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年齢を重ねると、体の動きが鈍くなったり、細胞の動きが鈍くなったり、細胞の機能が弱まったりしていきます。
いわゆる老化現象です。(加齢ともいいますね)
脳も例外ではなく、やはり年齢に応じて変化します。
生まれたときの脳の重さは約400グラムです。
それが、20歳ごろに1200~1400グラムに達します。
このように脳が重くなるのは、脳細胞の数が増えるからではないのです。
ひとつひとつの細胞が大きくなるのは、細胞間のネットワーク量が増えるためです。
脳細胞は、シナプスと呼ばれる接合部分で情報をやり取りし、神経ネットワークを形成すのですが、このシナプスは、主に子供時代に増加し、20歳ごろにだいたい一定の数に落ち着きます。
一方で脳細胞本体は、年齢とともに死滅して数が減っていきます。
一説には、一日に10万個のの脳細胞が死滅するとも言われています。
そのため、『 脳は20歳を過ぎるとどんどん老化する 』と考えられています。
しかし、近年の脳研究により、年をとると確かに細胞数は減りますが、シナプスの数や神経ネットワークの量は、20歳以降もそれほど変わらないことがわかってきました。
むしろ経験を積むことによって、必要なシナプスが整理され強化されて効率が良くなり、場合によってはシナプスの数が増えることさえあるともいいます。
脳の機能というのは、神経ネットワークの働きによるのもです。
つまり、機能の良し悪しを決めるのは脳細胞の数ではなく、シナプスです。
とすれば、脳細胞の数が減るというだけで 『 20歳を過ぎたら脳は老化する 』とするのは、間違いなのです。
もちろん60歳、70歳を超える高齢になればシナプスが萎縮したり機能が衰えたりして、文字どおり老化していきます。
ですが、脳の活性化につとめれば、その老化でも遅らせられることができるというのが、現在の脳科学の常識らしいのです。
さらに、必要に迫られれば、時には細胞自体も成人になってから新生するという事実も発見されたそうです。
ですから、皆さん落ち込むのは早いですよ。
人間は、『 死 』を迎えるまで進化しづけると私は信じています。
身体においても、痛みを感じる器官やにおいを感じる筋などは鈍くなったりしていきますが、回復する能力はずっとあると信じています。
人は信じるから希望が持てるのです。
もうとか、私は何をやってもダメだしなどとやってもいないのに、諦めることは全然ないのです。
世の中には、一流になれなくても幸せに生活している方のほうが大半でしょうから・・・・。
その中の私は一人ですが。
暗い話題ばかりですが、天気も今日は雨まじりですが元気よく笑顔生活しましょう。
今日は、少し説教じみてしまいました、ごめんなさい。