2006年01月14日 00時48分20秒

公認会計士試験口述

テーマ:業界事情

公認会計士試験の3次試験の発表が先日行なわれました。


去年受けた私としても、もう一年経つのか。。。との思いです。


思えば去年の今頃は、監査法人で最後の中間監査に従事していました。


この監査、実は私にとっても、監査法人にとっても最後の監査でした。。。。


修羅場だったのを昔のことのように懐かしく思い出されます。。。。


さて、去年、口述を受けた際にどんな内容だったのかブログで質問があったのを思い出したので、そのとき応えた回答があったので、また載せておきます。

1年前であり、ちょっと古い情報かも知れないですけど、是非参考にしてみてください。


■ご質問■====================================
私も今週口述を受けるのですが、どんな形式でやるのかイメージわきません。
・実施形式(部屋に次々と入る?)
・試験官の人数、役割
・時間配分
・どんなやりとりか
など。よろしければ教えてください。
出題内容は・・たぶん人によって違う内容が出題されるような気がするので参考程度にします。(笑
=====================================================
ご質問についてお応えします。
①実施形式について
口述は3つの部屋に分かれていて、下記の順番に質疑が行われます。
監査実務⇒会計実務(会計・税務)⇒分析・論文
です。原則、それぞれの質疑が終わり次第次の部屋に移っていく形となります。また、面接は受験生は1人対試験委員で、一人一人行われます。

②試験官の人数・役割
試験管は、集合場所である待合室にて、当日の試験委員が貼り出されています。
ここで、担当の試験委員が分かるので、待ち時間を利用して試験委員の好きな論点を過去問を利用しておさらいしておくといいと思います。実際私も、税法は直前に確認したことが出題されました。
さて、人数ですが、
監査:2人(大方の受験生に対して、1人だけが質問をしてくるようです。2人目が質問をしてくるときは、ボーダーに居る可能性が高いようなので要注意のようです。)
会計・税務:各1人(会計の質問が終わり次第、税務の質問が始まります。)
分析・論文:各1人(分析の質問が終わり次第、論文の質問が始まります。)

③時間配分
原則各ブース10分程度です。
したがって、
監査:10分
会計・税務:各5分
分析・論文:各5分
といった感じです。

④どのようなやり取りか??
下記のやり取りが、実際に私が行ったやり取りです。
参考にしてみてください。ちなみに当然ですが、質問は毎日異なります(午前・午後でも)。

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
1月31日(月)午後の部

★ 監査(渋谷先生・吉田先生)
右側の先生:今日は、僕が中心に質問させてもらいます。(右側の渋谷先生)2人目は口を開かず。

先生:どこで働いていますか?
私:監査法人です。ただ、昨日で辞めました。
先生:何をするのですか?
私:友人と独立して、ベンチャーの育成に従事します。
先生:じゃあ、どうしても受からなくちゃいけないんだね。
私:ハイ。
先生:では、監査法人ではどんなことをしていましたか?
私:株式公開をメインに行っていました。
・・・・
先生:試験の出来はどうでしたか?
私:全般的に難しかったので、正直分かりません。(少し謙虚に。)
先生:特に何か出来なかった科目はありますか?
私:監査は全般的に難しく、分析は2問目が難しく、税法・論文は全てが難しかったです。
先生:特にわるくなく、全般的にできてますよ。
私:(よし。これは行けるな。。)

■問題
監査計画について。
先生:監査計画を作るとき、監査チームはどのようなことを考慮してつくりますか?
→メンバーのスキル&独立性 独立性は、誘導尋問で応えました。
あとは、よく覚えていないが、次のようなことを聞かれたきがします。7割程度を答えて3割を誘導してもらいました。
・今日の監査はどのような手法をつかっていますか?
・事前ミーティングを行うのは何のため?
・事前ミーティングはOJTに役立つというがどういういみ?
・計画の調書にはどのようなことを書きますか?

★会計・税務
先生:監査はどうでしたか?
私:難しかったが、アドバイスをもらいながら答えたきました。
先生:10分程度でクリアしてるんで、問題なくスイスイきたんですね。15分以上かかる人もいましたから。その調子で、ここもクリアしてください。
私:ハイ。

■会計問題(岩原先生)
時価あり株式の評価(特に、子会社株式・関連会社株式)
先生:金融商品における分類は?
私:売買・満期保有・子会社等・その他です。
先生:株式だから、満期保有はいらないでしょ。。。。(苦笑) 売買の評価方法は?
私:期末の時価評価です。
先生:その他の評価方法は?
私:同様に期末の時価で評価します。
先生:そのほかは?
私:えーーーーーっと。えー。その他ですか??取得原価・・・(分からず、破れかぶれ。。。。)
私:そうだね(全然あってないのに)。継続適用を原則に期末一ヶ月前の時価を使えるね。
私:あっ、そうでした。(しらなかった。。。)
先生:では、子会社・関連会社は?
私:原則取得原価です。
先生:ていうことは例外があるの。
私:ハイ。減損が生じている場合は、その価格まで切り下げます。
先生:いや、質問は、減損は対象にしていません。。。(苦笑2)
私:そうすると、取得原価で評価です。(ここで、はじめて、質問が通常の評価のみと知る。。)
先生:なぜ、これらは、時価評価しないの?
私:事業投資としての意味合いが強いためです。
先生:事業投資とは?
私:これらに投資することから得られる収益を獲得することを目的としているということで、時価の評価により利益を得ようとしていないということです。(今考えると、中途半端だ。。)
先生:まあ、そうですね。それと、これらの会社を支配することによるためだね。以上です。

