フジテレビ月9の新シリーズは、東村アキコさんの漫画を原作とした「海月姫(くらげひめ)」というドラマだ。

 

海月(くらげ)が大好きなオタク女子・倉下月見が、女装イケメン男子・鯉渕蔵之介との恋愛を中心軸に描いたドタバタ、コメディー感満載のラブストーリーであるが、昨日・15日に放送された第1話の視聴率は8.6%と一桁の数字でのスタートだった。

 

このドラマは、昨年のちょうど今頃、NHK1chの朝ドラ「べっぴんさん」で、子供服メーカー「ファミリア」の創始者の坂野惇子をモチーフにした「坂東すみれ」を熱演した「べっぴんさん」での熱演で皆さんご存知の芳根京子さん(ヨシキョンちゃん)の月9デビュー作にして、民放初主演ドラマである。

 

(「べっぴんさん」の坂東すみれを演じたヨシキョンちゃん)

(海月姫第1回でのヨシキョンちゃん)

 

この海月姫はかつて、朝ドラの先輩・のんさん(能年玲奈さん改め)で映画化、アニメにもなったが、映画の興行収入が今一つでコケたといわれ、昨日のテレビドラマ第1話の視聴率も2桁を割ってしまったということで、先行きを不安視する声も出てくるかもしれないといわれるが、決して視聴率が悪いというだけでB級作品というレッテルを張るのは早計ではないだろうか。

 

確かに、ヨシキョンちゃんは清純なイメージがあり、昨年もドラマのほか、映画「心が叫びたがってるんだ。」にも主演し、着実な女優としてのステップアップを図っている。今回のそのドラマは、清純派・ヨシキョンちゃんのいわば新境地への挑戦でもあるが、第1回からズーズー弁丸出し、いかにもブサイクというオタク女子も熱演しており、それまでのヨシキョンちゃんとは360度違うキャラクターも魅力があふれていると思える。いわばシェアーハウスでの共同生活を送るさまが描かれているが、決して悪いドラマではない。

 

この1月のドラマでは、来年の春の朝ドラ「夏空」で早くもヒロインが決定した広瀬すずさんの新境地であるヒューマンサスペンスの「anone」や、木村拓哉氏のアクションドラマ「BG~身辺警護人~」、これまた朝ドラの先輩、石原さとみさん(さとみん)の医療サスペンス「アンナチュラル」や、NHK1chの異色の同性愛ドラマ「女子的生活」など、話題性のあるドラマが多い。それまでのイメージを破る新しい人物像をどのようにして描いていくかで、そのドラマの先行きも見えてくるはずであるが、僕もドラマはどちらかといえば、生放送で見るよりも、録画で後日見ることが多い。中には録画するだけして、後日まとめてみる、あるいは結婚したときに家族やカップルで見る時間を作るために録画している作品も多いが、リアルタイムの視聴率だけで物差しを測るのではなく、録画視聴やネット配信などのファンのことも考えて、今後の作品の成り行きを見つめていくべきだと思う。

AD

僕と広末涼子さんは5つ年が違って、誕生日は全く同じ7月18日である。1980年に生まれた広末さんは、1993年から歌手・女優としてアイドル活動をはじめ、1998年には早稲田大学への入学で話題にもなったが、芸能活動との両立が困難であることから、やむなく退学せざるを得なかった。その後2度の結婚を挟んで、女優として再び脚光を浴びている。

 

その広末さんが、先ごろから放送されている、CHINTAI(週刊賃貸住宅ニュース)のCMに起用されたが、そのCMが広末さんの四半世紀に及ぶ芸能生活そのものを物語っているような展開になっている。

 

 

