月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


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原作は未読だけど、劇場で見逃した
「さよならドビュッシー」をDVDで観た。


映画とは関係ないけれど、ドビュッシー本。
ヤマハ会員情報誌「音遊人」に連載されていたものに
書下ろしを加えたもの。

「ドビュッシーとの散歩」
青柳 いづみこ (著)
中央公論新社/2012.9.6/1400円


月灯りの舞

ドビュッシーの作品を私たち日本人が弾くと、
どこかなつかしい感じがする
生誕150年。ドビュッシーのピアノ作品40曲に寄せて、
モノ書きピアニストが綴る演奏の喜び。
             <帯より>

音楽家らしく、専門的知識をちりばめながら、テンポよく
読みやすいエッセイで、ドビュッシーのコアなファンじゃ
なくても楽しめる。

ドビュッシーの「月の光」の元になったのは
フランス象徴派の詩人ヴェルレーヌ「月の光」で、
それは『雅なる宴』という詩集の一遍とある。
ここを読むと、映画「さよならドビュッシー」にこの曲が
使われたことと、つながって思える。

ドビュッシーとの散歩/青柳 いづみこ
¥1,470
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浜田真理子さんのエッセイが「WEB 本の雑誌」で
始まった。

★「胸の小箱」のこされし者のうた(1)
http://www.webdoku.jp/column/hamada/

2012年の冬に夏葉社から出た「冬の本」に載っていた
真理子さんの短いエッセーを本の雑誌社の方が読まれたのが
きっかけだと「はじめに」に書かれていた。、

で、その「冬の本」を買って読んでみた。

「冬の本」
夏葉社/2012.12.12/¥1700
天野祐吉 (著),山田太一 (著), 友部正人 (著), 安西水丸 (著),
ホンマタカシ (著),万城目学 (著), 又吉直樹 (著), いがらしみきお (著),
伊藤比呂美 (著), 角田光代 (著), 片岡義男 (著), 北村薫 (著),
久住昌之 (著)その他……。
装丁:和田誠 (その他)

月灯りの舞

冬に読んだ本。冬になると思い出す本。
まるで冬のような本。
「冬」と「1冊の本」をめぐる、新しいエッセイ集。
                <帯より>

作家や音楽家などの著名人から、古書店、本屋さん等の愛書家など、
本を愛する84人のエッセイ。

冬の本が紹介されているのだけど、レビュー集ではなく、
その本にまつわる思い出や、感じたことなどのエッセイ。

見開きで、1つのエッセイが読めるが、それぞれが自由な
カタチで書いていて、エッセイというより、短編集を
読んでいるみたい。

ちょっと硬派な文体やオシャレな文章が多いが、
各人の個性があふれる。
こういうの読むと、ちょっと恰好つけた文章が
書きたくなるかも。

何人かの方が夢野久作をあげていたが、
やはりこの人の本は冬のイメージなのか。
山田太一や町田康などはやはり、
作家やクリエイターとしての視点であり、興味深い。

歌人の穂村弘は雪の山荘ものミステリーをあげていた。
これは読みたくなってしまった。

その本の内容には全く触れず、
冬の情景を描いてるものもあれば、
素敵な文章を引用したりして、その本の魅力を語り、
どうしても読みたくさせられたり……。


本の内容が季節感を強く感じさせるものは、
イメージとして頭の中に刻まれるが、
その本を読んだのが冬だった時は、
体感としてカラダがその記憶を刻んだりする。
そして、その時の苦さやせつなさは
胸に刻まれ、思い出すとチクリと胸が痛む。


冬の本/天野祐吉
¥1,785
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大評判、高視聴率のドラマ「半沢直樹」は、
私も久しぶりにハマっている。

