#778辻村が4位、#5岩田・須貝組は10位でフィニッシュ | 藤井正和(TSR総監督)のブログ

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「モータースポーツの醍醐味」と「バイクの魅力」を社会に伝え、世界チャンピオンを育て出し続けることにより、日本のモータースポーツのさらなる発展に貢献する。2007年12月24日のクリスマスイブに第一歩を刻んだ一人の男をご紹介するBlog。

2008全日本ロードレース開幕戦を控え、昨年2007年のレースを振り返りたく思い、蓄積されている過去のレース情報をご案内いたします。~保存日2007年6月10日~

鈴鹿300kmの決勝レースは、黒い雲が西の空に不気味に居座る中で始まった。



番手スタートの辻村は、好スタートを決めて4番手で1コーナーへ進入、その後5番手に後退してオープニングラップを終了。そのポジションをキープして周回を続ける。レース序盤が終わる頃、雨が落ちてきてペースダウンする場面もあり、ピット内にもあわただしが漂うこともあったが、その後は雲が広がるものの、天候の変化はなかった。その中で辻村は予定通りのピットイン、やや長めになったピット作業の結果、8番手あたりでコースに復帰する。その後、レース後半はペースも安定し、周回を重ねる辻村。40周を前にして5番手まで順位も回復したところで、前を行く阿部典史が射程圏内に入ってきた。
ここまででも、トップを激しく争ったヨシムラの脱落、HRC#33の転倒などの波乱もあり、さらにこの後、レース終盤にトップ争いを展開していた中須賀克行がイレギュラーのピットイン。阿部、中須賀、辻村の3台が僅差でバトルとなり、さらに阿部もガスチャージのため離脱すると、残り数周で中須賀と辻村がテールtoノーズに。しかし、抜くまでには至らず、そのまま4位でチェッカーを受けることになった。



一方の岩田は、スタートを担当。序盤は順位を25番手まで下げながらも、その後は2分14秒台~
15秒台でじわじわと順位を上げていく。しかし、途中で落ちてきた雨、周回遅れとトップを走行する車両などが入り乱れる状況に最初は戸惑ったと言う岩田だが、18位まで順位を回復して無事予定通りピットに入ってきた。このタイミングでは各車ともピットに入ってきており、須貝に交代してしばらくしてからの順位は15位、さらに32周には14位まで上げ、ようやく#778と#5の2台がモニターの一画面で見られるようになった。
その後も須貝は終盤に入るに従ってペースを上げ、49周目には2分13秒4の自己ベストタイムを更新して12位、最終ラップには「半ば強引に行った」と自身で語ったように、2台を2コーナー、そしてS字コーナーで相次いでパス、10位へポジションを上げると、その位置をキープしてチェッカーを受けた。

昨年の雪辱を果たすことは出来なかったが、鈴鹿8耐に向けての課題も見つかり、今後は本戦に向けてテストをこなしていく予定だ。鈴鹿8耐まであと1ヶ月少々しかない。限られた時間の中で精一杯挑戦していきたいと思う。是非ご声援を。


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