「ヴァイオリニストの音楽案内
クラシック名曲50選」
高嶋 ちさ子:著
PHP研究所/2005.10.15/740円
お茶の間で人気の女流ヴァイオリニストによる、
初心者のためのクラシック音楽入門書。
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからショパン、
ブラームス、バーンスタインまで、著者自身が大好きな曲を
中心に50曲を厳選。
アメリカのオーケストラに所属していたときの経験や、
現在のソロ奏者としての立場から、豆知識や裏話を交えて
ユーモアたっぷりに紹介する。
音楽評論家からはけっして聞くことができない本音の名言、
迷言が満載! <表紙 折り返しより>
シンフォニー、管弦楽曲、コンチェルト、室内楽曲・器楽曲、
オペラ・その他の章に分けられ、それぞれおすすめの
曲をあげそれについての思いや解説が語られている。
著者はこの本を「クラシックを好きでも嫌いでもないけど、
ちょっと聴いてみようかなと最近思いはじめている人」
に向けて書いたとあとがきでのべている。
だから、とてもわかりやすい。
ところどころ絵文字を入れたりしているのも
堅苦しさを排除しているかも……。
クラシックって敷居が高いものではないとわかって
欲しくてわかりやすく書くことにつとめている感じ。
だから、作曲家についてもそんなにかまえたり、
偉人扱いしすぎないで、同じ人間だと思うことに
したという。
その方が曲に共感できるという。
テレビで見る明るいものおじしない高嶋さんの
イメージとは違う、保守的で、ノミの心臓という
エピソードとかも読めて、親近感がわいた。
難しいことをやさしく語る ことのできる人は
頭がいい人なんだと思うが、著者もそんな感じ。
音楽をやっているだけあって、まさに
理屈だけじゃなくて感覚的に曲をとらえている
というところもすごく好感がもてる。
音楽家も恋愛によって音が変わるという話は
興味深かった。
恋愛することで音が艶っぽくなったり、翳りが
出るのだそう。
で、失恋を武器に一発あてたベルリオーズの
「幻想交響曲」の解説をしている。
失恋したベルリオーズが自殺未遂の中でみた幻想
を元にして創ったという曲。






1 ■TBありがとうございます。
TBありがとうございました。
より多くの人にわかるような、普遍的な本のご案内で、すばらしいですね。わたしの本のコメントは、ちょっと片寄りがありますかね。
話変わりますが、よくわたしのブログのコメント見つけましたね。検索で上のほうになってたんでしょうか?それにしても、マイブログを選んでくださり光栄です。本のコメントがんばってください。たまには、覗きにこさせていただきます。