また小悪党どもが、こにくったらしいんだよねー。
個性派役者陣の ヤな奴っぷりがおもしろいし、
壇蜜は「情婦と書いて“イロ”」感満載でエロイし。

月曜日に会社に行くと「やっぱり、支店長がグルかよ!」と、
ドラマの感想が飛び交うので笑った。

そんな半沢を演じる 堺雅人のエッセイ。

「文・堺雅人」
堺 雅人 (著)
文春文庫/2013.7.10/¥650


月灯りの舞

俳優 堺雅人が「演じる」ときに考えること。
作家の宮尾登美子氏、長嶋有氏との対談、
蔵出しインタビュー&写真も収録。
           <帯より>

「月刊TVnavi」2004-2009連載をまとめた
単行本(2009.9)の文庫版なので、作品がちょっと古い。

堺雅人が、撮影の合間に楽屋で、休みの日に喫茶店で、
「演じる」ことについて考え、文章にしたもの。

タイトルをどれも漢字1文字で表した
54作の本格エッセイ。

舞台、ドラマ、映画の現場での話から、思い出話、
撮影の合間に読んだ本のことなど、役者の日常や思考が
つづられる。

役者として、演じることにとても真摯な姿がうかがえるが、
堺雅人は「演じる」というよりも役そのものを生きているよう。

だから、どの役も魅力的だし、個性がある俳優でありながら、
“何をやっても堺雅人”にならないところがスゴイ。

そんな堺雅人だから、エッセイを読んでいても、
「素」の堺雅人というのがつかめない。

大ファンというわけでもないのだけど、
気づけば、ここ数年の彼の出演作品は、ほとんど観ている。

役者として、とても魅力的なのである。
巻末に「出演リスト付き」なのも嬉しい。


このエッセイでもふれているが、堺雅人の恩師との
共著である短歌本。
   ↓
★「ぼく、牧水! --歌人に学ぶ『まほろび』の美学」
伊藤 一彦 (著), 堺 雅人 (著)/角川oneテーマ21
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10708483487.html


文・堺雅人/堺雅人
¥1,500
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文・堺雅人 (文春文庫)/堺 雅人
¥683
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ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学 (角川oneテーマ21)/伊藤 一彦
¥820
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脚本家のエッセイはそれだけでドラマになる。
そんなことを感じるエッセイ集。

「来て!見て!感じて!」
鎌田 敏夫 (著)
海竜社/2013.6.4/¥1500

月灯りの舞


すれ違う男と女、人生の孤独と葛藤、大切な人との別れ、
断ち切ることのできない親と子の絆…。
切ない人間ドラマの中から数々の名セリフが生まれた。
              <帯より>

H24日経新聞の夕刊に半年間連載したものに、
新たな書きおろしを加えた50話。

ドラマや小説のセリフやフレーズをあげ、
その台詞が使われたドラマに
まつわる話や著者自身のエピソードを語る。

名作「俺たちの旅」を始め「男女7人夏物語」など、
数々のヒット作を生み出して脚本家 鎌田 敏夫。
何気ないエッセイでも、言葉の選び方が上手いし、
よりドラマ仕立てになっていて、涙するエピソードもあった。

2013ベストエッセイ賞もとったといのもうなづける、
軽快なのに奥深い文章。

脚本家であり、小説も書く著者の脚本と小説の書き方の違いや
ヒット作ばかりを作らないという無意識さの話とかはとても
興味深く勉強にになる。

「俺たちの旅」を観て、吉祥寺の街に憧れ、
上京し、初めて暮らした場所は吉祥寺。

「男女7人夏物語」に一喜一憂し、人生のドラマティックな
場面にはいつも あの主題歌が流れる。

そんな時代に寄り添ったドラマをつむいできた脚本家。
ドラマ作りの姿勢、著者自身の感性が伝わる。


●中表紙にあった言葉

「ドラマの登場人物は、生きるためにセリフを吐く。
 ドラマの作り手は、生きるためにセリフを書く。
  セリフは過去への懺悔であり、 
   明日への希望でもある」


本書のタイトルである「来て!見て!感じて!」 という言葉は
『伊勢神宮の智恵』(河合真如著)という本の中に書かれていた、
前神宮大宮司の言葉だとか。
自然のままの自然を信仰するのが、古来からの神道ということ。

明日は、伊勢神宮で私も 見て、感じて来よう。
パワーを感じて、自分のシナリオに活かそう。


来て!見て!感じて!/鎌田 敏夫
¥1,575
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まずそのモノクロの控えめなのに印象深い
美しい装丁に惹かれる一冊。