CHINTAIのリリースによると「様々なお部屋探しの方法を提案するCHINTAI。それを知った広末さんは、自分だったらどんなお部屋探しのドラマの主人公を演じるだろうと想像を膨らませます。ドラマはまるで広末さんが出演している作品のようにリアルです。学生のお部屋探しサイト「ガクセイCHINTAI」では10代の女子高生役を、カップルで部屋探しができるアプリ「ぺやさがし」では遠距離恋愛をする20代の女性役を、女性専用お部屋探しサイト「Woman.CHINTAI」では30代のキャリアウーマン役を熱演。するとシーは広末さんのプライベートのお部屋に切り替わります。ドラマチックなお部屋探しを想像しながら、スマホを片手にCHINTAIの様々なサービスを使ってお部屋探しを楽しんでいました。」とある。

 

CHINTAIは元々エイブル(大建)と兄弟会社にあり、エイブルの賃貸不動産・住宅の最新情報を掲載した紙媒体の雑誌を発行していたのが起点であり、現在は紙媒体のほかウェブでも展開、全国各地の賃貸住宅の空き物件の情報提供を展開している。今年は、「お部屋探しにはドラマがある」をテーマにして、CHINTAIが提供する学生向け、新婚夫婦向け、女性向けそれぞれの賃貸住宅物件検索サービス(「ガクセイCHINTAI」「ぺやさがし」(部屋探しとカップルを意味するペアを絡ませたもの)、「women.chintai」)のサービスを全面的にアピールする内容となっているが、広末さんはこのCMで20年ぶりに学生服をまとって出演したことが話題になっている。

 

20年前、広末さんがアイドルとして脚光を浴びたころはショートヘアに学生服が似合うキュートな女学生というニュアンスの持ち主だったので、そのころを知っている人にとっては、そのショートヘアのころの広末さんを懐かしんだ人もいるだろう。僕も、一見して、広末さんの過去の映像を引き出して作ったものだろうなと思っていたが、2つ目にあげたメイキングの映像を見ると、実際には、この3人の広末さんをすべて、2018年の広末さんが演じているのである。

 

それにしても、なかなか、四半世紀の芸能生活をしてきた広末さんそのものの人生が、この15秒のCMに凝縮されているという印象を覚えるので、広末さんファンにとってはたまらないCMといってもよい。CHINTAIのCMは、比較的頻繁に流れるので、チェックできる機会が多いと思うのでぜひ見ていただきたいものだ。

AD

年末年始の風物詩

テーマ:

正月のテレビというと、大晦日のNHK「紅白歌合戦」と、フジテレビ「新春スターかくし芸大会」が思い浮かぶ。

 

紅白は元々ラジオしかなかった1951年から3年間は正月特番だったが、1953年からテレビが開局したため、今のような大晦日の定番となった。1969年からは、TBSテレビの「日本レコード大賞」とリレーする形をとり、一流歌手にとってはレコ大から紅白の会場への移動が果たして間に合うかという点も見どころであったが、1990年以後紅白の開始時間が19時台の後半となったことで視聴率の取り合いになってはいけないということと、歌手の移動負担を減らすという観点から、レコ大は2005年以後12月30日に行われている。

 

紅白は、その年1年をにぎわした名歌手が勢ぞろいしての歌い収めの儀式ということで、1年の締めくくりは本業の歌の世界で真剣勝負を繰り広げ、紅白のすべてのステージを終えた瞬間、ラグビーのノーサイドよろしく、お互いの健闘を称えあって、1年の労をねぎらうというのが紅白である。

 

年が明けて、その紅白の歌手も含めた多くの芸能人が仕事始めの舞台として挙げるのが、「新春スターかくし芸大会」であった。元々からゴールデンタイムでやっていたというわけではなく、第1回・1964年のそれは、夕方に放送されていたという。しかも当時から3-4時間というわけではなく、1時間ちょっとにしかすぎず、半分は余興といった趣にしかならなかったというのは意外だった。第2回からゴールデンタイムとなったが、当時は深夜に近い時間だった。今のようなファミリータイムになったのは1970年代から。

 