★税法(高田先生)
先生:では税法です。えーーーー。では、ん?!清算・・・あっ、今回はこれじゃないか。
私:・・・(なんだ?)
先生:えーっと、今回はこっちか。事業税について聞きます。
私:えっ!!!事業税ですかっ。。。
先生:事業税が損金計上される理由は?
私:事業活動にともない支払うものであるから。。。(なんだそりゃ。全く分からん。)
先生:損金はどんなときにきまりますか?
私:支払ったときです。。。(まじ、わからん。)
先生:支払ったときじゃないでしょ。。。減価償却費を除き何が確定したときですか。
私:あっ、債務が確定したときです。
先生:そうでしょ。基本だよ。通達の22に載ってるでしょ。答えられなくてプロとして悔しいでしょ??
私:ハイ、悔しいです。
先生:では、いつそれが確定しますか?
私:えっ、債務が確定したときです。。。
先生:そうじゃなくて、どういうタイミングですか?
私:期末時です。(タイミングっていわれても。。。)
先生:期末ですか??
私:いや、支払ったときです。(期末じゃなきゃ、支払時か???)
先生:本当に支払い時ですか??違うでしょ。そうすると、あと一つしかないよね。
私:えーーーーっと。そうですね。申告時ですか。
先生:申告して確定したときだよね。通達の○○に載ってるよ。いやな問題だったね。プロとなるんだから、勉強しておきなさい。

会計の先生:君は監査法人勤務かい?これからは、税務も必要だから、最低限抑えておきな。

★分析(小林先生)
先生:残余利益って聞いたことある?
私:ハイ。事業部利益より資本コストを控除して残った利益です。
先生:どのような意味合いがあるかね?利益率ではなぜいけないんだね?
私:(昔の原計の知識を搾り出して)率だけではなく、事業に投下された資本を加味して額で、事業部の貢献度を把握するためです。
先生:それはいつ勉強したのかね??
俺:だいぶ前です。
先生:60年代にはそんなことを言われていたが(じゃあ、現在の残余利益ってなんだ??)、現在では、企業評価を行う際、あるコンサルティング会社が提唱した指標が使われてるね。
私:あっ、EVAのことですか?
先生:そうだね。それは残余利益と何が違うかね。
私:利益が税引後利益となる点です。
先生:それによりEVAは何を評価できるかね。
私:株式市場において他の企業との比較が行えます。
先生:では、どうやって企業評価である株価を評価するかね?
私:残余利益を資本利益率で割り返します。
先生:もっと定量的に。
私:株価=残余利益/加重平均資本コストです。
先生:そのほか、配当割引モデルや、CF割引モデルとの関係は?一緒になるかね?
私:ハイ。全て一緒になります。(よく分からないが、理論的にはなる気がした。)
先生:だれがいってるかね??君の持論かい??
私:いやー。誰が言っているかは分かりませんが、なると思います。
先生:君は知らないだろうが経済学者の○○が提唱しているね。。。
⇒なんだか、もっとも意味のわからないやり取りだった。よく分からなかった。。。。

★論文(井上先生)
先生:企業会計原則に挙げられている引当金の要件を知っているかね??
私:ハイ。当期以前制。見積可能性。発生の確度。あとは、・・・
先生:あと一つは。これから、修繕引当金について質問しようと思っているんだが。
私:あっ、将来の費用となるですかね?
先生:そう、将来の特定の費用または損失であるだね。では、修繕引当金は将来何がなくなるかね?
私:えっ、何がですか?将来価値が減り支出が伴うことですかね。
先生:まあ、将来修繕することにとより、修繕費等がかかるね。(こんなことを行ってた気がする。)では、それは、いつに帰属するかね。
私:当期以前です。
先生:本当にそうかね。
私:えっ、いや。
先生:いや、ただ確認しているだけだから、君がプロとしてそう思うなら、そう答えなさい。
私:ハイ。
先生:そうだね。では、退職給付引当金は将来何がなくなるかね?(確かこんな質問)
私:はい。将来現金が支出します。
先生:うん。まあそうだね。将来、退職金や、年金が支出されるね。以上で終わりです。
⇒論文もなんだかよく分からない感じでした。

というわけで、ながくなりましたけど、ヒントに沿って答えていけば何とかなります。

口述対策は、担当の先生の過去問を読むことが良いと思います。
実際に、31日の午前中は、過去問がそのまま出てたようです。
私のときも、税法の「債務の確定」のところは、直前に過去問みて確認していたところでした。

専門学校が公表している過去問から、本年度の既出題論点を削って、担当の先生の論点に目を通すのが効率的だと思います。
正直、あまり対策に時間を費やしても、論点が膨大すぎていまさら頭に入ってこないですから、「リスクアプローチ」が良いと思います。

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今年の口述は2回あるようですが是非、1回目で受かれるように参考になれば幸いです。
御健闘を祈っています!!!
あと、もし受かったら、当社の門戸をたたいてみてください。
お待ちしておりますよ!!
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