春の七草

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お正月には七草粥を食べます。1月7日の朝、7種類の野菜が入ったお粥を食べる習慣があります。無病息災を祈る習わしです。

邪気を払い、万病を除くという呪術的な意味ばかりでなく、現代では忘年会、おせち料理で食べ過ぎ、飲み過ぎで疲れた胃を休め、野菜が不足がちな冬場にビタミンを補給するという効能があります。

七草の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月の最初の子の日に野原へ出て若菜を摘んだ風習と関係があるようです。枕の草子にも出てくるそうです。水田の畔に生える草と農耕の行事とが結びついたものでしょう。

七種の野菜は

「せり、 なずな、 ごぎょう、 はこべら、 ほとけのざ、 すずな、 すずしろ
これぞ 七草」

昔から、 こう歌われてきました。

このうち、今日では解りにくくなった草や野菜の呼び名もあります。

「なずな」はどこにでも生えている「ぺんぺん草」です。


ごぎょうは「御形」と書いて、別名を母子草とも呼びます。
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はこべらは、普通「はこべ」とよんでちょっとした空き地や庭に生え、小鳥にあげると喜んで食べるのでご存じの方も多いと思います。

ほとけのざ(仏の座)はキク科の植物で

「小鬼田平子(こおにたびらこ)」などとも呼ばれています。
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「すずな」は「蕪」で「すずしろ」は「大根」ですね。
このふたつは現代の食卓にも親しい野菜です。

七草に代表されるように、昔から人間は野草の効能を知っていました。
サプリメントという英語起源の言葉が入ってくる前に、中国や日本には天然のハーブを病気の治療や健康促進に役立てていたのです。

中国では神仙思想の発達と結び付いた方術が盛んになったのが秦漢以後六朝時代で、医術で使う薬と神仙家の薬を区別し、神仙家が方術で使う薬を「本草」と呼びました。文献に最初の「本草」という言葉が使われたのは「漢書」で紀元前31年といいます。

梁の陶弘景(456~536年)が「神農本草経」に補注を加え730種の薬名を記録し本草学の基礎を築きました。以来、代々補足が加えられ発展し、明代(1596年)に李時珍が著した「本草綱目」は本草学の集大成であり、1871種の薬種を収録しています。

この本は江戸時代1607年に日本に輸入されました。

林羅山は「本草綱目」を抄訳して「多識篇」を1612年に著しました。

貝原益軒は1708年に「大和本草」を著し、日本に本格的な本草学者が出現しました。

ヨーロッパの中世ではベネデイクト派の尼さんだったドイツのヒルデガルド・フォン・ビンゲン(1098~ 1179年)が有名で彼女はドイツのハーブ(薬草学)の母とされています。

このように、自然に生える植物を人間が健康に役立てた歴史は古いのです。

西洋はいつの時代からか肉食中心の食事になってしまいましたが、その肉を得るために放牧し育てている牛や羊、馬はすべて草食動物です。

田舎に住んでいますと、一日中飽きもせず草を食んでいる牛や羊を見ながら、なぜ草ばかり食べている牛があんなにもたくさんの肉を体に作るのか不思議でなりません。草には豊かな肉を作るだけの栄養がたっぷり含まれているのでしょう。

しかし、草食動物に草を食べさせその肉を食らうのはエネルギーの大変なムダ使いだという議論が最近西欧でも起こっています。人間が直接草を食べれば無駄なく地球環境にも良いのだという議論です。

それと、最近の日本には草食動物的な若者が増えているという映像もテレビのニュースで流していました。

とまれ肉食中心の食事が健康に良くないことは常識になっています。

サプリメントは食事以外にもわれわれの健康を害する主に人間が造り出した化合物からわれわれの身体を守り健康を促進するために益々なくてはならないものとなっています。

    


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