年度により2日間連続放送となった時もあったが、かくし芸というと、先ほども述べた「余興」という印象で、いわば芸能人の新年会という印象を覚える方もおられるだろうが、実際かくし芸大会を毎年見ていたら、堺正章氏のテーブルクロス抜きであったり、若手歌手・女優さんらのチアリーディング(アクロバティックな演技が見れるもの)、中堅クラスともなると、外国語のドラマなど、もちろん新年・松の内ならではの普段は演じる機会がない妙技に真剣になって取り組んでいるさまが、人々の感動を与えた。

 

そのかくし芸大会が終了したのが2010年のお正月である。理由は視聴率の低迷によるマンネリ化とスポンサー離れというのが大きく、芸能人を長期間拘束する形でネタ作りに励むというのも相当な苦労があったようである。だが、それが廃止になったことで、その芸能人の妙技・名演、いや、迷演を見ることができたのも一つの楽しみだっただけに、正月の楽しみが減ったというのは寂しいという意見もある。

 

現在はこれに代わるものとして、年2回程度(新春と夏場)に「TEPPEN」という、芸能人の特技、例えばピアノや書道、剣道などスポーツ・文化の得意技を審査するコンテストが行われている。ピアノの場合、元AKB48で、現在はソロのピアニスト・タレントとして活躍する松井咲子さんやかつみ♡さゆりのさゆりさんらが名勝負を繰り広げていることでも知られている。

 

でも、そろそろかくし芸大会を本格的に復活してもいいのではないか。近年、芸能界はご当地アイドルから全国区にのし上がったAKBグループを中心に、老若男女を問わず、幅広いメンバーがそろいつつある。例えば、普段は「秋元康氏プロデュースの公式ライバル」といわれるAKB系列と、乃木坂46、欅坂46の選抜メンバーが、ユニットの垣根を越えて新体操やチアリーディングを繰り広げるとか、プロ野球やJリーガーの選抜メンバーによる「マッスルミュージカル」なんていうのもありだと思うし、超ご長寿の加藤一二三氏(ひふみん)や野村克也氏らがムード歌謡でコーラスをするというのも面白いかもしれない。

 

正月の独島の雰囲気が醸し出されるかくし芸大会、芸能人の素顔も垣間見える機会でもあり、また真剣勝負を繰り広げる場でもあるので、ぜひ再開していただきたいものである。

不覚

テーマ:

新春早々、というよりは昨年の終わりに悔いが残ってしまった。

 

僕は昨日、すなわち昨年の大みそかに、イオン東大阪店の散髪屋「QBハウス」に新年へ向けて散髪に出かけたのだが、散髪が終わった後、いつも外出時に携帯しているポケットwi-fiと身分証明書となる障害者手帳(発達障碍者3級)がなくなっていることに気づいてしまった。

 

紫色のズボンに取り付けるタイプのポシェットなのだが、それごと全部なくなってしまっていた。いったん家路に帰り、「まぁ、家に忘れていたと思って気持ちを切り替えるとするか」と思って探したが、家の中にもなかった。念のために、昨日から今日にかけて、実際に自転車で走ったコースをたどってそれを探したが、どこにも見つからなかった。警察に問い合わせても、それらしき拾得物は見当たらないということで、被害届を提出したが、いまだ見当たらない。

 

身分証明書には住所・氏名と顔写真が書かれているので(電話番号は書いていなかった)、ある程度の手がかりになるかと思うのだが、何度も探しても、家の中も、街頭に出ても、それらしいものは全く見当たらなかった。

 

個人情報を悪用されるととんでもない事態に陥ることにもなるし、wi-fiも何者かに無断で使われて後で高額請求などということになっては困る。wi-fiは一時回線を停止する手続きは取ったが、何分、自分の住所・氏名が書かれている身分証明もセットで入れているので、ある程度はわかるはずだと思っていたのに、こんな不覚を覚えるとは…。

 

