月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


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朝日新聞の書評でとりあげられていた漫画。


「ランド 1」
山下和美:著
講談社 (モーニングKC) /2015.4.23




「あの世」と呼ばれる山の向こう。
神に見守られた「この世」に暮らす杏(あん)。
彼女が見つる先には希望も絶望もある。
       <裏表紙より>



山に囲まれ、四つの神に守られた村。
その村では人は必ず50歳で“死”を迎える。
そして、村人を縛る不思議なしきたりたち。


まだ物語は序章なので、どうなっていくのか
解らないが、ラストのページは衝撃的。
これからの日本の不安が見え隠れする。


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先日、シネマ歌舞伎で「天守物語」を観てから、
原作の泉鏡花が気になっていたら、
こんな漫画が出ていた。


「水木しげるの泉鏡花伝」
水木 しげる (著),泉 鏡花 (著),北國新聞社 (企画・原案)
小学館 (ビッグコミックススペシャル) /2015.4.2)



異界を描いてきた二人の作家の不思議な出会い。
お化け好きで妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の
作者・水木サンが、同じくお化け好きで
金沢が生んだ美と幻想の文豪・泉鏡花の生涯と
その世界を、独特のタッチで描写します。
              <裏表紙より>


「高野聖」と「黒猫」の怪異で幻想的な2作品を
劇中漫画として収録。

巻末寄稿は角田光代で、盛りだくさん。

泉鏡花の生い立ちから、作家になっていく過程が
描かれて、泉鏡花を知る一冊となる。


こわがりなのに妖怪やお化けが好きな泉鏡花は
自然美を基調としながらも現実を超えた
さまざまな美の境地を書き続けた。


鏡花が机の引き出しに妻あてに遺した紙には
「ことばの持つ力(徳)は、
はかり知れない(無量)ほど大きいものである」
とあったという。


水木しげるの泉鏡花伝 (ビッグコミックススペシャル)/小学館
¥1,728
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2月に京都の友人らが出品した作品があったので、
「さがの聴覚障害映像祭」を観た。
その時、かなり影響を受け、自分でもシナリオを
書いてみた。


その時、偶然にも ヲタ君がくれた漫画は
聴覚障害者が登場する
「聲の形」(こえのかたち)だった。


知らなかったのだけど、
衝撃の問題作として話題になっている作品。


第80回新人漫画賞入選作。


耳の聞こえる少年と耳の聞こえない少女が
小学生時代に出逢い、高校生になって再会し、
物語が始まって行く。


小学時代は、うまくコミュニケーションをとることが
できなかった少年は、「いじめ」てしまう。
そんな少年だったが、時を経て、彼女との距離を縮めていく。


聾唖者を支える人、理解しようとする人、排除しようとする人、
様々な立場り人が描かれていて、
予定調和にならず、とても考えさせられる漫画。


聲の形(1)/大今良時
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聲の形(2)/大今良時
¥価格不明
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聲の形(3)/大今良時
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A新聞の書評で取り上げられていて、
ソッコーで買ってしまった。
「最終兵器彼女」の著者が描いた少女漫画。


  

「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」
高橋しん (著)
白泉社(花とゆめCOMICS)/2013.12.20/638円
  


昭和中期。田舎から、東京郊外の本屋の“旦那様”
の所に嫁いできた“奥さん"。
しかし旦那様はたった一週間の生活で亡くなり、
奥さんが本屋を一人で切り盛りする。

  


旦那様が遺した本を読んで行くことで、
旦那様を知ろうとする奥さん。

食べることも寝ることも忘れて、本を
読み続けて、倒れたり、何も知らないので、
全てを本から学ぼうとしたりもする。

そして、街の人たちの話しを聴いて、
それぞれのあった本をみつけ、与えようとする奥さん。

   


本への愛がいっぱいつまっていて、
本屋さんが好きな人には心あたたまる本。
でも、少女漫画特有のキュンとするところがあったり、
せつなくて、つい涙が出そうになったりもする。

こんな本屋さんが理想なのかも。

「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 (花とゆめCOMICS)/高橋しん
¥689
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古今東西の童話や民話を諸星流にアレンジした、
魅惑的なブラック・メルヘンの漫画。


「瓜子姫の夜・シンデレラの朝」
諸星大二郎 (著)
朝日新聞出版/2013.12.6/



『瓜子姫とアマンジャク』、
『シンデレラの沓』、
『見るなの座敷』、
『悪魔の煤けた相棒』、
『竹青』の5編を収録。


ごめん、この人の絵柄はちょっと苦手なんだけど、
お話は深くて考えさせられる。

   


昔話は、物語の構造を知る上での基本系だから、
それをどう個性的にのアレンジするかの
技とか味わいが感じられると、おもしろい。

   


原型の「瓜子姫」の話しって、地域によってか、
伝わり方にかなり違いがあるが、ちょっと残酷な
話だったかと思うが、このマンガ『瓜子姫とアマンジャク』
では、勇ましくも哀しい瓜子姫像が登場し、
新たな発想の物語になっている。

    


『見るなの座敷』は、昔話の定番であり、
「見てはいけません」というのに
見てしまう人の愚かさを描いはいるのだけど、
おもしろい構造になっていて、
一味違う。
   


さらりとしているが、私はこの話が一番印象的。

『シンデレラの沓』し靴フェチの王子様が
登場する。
タイトルのクツを本来の「靴」ではなく、「沓」
とあてたのは、革靴ではない靴という意味合い
なのか、本来の「踏む」という意味を強調
しているのかな、という話。


