月灯りの舞

自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記


テーマ:

「このミステリーがすごい! 2009年版」
第一位の作品の文庫版。


「向日葵の咲かない夏」
道尾 秀介:著
新潮社 (新潮文庫) /2008.8.1/629円


月灯りの舞-向日葵の咲かない夏
夏休みを迎える終業式の日。
先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。
きい、きい。妙な音が聞こえる。
S君は首を吊って死んでいた。
だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。
一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。
「僕は殺されたんだ」と訴えながら。
僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。
あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
               <裏表紙より>

多くの人が言うように、好き嫌いの別れる話であり、
正統派ミステリーとして読むと、ちよっと肩すかし。


ちよっとホラーというか、オカルト的な要素が
あるかな。


「生まれ変わり」をすんなりと受け入れられる人には
違和感のないお話。


でも、この独特の世界観に慣れるまで、
私もちよっと違和感があり、話に入り込むのには
時間がかかった。


だって、冒頭から、
死んだS君は「蜘蛛」として転生してて、
登場してるんだもん。
で、蜘蛛がしゃべるんだもんなー。


後は誰が何に転生してるんだろって、
勘ぐって読むようになるしね。


文字の力による小説だね。


犯人らしき疑わしき人の絡ませ方とか
ミスリードする部分も多く、
いくつかの謎の提示としては、どれもが
なんだろうと、先を読みたくなる。



話の展開としては惹きつけて、上手いなあと思うし、
小学生が事件の全容を解明していく視点も
おもしろい。

だけど、感情的にちょっと受け入れられない
部分がかなりあるかな。


「母親」が数人登場するが、これが生理的に
ダメな人は多いかも。
男の人の視点だなあという感じ。


猫好きの人は絶対に読まない方が
いいと思う。
もう、かわいそうすぎる。


犬好きさんは……犬っておりこうだなあと
再認識するかも。




でも、好きな人なら、
死んだら、どんなイキモノでもいいから、
生まれ変わっても
逢いに来てほしいなあと思う。


向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)/道尾 秀介
¥660
Amazon.co.jp

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