自治体は年末年始お休みで4日からでないと紛失届・再発行をしてもらえないし、年中無休であるスマホ・ワイモバイルの販売店も、今日元日は例の働き方改革により休業となっていて、早くても明日・2日からの受付となる。どうにかして、誰かが警察に拾得物として届けていただきたいのだが、望み薄といってもいいかもしれない。なので、しばらく様子を見ることにして(多分4日以後に警察に届け出がある可能性があり、2度手間になるのを避けるためとりあえず1-2週間は様子見をしてから)、ひとまずwi-fiの紛失に際しては、安心パックがあるので、それで代用(会員価格で機種更新ができる)してみたいと思う。

今年のNHK1chの大河ドラマ「おんな城主直虎」で、彦根藩の女城主として戦国乱世の時代を生き抜いた井伊直虎の生涯を演じた女優の柴咲コウさん。

 

彼女はもう15年か20年ほど前になるが、ユニリーバ「PONS」(化粧クリーム)のCMでの「私はファンデーションを使ってません!」の名セリフで人気を集め、以後、ドラマ、映画、シンガーソングライターと幅広い活躍を見せて人気を集めている。時代劇は過去にもフジテレビ月9の「信長協奏曲」(映画化もされた)に主演しているが、史実を基とした大河ドラマでの井伊直虎のエネルギッシュなおんな城主の役は、コウさんの新境地を切り開いた記念碑的なドラマだと思った。

 

そのコウさんが今年後半、起業家としての顔が加わった。いわゆるIT分野の企業を立ち上げ、スマートフォン向けゲームアプリのメーカーの経営者とともに、自らの知名度を生かしたビジネス戦略に取り組むという。コウさんいわく、「自分の中にいろいろとやりたいことがあったが、20代のときはがむしゃらに仕事をしていてそこに使える時間がなかった。30代になって時間に、また精神的にもようやく余裕が生まれ、やりたいことを形にするためにまず会社を立ち上げた。それからやりたいこととニーズ、供給と需要をどうマッチングさせるかアドバイスをもらい、今に至っている」といい、これまでの女優・ミュージシャンの活動との両立を図りながら、自らのセカンドキャリアを充実させたい思いがある。

 

近年、俳優・タレントさんでも、いわゆるセカンドキャリアとして、副業の起業を行う傾向が増えている。コウさんのような営利目的のものだけでなく、スポーツ選手は例えばスポーツ用品店や、日ごろから応援するファンのための居酒屋を経営したりとか、田中美奈子さんや岡崎友紀さんなどのようにペット保護などのボランティア活動のための公益非営利法人を設立するなどの様々な事例がある。

 

僕たちは、どうしても芸能人やスポーツマンは、本業主義で、映画やドラマ、音楽、コメンテーターなどの表舞台でお金を稼いだらそれで十分だという印象を強く覚えるのだが、必ずしもスターダムにのし上がったからそこで終わりという考えではなく、そこからのステップをいかに進めるか。そのために著名人でも起業家、あるいは何かしらの企業や団体のスタッフ・役員という肩書を増やしつつある。少し例え方は違うが、漫才や落語の若手芸人や、プロボクサーでも、表舞台に立つ選手はほんの一握りにしか過ぎない。そういった雑草たちも、副業としてアルバイトや契約社員などで会社などに努めながら、自立と両立を図っている。

 

最初のうちは手探りで苦労を重ねることも多いと思うのだが、表舞台だけでなく、舞台裏でも光り輝く存在になれば、自分自身にもプラスになるだけでなく、社会に潤いを与え、新たなコミュニティー文化を築き上げるきっかけにもなっていくのではないだろうか。それだけに、コウさんの新たな取り組みもコミュ活を学んできた僕として期待していきたいという思いが強くなった。

 

余談だが、リンクを張った日経新聞(有料版なのだが、ひと月につき10本までは無料で読める)のインタビュー記事の写真や、最近のシャープのスマホのCMは、直虎のトレードマークだったボブヘアを現代に再現したような雰囲気があって、これもまた時空を超えたコウさんらしいところが見えてるなと思う。