瓜子姫の夜・シンデレラの朝/諸星大二郎
¥価格不明
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漫画の短編集。
というか、ショートショート33篇。

「ひきだしにテラリウム」
九井諒子 (著)
イースト・プレス/2013.3.16/





コメディあり、ファンタジーあり、SF、昔話と
どれも独特で不思議な世界へと誘ってくれる。

哲学的だったり、ちょっと解らなかったりするのも
あるけれど、ハイセンスな感じ。

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A新聞のコミックレビューにあって、気になって
読んだ漫画。


「わたしの宇宙 1」
野田 彩子 (著)
小学館(IKKI COMIX) /2013.8.30/590円


月灯りの舞

中学二年生の津乃峰アリスは、クラスメイトの星野宇宙から
「自分達がいる世界はマンガで、僕が主人公である」と
告白された。
そう言われてみると、確かに見える「フキダシ」。
常に“何者か"に“読まれている"状態での学校生活…
アリスのプライベートも、心の中も、すべて丸見えに?
                <裏表紙より>


中学2年生の宇宙(うちゅう)、真理(しんり)という名の
双子の兄弟と祖母がフランス人の美少女アリスがメインの
青春ラブコメディのようでいて、不条理的メタもの。


この宇宙くんが、この世界はマンガだということに
気付き、自分が主人公であることを自覚している。

第一巻は、人物紹介と状況設定が語られ、
少しずつ、何ものかの「作為」を感じ出すプロローグ。


虚構の中の人物が自分が生きていると思っている世界が
「虚構」であることに気づくという設定は
マンガや映画でもけっこうあるが、それぞれの世界観と
方向性によって個性が別れるとこ。
このマンガはおしゃな感じで会話もおもしろい。


虚構を演じていることをみつめることで、
逆に「生きている実感」を考えさせられたりする。

双子の名前のように、宇宙の真理にたどりつけるのかな。
今後の展開が楽しみ。


わたしの宇宙 1 (IKKI COMIX)/野田 彩子
¥620
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何かと話題のマンガ。

うちにあったのは文庫版。


「はだしのゲン」

中公文庫コミック版/1998.5.18/705円


月灯りの舞

あとがき「はだしのゲン誕生まで」に書かれていた。

小学校のコンクリートの壁一枚を隔てて、

命を救われた 著者六歳。

そして、被爆直後の凄まじい地獄の姿を目の中に焼き付け、

記憶していった著者。

この貴重な体験を残し、マンガという形で表現し、

多くの人に伝えるのは使命だったのだろう。



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A新聞のコミックレビューに載っていて、
野島伸司原作ということで、読んでみる。


「NOBELU -演- 1 」
吉田 譲:作画, 野島 伸司:原作
小学館(少年サンデー)/2013.7.18/¥419

月灯りの舞

世は空前の子役ブームに沸く。
一攫千金を狙う一握りの親達。
貧しい暮らしのドン底から、砂金を掘り当てたい。
何の文句がある?
自分の子供なんだから。
そして彼らは“子焼く“の世界に足を踏み入れる――…
                <裏表紙 より>



絵柄がちょっと苦手なんだけど、
数々のヒットドラマの脚本を手掛けた野島伸司の
初漫画原作作品ということで興味深く読めた。


役者の世界に触れて来た野島伸司が描く、
「他の誰かを演じる」世界で生きる子ども達の姿。


さすが、野島伸司ならではで エグイ。
現代の子どもたちをとりまく環境が生々しく
描かれ、子役の真実に迫る衝撃作。


かなり重いテーマもふくんでいて、少年誌でどこまで
描けるのか、今後の展開に期待大。

辛い経験があると、人は記憶を無くそうとしたり、
別人格になったりする。

「子役」の世界に生きる子どもたちにとって、
逆にそんな「別人格」が表れることは、
演じる上でどうなのか……。


子どもの世界を描いているが、大人になりきれぬ
大人という名のコドモの姿も描かれている。


NOBELU -演- 1 (少年サンデーコミックス)/著者不明
¥440
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「モーニング」で連載中の漫画。
戦後すぐの話なので、戦争がテーマかと思ったら、
「壮大なるサバイバルミステリー」なんだって。

「蜜の島(1)」
小池 ノクト (著)
講談社(モーニングKC) /2013.8.23/¥552

月灯りの舞

死んだ戦友・貴船の遺言——。
それは「東京にいる妻と子を、妻の故郷の島まで
送り届けてくれ」というものだった。
貴船の妻は既に亡く、南雲は幼い娘ミツを連れて
“島”を目指すが……。
昭和二十二年、不可思議な物語が動き出す。
<裏表紙より>


戦友の娘ミツを連れて島に行く南雲だが、
その島は地図にない島であり、定期便もなく、
大海の真ん中から表れた小さな小船で渡って行く。
アメリカの海図には載っているという島。

内務省の調査員と共に島に渡る南雲。

そして、その島は島民がいるのに、戸籍も墓石もない。
死んだ者はミイラになっていた。

そこで、島民が一人死に……。

孤島サスペンスとして一気に読ませるが、
ラスト近くの死に方が、ちょっと横溝正史っぽい感じ。

でも、この一巻は実に謎めいていて、まだテーマも展開も
読めない。
続きが気になる漫画。

主人公が、この時代にしてはちょっと軟弱っぽいキャラ
なので、ちょっと違和感があるが、いつの時代にも
こういうヘタレキャラはいるのだろう……。

蜜の島(1) (モーニングKC)/小池 ノクト
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