「魔女伝説 中島みゆき」 | 月灯りの舞

月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

平井堅のカヴァーアルバム
第2弾「Ken's BarⅡ」を聴いた。


月灯りの舞-平井けん

平井堅が草野マサムネと組んで歌ってるという
中島みゆきの「わかれうた」が聴きたかった!!


いやあ、すごくイイ。
感激して、涙がでちゃう。


みゆきさんが歌う「わかれうた」は強さを
感じるけど、逆に平井堅のは弱さを感じさせる。

それで みゆきさんの本を読み返してみた。



「魔女伝説 中島みゆき」
  こすぎ じゅんいち:著
CBS・ソニー出版/1982.7.22/980円

月灯りの舞-MAJYO

みゆきさん教の私にプレゼントしてくれた本。


ちよっと古いけど「中島みゆき」という人物の
成り立っていく「原景」を尋ね、中島みゆきの
歌の世界へと迫っていった本。


「彼女は“女”だけを描こうとしているのではない。
彼女は、人間の弱さを描こうとしている。


自分の弱さを題材にして、人間の弱さを描こうとしている。


とりもなおさず、それは結果としてみゆきのほんとうの
意味での強さを僕らに感じさせることでもあるはずである」
              本文より



「現代の魔女たちとは、より人間であろうと戦いつづけて
 いる人たちのことである。


 中島みゆきは、歌を通して、その戦列に加わった。

 多くの人たちが、彼女に鼓舞され、
 あるいは彼女とともに泣き、そのカタルシスのなかで、
 明日に向かう力を養っている」
         本文より