今年は「働き方改革」が一つの流行語になった。2年前、広告代理店・電通の新人OLの過労による自殺事件など、働き過ぎが問題となっていることや、いわゆる60歳定年後も、嘱託契約社員で65歳、あるいはそれ以上まで働く、「生涯現役社会」の実現が進んでおり、一人でも多くの人たちが仕事をすることの喜びと、働くチャンスを増やすことで、よりよい経済成長を促そうとする政策だ。

 

NHK1ch日曜日の国民行事「大河ドラマ」。来る1月7日開始の西郷隆盛の伝記ドラマ「西郷(せご)どん」から、働き方改革の一環として、全体の放送回数を減らし、期首・期末(3か月1クール)に1回程度の総集編など、特別番組に差し替える予定があると、毎日新聞が報じている。

 

大河ドラマは、朝ドラと並ぶ、NHKの旗艦ドラマ番組の一つであり、史実に基づいた時代劇が中心である。よって、今年の「おんな城主直虎」の井伊直虎や、春日局、毛利元就、徳川家康など、日本史を彩った数多くのヒーローが続々と登場している。

 

この大河ドラマ、1963年4月に井伊直弼を題材にした「花の生涯」でスタートしたが、次の1964年「赤穂浪士」からは、基本的に1月始まり~年末終了の暦年制で描いている。年末の終了時期は基本12月中旬が多いが、大河枠で3年間放送された「坂の上の雲」の放送の都合で11月で終わった作品もある。

 

この原則から外れて、年2作品で放送する構想があった。1994年度から、朝ドラと同じく、4月と10月の半年ごとのスタートというサイクルで放送する計画があり、まずその準備段階として、1993年の1月から放送された、琉球王朝を描いた「琉球の風」はこの年の6月までの半年間で終わり、次の藤原経清(つねきよ)の生涯を取り上げた「炎立つ」は1994年3月までの9か月、そしてその次の日野富子の物語「花の乱」から半年サイクルの予定にしていたが、視聴率がよくなかったのか、やはり大河は1年1作品にしたほうがいいという考えに戻り、1995年1月に放送された「八代将軍吉宗」以後は元の1月開始の1年間というサイクルに戻された。

 

だが、この「働き方改革」を導入するということで、制作者の負担を減らすということを考えると、大河ドラマで再び年2作品制が復活する可能性が濃厚になりそうかなと感じた。僕としては、日本の放送局の編成ローテーションは大抵は、会計年度である4月を起点として、ドラマでは大河と朝ドラ、テレ朝の仮面ライダー&スーパー戦隊などの例外はあるが、近年は季節ローテーションで3か月ごとに新しい作品を投入しているため、朝ドラと大河ドラマではクライマックスの時期がどうしてもずれる。

 

朝ドラと大河のクライマックスを同じ時期にそろえると視聴者が分散しないかという意見もあると思うのだが、放送曜日も朝ドラが日曜以外の毎日(日曜も1chで週間総集編をやってはいるが)、大河が日曜日と重複していないし、近年の視聴者の生活リズムの変化もあり、必ずしもリアルタイムで視聴せず、HDDなどで見る視聴者(僕もその一人だが)もいるので、朝ドラと大河ドラマの放送時期を4月と10月始まりの半年間でそろえると、視聴率アップにもつながる可能性がある。

 

先ほどの「西郷どん」も50回の放送予定で、その隙間の期首・期末に特番などを挟むということは書いたが、その次の2019年放送予定の「いだてん」(1964年東京五輪開催までを描いたもの)は、金栗四三、田畑政治の伝記ものだが、これも前半・金栗の日本人初の五輪出場へ向けた物語と、後半・東京五輪誘致に尽力した田畑のエピソードとに分けるという構成が予定されている。おそらく、この間にラグビーW杯の中継もあるかもしれないので、これをきっかけに4月開始のローテーションを組み、2020年からは4月と10月に分ける(年1回でも4月起点)というパターンで放送すれば、大河ドラマにも新たな風が起こるのではないかと思える。