『死のある風景  Last Edition』 


月灯りの舞


久世光彦:文/北川健次:美術 
新人物往来社/2012.4.29/3000円


「あの世」と「この世」の境はいったいどこにあるのだろう。
「死者」と「生者」の境はあるのだろうか。
<帯より>



美文の名手 久世光彦が遺した「死」にまつわる
エッセイ91編と、美術家 北川健次のオブジェと写真。


『週刊新潮』連載(1997~2001年)「死のある風景」を
まとめた著作3冊から、夫人がセレクトした、
実質的には2006年に急逝した久世光彦の最後の本。

巻末には夫人 朋子によって久世光彦がご飯を
喉に詰まらせた 最期の瞬間が綴られていて、息をのむ。

最愛の人の死、書物にのぞく死、美術作品の中の死、
さまざまな「死」のカタチが美しい日本語で、
味わい深く綴られている。

「死」を扱っているのにどこか甘美。


時折、短歌や俳句行くも登場する。
これは都々逸。
 ↓
人に言えない 仏があって 秋の彼岸の 廻り道


台詞が上手く、言葉に匂いがあり、音楽があると
絶賛する向田邦子さんの話はよく登場する。

中でも、「くも膜下出血」というタイトルの所では、
向田さんが書く劇中の「急死」シーンについて触れ、
彼女の恋人のことにも触れていて、胸が熱くなり、
せつない。

“「空舞台」という芝居の用語が好きである。”で
始まるエッセイにはすごく共感する。

“芝居にしても映画にしても・・・・とどのつまり、
<そして誰もいなくなった>ことを無惨に”確かめるものでは
ないのか”
とある。



浜田真理子さんとキョンキョンのコラボライブ
「マイ・ラスト・ソング」では
久世さんのエッセイをキョンキョンが朗読し、
真理子さんが歌う。
久世さんのエピソードを聞くと、彼のドラマを
夢中で観ていた昭和の良き時代を思い出す。


■「マイ・ラスト・ソング」小泉今日子×浜田真理子
「同志社大学 寒梅館 ハーディーホール」にて(2011.10.25)
 http://ameblo.jp/tsukikagenomai/entry-10720216180.html


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「女の道は一本道」
田渕 久美子:著
小学館/2011.1.11/438円


月灯りの舞

一大ブームを巻き起こした「篤姫」。
そしてNHK大河ドラマ通算五十作目のヒロインとなるお江(ごう)。
くしくも二人の姫は、江戸幕府、すなわち大奥の終焉と始まりに
深く関わっている。


そんな時代の転換期のなか、強くしなやかに生き抜いた二人の
女性の生き様には、脚本家・田渕久美子さんが歩んできた
半生のなかで得たものが色濃く投影されている。
                   <裏表紙より>


脚本家・田渕久美子のエッセイ。
2009.1月に単行本化されたものに
「『篤姫』から『江』へ」を加筆し、文庫化。


「篤姫」の中の台詞を引用しながら、
女性の生き方、家族、恋愛についてのエッセイ。


あるがままに、「直観」を信じて生きるという、
すがすがしいまでに強く、凛とした生き方である。


「あるがまま」と「わがまま」は違って、
「直観」と「おもいつき」も違う。



あまりに強くて、圧倒されてしまい、
教科書的理想論のようだが、彼女の人生をみていると、
「それはごもっともです」と、ひれ伏してしまう。


それだけ、強い意志の力と、自分を信じるという自信。
言葉と実行力が結びついているということだ。
こういう生き方をしてきたからこそ、言える言葉であり、
その実行力ゆえに、言葉に説得力がある。


著者は霊感が強い方だという。
ちょっとオカルトチックなことも書いていたり、
江原さんの本にふれていたりする。

だから、「篤姫」を執筆中も、様々な体験をされている。
でも、選ばれた人というのは多かれ少なかれ、
そういう「神の声」みたいなものを聞いて、
導かれたりするのだろうか。
運命が流れにのっている時って、
神がかり的だったりするのかな。


「願えば天が動く」の章では。
「人はいったん覚悟を決めたとなると、
どんなことでもできると私は信じています。
人の思いは、とても強いエネルギーです。
強く願えば、必ず天が反応し、
実現へ向けて動き出します」
と語る。


