『女の知らない男の性』 | 月灯りの舞

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自虐なユカリーヌのきまぐれ読書日記

「婦人公論2/22号」の特集は
『女の知らない男の性』。


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その中で、石田純一と蒼井そらの対談がある。
〈対談・今夜ふたりは結ばれる!?〉
“恋心と下心の妖しい関係”というタイトル


石田純一は「モテたいから優しくする」と
公言していて、
本を読んで知識を蓄えるのもひとえに
ヤりたい一心なんですよ。
だから、面白いこといって笑わせて、
笑わせた数だけ
ベッドに近づくっていう……」

と語っていた。



まあ、そういうキャラを演じている部分も
あるんだろうけど、10代の性欲の盛りの男の子
じゃあるまいし……いい年をしていても
そんなにヤることにこだわっているんだと
改めて男の人の性欲っていうものに驚く。



まあ、淡白な人もいるし、肉体的な結びつきより
精神的なものを重視する人もいるから、
「男ってヤツは……」とは思わないけど。


石田純一は、蒼井そらをくどきつつつも、
カラダにさわりまくりつつも、そんなナンパな
調子で対談してたけど

「魅は与に生じ、求に滅す」としめくくっていた。
“人に与えようとすると魅力がどんどん増えて
いく。しかし求めてばかりだと魅力は減っていく”
という意味らしい。



男って「好き」っていう感情と「ヤリたい」って
感情は別物とよくいうけど。
相手のこと好きでもなくても、
ヤレれば、ヤリたいんたね。

女も性欲があるから、抱かれたいとか、したいって
思うけど、ただソレだけの関係は、空しいと思う。


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激しい恋に落ちた男女40人以上の脳を調べたり、
様々な実験をしたりして、脳科学の観点から
まじめに愛と性欲の関係を語っている本がある。



「人はなぜ恋に落ちるのか?
   ―恋と愛情と性欲の脳科学 」
  [原書名:WHY WE LOVE ]
  ヘレン・フィッシャー:著/大野晶子:訳
ソニー・マガジンズ/2005.9.20/2,100円


第三章「恋する脳をスキャンする」で
いわゆる恋をするとドーパミン分泌の量が増えて、
それが様々なところに効果を発揮すると書かれている。


恋のリキュールであるドーパミンは性ホルモンで
あるテストステロンの分泌を刺激する。
性的欲望を刺激する物質というのは
このテストステロンだけらしい。


これが多いほど、感じやすくイキやすいようだ。
だから、愛する人とのセックスはより感じるのだって。


★随分前に読んだ本だけど、この本の感想はブログに。
 愛や性に興味のある人は読んでみて。
http://ameblo.jp/tsukiakarinomai/entry-10004598242.html