先ごろ、福岡県を中心とした九州のブロック紙として親しまれている西日本新聞が、宮崎・鹿児島県での発行を来年・2018年3月で終了すると発表した。

 

1877年に筑紫新聞として創刊され、その後九州各地の地方紙を統合してブロック紙という、全国紙に準じる規模の新聞社を確立していたが、ここ数年の活字離れ、ネットでのニュースの普及などから、2009年3月に沖縄県と、対岸の中国地方・山口県(山口県は東部のごく一部は大阪本社発行のものだが、大半は福岡・北九州市から発行される九州版が配達されることが多い)での発行が取りやめとなり、沖縄以外の九州7県に特化した紙面を提供していた。

 

 

しかし、宮崎・鹿児島両県では地元地方紙の宮崎日日と南日本新聞の両新聞に押された影響で、2009年には「南九州ワイド」として共通の紙面を製作発行してきたが、先ごろ、2018年3月をもって南九州での発行を終了すると発表、今後は福岡・佐賀を中心とした北部九州圏に特化した内容へリニューアルすることになり、ブロック紙としての体裁が形骸化される可能性が出てきた。

 

九州では、離島の多い沖縄県を除き、かつ山口県(東部のごく一部以外)を含めて、福岡・北九州の両市で発行された新聞が発行されている。それまでは全国紙のうち産経を除く4新聞と地方紙の西日本新聞+各県域新聞という構図だったが、2009年10月に産経新聞が、毎日新聞との印刷委託提携を結んで「九州・山口特別版」を発行。競争が激化していたが、ここ数年のネットでのニュースの速報性の充実から、活字離れが顕著となったことも、西日本新聞の南九州からの完全撤退につながったのではないかと思える。

 

僕はここ数年、2000年代のごく一時期月ぎめ購読で定期購読していた大阪日日新聞を再び購読している。理由は、定期購読が全国紙の超夕刊セット版(平均4100円台 朝刊単独でも3000円台)よりも半額の2050円で購読できるということであり、大阪府の地方紙で唯一残っていること、また朝刊単独ながら全国紙とそん色のない紙面づくりや、コミュニティーの情報も多数掲載されていることから、コミュビジの参考資料にということで、新聞の切り抜きにもそういった情報を活用している。

 

大阪日日は、元々が夕刊専売だった(2000年9月まで)という事情もあり、その名残から夕刊専売紙で特にシェアーを誇る駅売りが主体。宅配は大阪市内と北摂・河内エリア(概ね吹田・豊中・守口・門真・東大阪市など)が中心で全国紙の宅配所に委託してもらっている。ただ現在JRのキヨスクが大阪日日を取り扱っていないセブンイレブンのフランチャイズになっているということもあって、駅売りシェアーの高いJRの駅売りからはここ数年姿を消しているのが残念である。(ローソンも同様に扱っていない。ファミマは比較的多く扱っている)

 

僕は幾度か、大阪日日の販売担当にメールを送って嘆願しているが、セブンイレブンやローソンといったコンビニでもできる限り多く扱うようにお願いしている。それも即売だけでなく、宅配が困難な地域への委託宅配(コンビニでも、近年宅配サービスを委託されるケースが増えつつある)を活用して、新聞を家庭や職場に届けられるようにしたらどうかと提案している。

 

ここ数年は全国紙や多くの地方紙でも、手元のパソコンやスマホで新聞の紙面自体を掲載する「電子新聞」というサービスも増えてきている。電車やバスの限られたスペースでも紙面が広げられない分までモニターで新聞を読むことができるというものだ。紙面とセットで、実質的に電子版が割引というサービスもあるぐらいだ。

 

新聞販売店は、遠隔地を中心にしてコンビニやスーパーなどで定期購読できるようにして、新聞離れを食い止めて、職場や学校、家庭で話題のネタになるニュースを届けるという意識を持ってもらう機会を増やしてもいいのではないだろうか。