スラム 行ってまいりました。
と言っても、自分ひとりで行ったわけではなくて、コーディーネーターの方と一緒にです。
今回はスラムスタディツアーということで、スラムに住んでいる人の家へお邪魔して色々とインタビューをしてくる、というモノでした。
スラム と聞くと、汚い、怖い、貧困、暴力、犯罪、強盗、殺人、なんてネガティブな言葉が思い浮かぶ気がします。
我々も基本的にはスラムは全面立入禁止になってます。
なので、建前的にはこんなスラムの人の家へお邪魔するなんて機会は、こういうイベントでもないとないわけです。
私もせっかくなので、と思って今回参加してきたわけですよ。
でも、まぁ 思ったほどインパクトはなかったですねぇ。
なんででしょう。 ケニアに慣れちゃったんですかねぇ。 もう10ヶ月以上暮らしてますもんねぇ。
スラムっぽいところや、汚らしい服装をしているケニア人は何度も目にしたことあるので、もう驚かなくなってしまったんでしょうかね。
初めてケニアに着いて空港からバスでドミに向かってる時は 街中をケニア人が歩いているのを見るだけで 興奮してたんですけどねぇ。
でも、今回も思ったのが、ケニアの子供たちは笑顔にあふれてる ってコトです。
詳しいことはよくわかりませんが、日本の子供は 冷めてる とか、 将来に悲観してる なんて印象が強いですけど、
ケニアの子供たちの中には そんな子供は全然いません。
みんな無邪気に、楽しそうに、毎日暮らしてます。
この子たちは親が裕福で欲しいモノは何でも買ってもらえる子供たちじゃないんです。
スラムで生活する、靴も履いてないような子供たちなんです。
なんでなんだろう。 国の経済力と子供の無邪気さは反比例するのか?
ということは 貧困国であるほど笑顔にあふれるのか?
それとも 何も知らないでいる 無知こそが 笑顔の源泉なのか?
だとすると、知るということは 子供から笑顔を奪うのか?
因果関係なんかわかりませんが、日本とは違います ホントに。
今の日本がおかしいのか、それともケニアも発展すれば日本のようになるのか。
でもハタから見てると、モノはないかもしれないけど、子供に限らず、ケニアの人達の方が毎日幸せそうに暮らしてるんだよなぁ。
日本で 笑顔があふれて 楽しそうに暮らしてるサラリーマンって 見たことありますか?