密な構成の中で、テーマとドラマと
人物の巧妙な描写の過程からなる
“名シーン”や“名セリフ”も同時に味わう。

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今月の「シナリオ」誌は 表紙もエロティックな
『石井隆特集』。


月灯りの舞

新作の「フィギアなあなた」と自選シナリオ
「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」が掲載され、
石井隆のロングインタビューもある。

「フィギアなあなた」は石井隆自身の劇画が原作で、
主演の佐々木心音の「着エロ」の映像から、
つなげていったという創作経緯の話しがとても興味深い。

フィギィアはもの言わぬ人形だが、性人形でもない。
青年の妄想の中だけで生きる。
そんなフィギィアを生身の女性が演じる。
ワイヤーアクションの苦労話とかもあり、
石井監督の「見たい絵」がスタッフによって実現していく
のだと。

今月は内容が濃く、「脚本家による『自作を語る』」や
「白鳥あかねの“気になる映画”面白い映画とは~」が
読み応えあって、勉強になる。

アンケート「シナリオ作家協会会員にきく
“あなたにとって『シナリオ』誌とは?”」は、
シナリオ誌絶賛の言葉だけでなく、不満や要望が
叩きつけられていて、ある意味笑った。

「掲載シナリオがひどすぎる~叩きつけたくなる
物がたびたびある。~選考方法に問題があるのだろう。
検討すべきだ。そうでなければ私は封も切らず、
シナリオ誌を紙屑カゴに放り込むことをやめない」とあり、
「アンケートを募集した編集部の勇気に乾杯」としめている。

確かに、様々なシナリオがある。
私も以前は定期購読していた「シナリオ」誌だが、
最近は、読みたいシナリオが掲載された号だけ購入している。

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山田太一のムック本。

「山田太一
 ---テレビから聴こえたアフォリズム」
河出書房新社(文藝別冊/KAWADE夢ムック)
2013.5.27/1200円

月灯りの舞



『ふぞろいの林檎たち』の放送から30年。
『早春スケッチブック』『岸辺のアルバム』『異人たちとの夏』など、……
時代の「魂」を描いた脚本家/作家、山田太一の本邦初の総特集。
                  <表紙より>

シナリオの勉強を始めた時、初めてのシナリオ講座での
ゲスト講演が山田太一だった。
シナリオを学ぶものに寄り添った、優しい方であった。
弱者や敗者の視点をいつも意識した作品への想いが
伝わる。

縁あって、山田太一のコアなファンの集いに参加させて
もらったり、山田太一戯曲の観劇会でいくつか芝居を観て、
深い人間への洞察力と愛があふれる山田太一作品とそのご本人
にはいつも感銘をうけたものだ。

本書は、「山田太一全ドラマ解説」を始め、
アルバムやインタビュー、
著名人との対談や著名人による山田太一へのエッセイ等、
正に山田太一の集大成。

「ドラマ名ゼリフ集」はシナリオを学ぶものには
大変参考になる。

山田太一自身の書下ろし最新エッセイや
山田太一が選ぶ「50年後も観られるべき映画20本」は
興味深い。

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脚本の本だけど、ハウツー本とはちょっと違って、
心構えや日ごろのアイディアの活かし方のヒントになる
本。

特に脚本を書く人だけでなく、創作をする人みんなに
あてはまる内容で、モチベーション喚起になる一冊。



脚本を書くための101の習慣

  ──創作の神様との付き合い方」
カール・イグレシアス (著), 島内哲朗 (翻訳)


月灯りの舞

22人の脚本家による、書き続け、成功するための秘訣。
すべての脚本家に捧げる 知恵と情熱で生きる名言満載
              <帯より>


“脚本の書き方”を伝授する本ではなく、本書の特徴は、
すでに成功を収めている脚本家たちに“成功者のやり方”を問う。

というように、一流の脚本家の「プロの習慣」に焦点をあてていて、
それぞれの脚本家が「創造性」「物語の職人芸」「売り込み」
等の項目で自分達の秘訣を語ってくれている。

著名人達の「名言」も、短い中に、教訓がこめられ、
なるほどと思うことばかり。

執筆モードの時、音楽を聴く派と聴かない派がある。

「音楽には魂の最も深い部分に触れ、
     想像力に翼をつける力がある」(プラトン)

「静寂こそが最も雄弁な時がある」(リロイ・ブラウンロー)             


フィルムアート社の映画、シナリオ関連本って、
写真のみでシンプルな装丁が多いけど、
これはちょっと装丁がオシャレだなと思ったら、
若手ブックデザイナーの方が手掛けている。


「書かない人生など、つまらない。
 でも人生を楽しまなければ、何を書いてもつまらない」

            (フラナソワーズ・サガン)

脚本を書くための101の習慣 ──創作の神様との付き合い方/カール・イグレシアス
¥2,100
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マイミクのカッシーさんこと、
シナリオセンター講師で作家の柏田道夫先生の新刊。


