「ポルノ雑誌の昭和史」
川本 耕次 (著)
筑摩書房 (ちくま新書)/2011.10.5/740円
エロ本屋は、永遠に勝てない闘いを続ける
ゲリラである。
<帯より>
官能小説家であり、写真家で伝説の編集者である
著者が、昭和の男たちをときめかせ、熱く奮い立たせた
エロ雑誌たちを語る回顧的ポルノ分化史。
戦後の「カストリ雑誌」に始まり、
「実話誌」「通販本」「自販機本」「ビニ本」「ロリ本」と
続いていくエロ雑誌総ざらえ。
一般誌と一線を画したギリギリの工夫、
様々なブームの仕掛け、書店以外の販売ルートの開拓。
大ヒット企画から、定番もの、あの手この手で
“売れる”ためのエロ本を仕掛けていくギョーカイの熱き戦略。
雑誌の女性の写真を見ると、時代がわかるね。
ベタなタイトルから、革命的なものまで、
エロ雑誌はいつの時代も探究心旺盛で
男たちの欲望への具現化への飽くなき道を
開拓し続けてる。
もっと過激にと求める読者もいれば、
「脱がせないで」と嘆願する読者もいる。
それぞれの性、それぞれのエロスに
雑誌も細分化され、よりマニアックになっていく。
昔、広告代理店に勤めていた頃、
「宇宙企画」の仕事に行く営業マンを男性陣が
うらやましがっていたが、
ここは日本のAV革命を起こした会社。
ここで雑誌からビデオに流れが変わって行ったのだろう。
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