しかし、彼女の二人目の夫は、「篤姫」執筆中に
末期癌になり、「篤姫」のクランクアップの二日後に
亡くなる。


それだけはどう天に願っても避けられないことだったと。


そんな状態での執筆、そして、最愛の人を亡くしてしまって
からの、彼女の心の持ち方や生き方、仕事への取り組みは、
壮絶で、胸に迫るものがある。



女としても、物書きとしても彼女のような筋の通った
生き方はすごいと思うし、ここまでの強さや覚悟がないと、
人の心を打つものは書くことができないのかとも思う。


回り道、紆余曲折があれど、自分の道さえぶれなければ
自分の望む道にたどりつけるのだろうか。

回り道ばかりで、自分の道を見失いかけている私に
喝を入れてもらったような本だ。

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映画を観る前にと「ノルウェイの森」を再読中。


月灯りの舞

本棚の裏側に潜んでいたその本は、
クリスマスカラーである。

懐かしい。


が、「ブックオフ」の100円のシールが……。


そんなこんなで、息抜きに村上春樹のエッセイなども
読んでみる。
こんな生活、理想だと思う。


「使いみちのない風景」

村上 春樹:文/稲越 功一:写真
中央公論社 (中公文庫) /1998.8.18/514円

月灯りの舞

僕らの中に残っているいくつかの鮮烈な風景、
でもそれらの風景の使いみちを僕らは知らない
―無数の旅を重ねてきた作家と写真家が紡ぐ、
失われた風景の束の間の記憶。


文庫版新収録の2エッセイを付す。カラー写真58点。
<裏表紙より>


「使いみちのない風景」(1994年刊)の文庫版で、
「ギリシャの達人カフェ」(ドゥマゴ通信NO.13 Bunkamura)
「猫との旅」(「anan」1984.4.27号)を収録。



世界を旅する著者の「旅」の概念や
「風景」に関する想いや捉え方に
美しい風景の写真が添えられているフォトエッセイ。


あまり深く考えずにさらりと読める本。


だが、著者は深く物事を考えている。


旅行好きと言われている著者だが、
「本当のことを言えば、旅行が好きじゃない」という。


「もし人間を放浪型と定着型----あるいは狩猟型と農耕型というべきか
 のふたつのカテゴリーに分類することができるなら、
 僕はかなりの確率で後者の方に属することになると思う
」と語る。


じゃあ、どうしてそんな定着型の人間があちこちと移り住むのかというと、
「結局のところ僕は『定着するべき場所を求めて放浪している』
 ということになるのではないかと思う」と。


何も物語が始まらない風景の断片。


それはどこにも結びついていなくて、何も語りかけてこない。
そんな風景を著者は「「使いみちのない風景」と呼ぶ。


「昔そんな題のアントニオ・カルロス・ジョビンの曲があった。
 原題は“Useless Landscape”といったと思う。
 歌詞の内容までは知らない。でもそのタイトルの語感は僕を奇妙にひきつけた。
 『使いみちのない風景』、なんて素敵なタイトルだろうと僕は思った。」
とある。



著者がギリシャの小さな島に移り住んでいた時の話がある。
港のカフェではみんな海と空と雲を眺める日々。


そんな日々の中で一度は小説を放棄するが、
その島を出て、少し賑やかな別の島に移って
「執拗にリアリスティックに、休むことなく小説を書き続けた」とある。


「その小説はやがて完成し、結局『ノルウェイの森』という
タイトルをつけられることになった」と。



私もギリシャに旅した時、エーゲ海の島から
海を眺めたことがあるが、何もかも忘れて、
その風景の中に溶け込みたいと思った。


使いみちのない風景 (中公文庫)/村上 春樹
¥540
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先日、渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われた

「武満徹トリビュート ~映画音楽を中心に~」コンサートに

菊地成孔が出演するので、ちょっと前に読んだエッセイ。


★コンサートの感想はこっち。

http://ameblo.jp/tsukikagenomai/entry-10741537291.html



「歌舞伎町のミッドナイト・フットボール
  -世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間」
 菊地成孔:著/小学館文庫/2010.9.7/695円


月灯りの舞

二一世紀日本を代表するカルチャー・ヒーローが、
1996年から2004年の間に書いたさまざまな領域についての
エッセイ・評論の合間に、新宿歌舞伎町のホテルで
過ごした六日間の記録が挿入され、
音楽の、文学の、映画の、セックスの、料理の、言語学の、
精神分析の、格闘技の、愛と憎しみと生と死の、
憂鬱と官能と諧謔にまみれたレシピが完成した。
饒舌なトリックスターにしてエレガンとアンニュイの司祭、
菊地成孔が贈る、『スペインの宇宙食』に続く第二エッセイ集。