別冊ドラマエンタテイメントの書き方3
    ~アカデミー受賞作に学作劇術」


月灯りの舞


月刊ドラマ誌の2010年1月号から2011年12月号まで
24回連載されたものを一冊にした「月刊ドラマ」別冊本。

アカデミー賞の脚本賞、脚色賞、作品賞などを獲った映画作品を
脚本づくりの観点で分析。


ハコ書き、ディテール、伏線等を盛り込んだ「構成表」の
図式は、わかりやすく、シナリオ作法書として効果的。

シナリオライター向けのシナリオ指南書ではあるけれど、
映画のお好きな人の手引きとしても面白い。


「空間限定型」の構造として、「ローマの休日」(26回脚本賞)
と「千と千尋の神隠し」(75回長編アニメ作品賞)とを
比較して分析しいるのも興味深い。
内容もジャンルも全く異なる作品の構造が同じというところに
映画の表現の巧みさとおもしろさに気づかされる。

社会派の「クラッシュ」(78回脚本賞・作品賞)は
「多視点・多人物交差型」であり、
“人種差別”というキーワードて゜、様々な人種が交錯する
ヒューマンドラマ。
シーンナンバーごとにそれぞれの人たちを人種別マークを
つけて、行動を構成表にまとめている。


作劇術だけにとどまらず、いたるところに映画の
蘊蓄が盛り込まれているのも
映画好きには楽しく読める。


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俳優 原田芳雄が亡くなった。

彼の主演映画「大鹿村騒動記」。


ツィッターで浜田真理子が二回も観たと
つぶやいていたので、

私も観たいなあと思っていたが、
香川では、マイカル宇多津で9/10から公開なので、
とりあえず「シナリオ」を読んだとこだった。


月灯りの舞

「シナリオ」2011.8月号


表紙の写真の原田芳雄はまだワイルドで
元気そうなイメージだが……。


さすがに映画の記者会見の時の車椅子姿は
痛々しくて見ているのが辛かった。

でも、やはり役者としての品格は最後まで
放っていた。




脚本を読んだだけで、原田芳雄の雰囲気が浮かび、
笑って、最後は涙するお話でホロリとさせられる。


老いて行く身、病魔により変わりゆく人、
役者として生きるということ等、
実際の原田芳雄自身と重なってしまう。


この映画、原田芳雄主演ということで、
脚本は あて書で、ナント 撮影期間が二週間とか!


「村歌舞伎」がモチーフになっていて、
どこかで読んだと思っていたら、
NHK「創作テレビドラマ大賞」の最優秀作に選ばれた
「オシャシャのシャン」(脚本・坂口理子)が元になっている。

この作品に惚れこんだ原田芳雄が企画を持ち込んでの実現
となったそう。



そして今月の「シナリオ」誌には
共同脚本である荒井晴彦氏と監督の阪本順治氏との
対談も掲載。


原田芳雄扮する「善」の妻役の“病気”は
脚本家二人の「母」の病気を提案したのだとか。
いわゆる認知症ではあるけれど、一般的な認知症とは
症状が違うことで、この映画ではよく活かされている。



月灯りの舞
山崎ハコのライブに行った時、
彼女が 騙されて、事務所も家も無くした時、
「原田芳雄さんに助けてもらった」と語っていた。




最後まで役者魂を貫いた 名優 原田芳雄
安らかに……。




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2008年の第52回岸田國士戯曲賞受賞した作品。

「生きてるものはいないのか」

 作:前田司郎(五反田団) 

(白水社/2008.4.5/2000円)
月灯りの舞


これは現実か非現実か

混在する世界、、、の曖昧な境界線。


  一つの出来事(しずく)が落ちたとき、それは消え、
     幾重にも広がる波紋を生みだす、、、



大学の「都市伝説研究」と喫茶店では男女の三角関係、
病院では奇妙な噂、妹と出所した義理の兄との関係。


18人もの男女の登場人物がそれぞれに交差していく。
が、最後は17人までが皆、謎に包まれたまま死んでいき、
「死体」となって舞台上に放置されたまま。


謎を提示したり、伏線のようなものを匂わせたりするのだが、
結局のところ、全ての「謎」も「問題」にも答えは出ない。


いや、死んでいくから、あえて結果が出ないのだ。

おもしろい提示をして、なんだろう、何かあるのかと
思わせて、結局何もないという肩透かしばかりでは、
消化不良というか、イキそうでイケないもどかしさ……。




死と生などは曖昧なのだということもわかるし、
それがある種の狙いなのだとしても、
こう「死」が軽んじられるのは
「生」も薄っぺらいものでしか見えなくなる。
これはなんとも虚しい。


生きてるものはいないのか/前田 司郎
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「ドラマ」2011.2月号


月灯りの舞

NHK創作テレビドラマ大賞の大賞受賞作が掲載。


大賞作は、男性の執筆だが、若い女性二人の台詞が
とてもイキイキしていて、上手いなあと思った。
ストーリーはシンプルなのに、会話に引き込まれて、
最後はせつなくさせられた。



柏田道夫先生の「アカデミー受賞作に学ぶ作劇術」
教材は「風と共に去りぬ」。


今回からジャンルごとに受賞作を取り上げ、

分析し構造やジャンル特有のポイントを考察。

その一回目は「大河ドラマ 伝記風フィクション」として、
名作「風と共に去りぬ」が取り上げられている。


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