2012年01月23日

新人の気持ちで事業を立上げが必要な理由

テーマ:奮闘

producer


新人ではない事業立ち上げ人として、なぜ新人のつもりになるのが大事なのか、経験した事、見てきた事を書きたいと思います。

1、プライドによる傲慢がチャンスを逃してしまう

傲慢な人には、人もチャンスも引き寄せられない。

新しい事業を始める時には沢山の方に協力をお願いする事が必須です。
いかに強力な協力を頂けるかが、事業成功の成否を決めると思うのです。

協力をお願されても、傲慢だったら誰も協力したいと思わないですよね。
投資をする上で「社長の人柄」が重要な投資判断と聞きますが、これはいかに人に協力をしてもらえる人なのかという大事な事業成功の要素なのだと思います。

しかし地位というプライドは、一度獲得したら捨てるのが難しい。長く持ち続けるほど。でも捨てるのが難しいのは本人の思い込みだけであって、周りからしたら何でもない事であることが多いのでは?と思います。

特にネット業界、スタートアップ業界では地位=プライド(所属会社名や肩書き)で見られる時代から、個人として見られる時代に変わってきているのを実感します。なのでそういうプライドは不要なのです。

2、過去の経験が過信を呼び、謙虚さを奪う

時代は変わっても、過去の経験は変わらず、頭の中に生き続ける。

過去の成功にとらわれて、こうやったら上手くいくはずと仮説を立てる所まではいいけど、
上手くいかない事に対して現状を受け入れる事が出来ず、顧客やチームの声を素直に受け止めず、事業が失敗するどころか、二度と応援したくないという事を引き起こす可能性もある。

もちろん、過去の経験を一切無視して、ただむしゃらに何でもやるのとはまた違う。
とにかく量!で経験積むのは最初の5年くらいだと思う(体力も鑑みて)。それ以降は質、つまりある程度の選択と集中が出来るようになっているはず。でも、過信をせず謙虚に愚直に。そうしないと視野が狭くなり、客観的に物事が見えなくなってしまう。

これは経験年数はそこまで関係なく、人として謙虚なのか?だと思う。

3、リスクを取るより確実性を取り、貪欲でなくなる。

成功率を上げようとしてリスクに慎重になり、失敗を恐れ貪欲さが欠けてしまう。

ベテランで真面目な人ほど、考えてばかりで先に進まないタイプが多いと思う。
ある程度の情報があればストーリーは考えられるけど、どこかで上手くいかない理由にぶち当たってしまう。だから何も出来ないというジレンマ。私も経験あります、いい案が全然出てこない時(ベテランでも真面目でもないけど)

でも、そうやって自ら種を潰している間に、どんどん他の人がサービスを作っていくのです。
やってから後悔するより、やらないで後悔する方が悔しいというのは正にこの事です。

確実なのはいいけど、圧倒的将来No.1になって世界を変える炎という勢いの人と比べたら、投資対象として見劣りする事、間違いなし。

しかし・・・新人の気持ちになっても、新人になったわけではありません。

●勿論、新人以上に実績を出さないと!

事業プロデューサーは成功と言える実績の再現性が不安定な職種だと思います。
3年後に残っている会社の数値を参考にすると、平均成功率10%未満。成功率1割って低いですよね。

たとえ失敗したとしても新卒の新人よりも給料をもらっている人が多いと思うので、コストパフォーマンス的にも求められる結果は大きくなる事もあると思う。ここはリーダーの考え方とカルチャー次第。

とにかく、同じルールの中でいかに結果を出せるか?が勝負。良い結果を出すしかないのです。

インキュベーションカルチャーの大切さ

組織カルチャーにもよると思いますが、結果を出さないと四方八方から冷たい風が吹き荒れて、己のコストばかり注目され、出口の見えない暗中模索、終わりのない孤独感と戦う事もあるでしょう。

仮に9割が失敗するとしたら、事業をどんどん生み出すことを目指す組織は、失敗した挑戦者が、もう一度そこでセカンドチャレンジしたくなるようなカルチャーを作る事が、組織作りにあたってとても大切なことだと思います。

なぜその組織で事業をするのか?の理由がインキュベーションカルチャー。それがないと、もう一度セカンドチャレンジしたいと思わないかも。みんながそこでチャレンジしたい!と集まるインキュベーションカルチャー(Y Combinatorとか)に共通している事は何なのでしょうか?成功率?いけてるサービスが集まる場所?興味あります。


以上、事業を立ち上げプロデューサーになるには、新人に負けない謙虚さと貪欲さが必要という藤田社長のエントリーを読んで、共感したので書いてみた、「新人の気持ちで事業を立上げが必要な理由+α」でした。

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