                <裏表紙より>

前回の上京の時の旅のお伴本。
独自の世界観と文体のエッセイ集。




歌舞伎町のミッドナイト・フットボール -世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間- (小学館文庫)/菊地 成孔
¥730
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「愛について」
五木寛之 :著
ポプラ文庫/2010.4.5/552円


月灯りの舞

心が愛に満たされていれば、
人は幸せに生きられる。
        <帯より>



自分への愛、家族への愛、人間への愛、
恋愛、性愛、同性への愛、仕事への愛……。


人生に不可欠な12種類の愛について、
著者ならではの視点で語った愛のガイドブック。
           


性愛のところでは……


真言宗の経典では、セックスは素晴らしいものだと
礼賛しているという。


「この世のあらゆる現象を、陰の気と陽の気で
 とらえる考え方によると、男女のセックスで
 生じるエクスタシーこそ、万物生成の源である
 和気です。


 昇り詰めてとけあった男の気と女の気が
 作り出す混沌の中に菩薩の境地を見ることが
 できるといいます。


 道教では、セックスにおけるエクスタシーが
 人間の体の気の流をスムーズにして
 不老長寿を実現させるものであるというのです」
と。




愛について (ポプラ文庫)/五木寛之
¥500
Amazon.co.jp

愛について―人間に関する12章 (角川文庫)/五木 寛之
¥460
Amazon.co.jp

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ほんわかとしたイラストとやさしいエッセイで
読む日本の縁起物。


「知っているとうれしい にほんの縁起もの」

広田 千悦子:著
徳間書店/ 2008.5.30/1200円

月灯りの舞-えんぎもの

それぞれの縁起ものの由来をひもとけば、
日本人の器の大きさがわかります。
どんなご縁もいいご縁。
縁起ものを知れば知るほど日本人であることが
うれしくなってくるはずです。
        <はじめに より>


著者の広田千悦子氏は、スローライフ、ロハスといった言葉が
出る前から、夫の行正氏と秋谷で自然な生活をはじめており、
さまざまなメディアにとりあげられている方。


その著者が書いた、「えんぎもの」
「えんぎものに関する知識」を
イラストとエッセイで紹介。


第一章【飾る】では
シーサーや招き猫、達磨、七福神など。


蚊帳や風鈴も“魔除け”の意味があるそうで、
特に風鈴は「音」の力で病気が家の中に入るのを
防ぐとされていたそう。

金魚は、金運効果があり、“金余”と響きが
似ているから、お金が余るとかける縁起ものだとか。



第二章【祈る】では
お神輿、おみくじ、写経、絵馬などについて。

「盛り塩」は清めの意味とお客をたくさん呼ぶ
という二つの意味がある。


盛り塩は中国から伝わったもので、
皇帝の愛人が、牛の好物である塩を
皇帝の通る時間に合わせて、自分の家の前に
置いて、皇帝の乗る牛の足を止めたのが
始まりだったとか。



第三章【身につける】では、
お守り、帯、扇子、火打石など。


日本人は“結ぶ”ということを大切に
してきている。

鉢巻きも結ぶことで体にエネルギーを
満たすという意味。
時代劇などで病気の時に殿様が頭に
布を巻くのは魂が出ていくのを防ぐためとか。


第四章【愛でる 食べる】では
おせち、蓮の花、南天、福茶、祈り形など。


夏の風物詩の花火も元々は、
霊を慰め、悪いものをはらうためのもの。
花火の合間の静けさ、後の余韻を味わい、
夏の終わりのもの悲しさを感じるものでもあると。




ほのぼのとしたイラストと美しい写真で
楽しく読めるが、実はウンチクがいっぱい。

日本の風物や縁起物に意味には歴史と深い意味が
あることを改めて見直せる。



月灯りの舞-えんぎもの
中のかわいいイラスト。


背中から悪いものが入ってこないよう
着る着物の背につける印・文様。
うさぎは月の精でめでたい印、
月と星はいのちの安全、勝利への祈りの印。

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