台風の被害が続きますね。

お見舞い申し上げます。もうほんとに勘弁してほしいものです。

これも温暖化の影響でしょうか。どんなに努力しても温暖化の勢いは止められない状況とのこと。

結局私たちの行いに対して返って来ているものなんでしょうね。

 

さて、乳がん闘病中の小林麻央さんから肺と骨への転移が発表されました。

やはりそうだったんだな・・・と思いました。

骨への転移は乳がん転移で最も多数をしめる転移です。

痛みもあるし、圧迫骨折とか、カルシウム血症(骨のカルシウムが血液中に溶け出して起こる症状)など厄介な転移です。

放射線治療やビスフォスホネート剤の投与などで治療していきます。

肺への転移は抗がん剤で治療となります。転移先がどこであっても乳がんのがん細胞なので乳がんとして治療します。

 

麻央さんのように若い人の進行性乳がんは本当に過酷だと思います。

小さいお子さんがいらっしゃることも考えると「奇跡よ起きてくれ」と願わずにいられません。

抗がん剤の効き目を見ながら、QOLをできるだけ高く保つように過ごすことが大事だと思います。食欲もあるようなので前向きに治療に取り組んでほしいと願います。

 

今後、他の部位への転移も出てくる可能性があるし、骨転移の症状が進んでくれば苦痛も

大きくなると思います。このような状況で戦ってこられたと思うと心がふさぎます。

乳がんで命を奪われることがない世の中になってほしい。

もう大切な人を乳がんで奪われるのはたくさんです。

 

もっと早く診断がついていれば・・・もっと早く見つかっていれば・・と思うけれど、麻央さんはお母さまがやはり乳がんだったことも明かしておられ、遺伝性の可能性が高いのではと思います。お姉さんの麻耶さんも十分気をつける必要がありますね。

乳がんは一生付き合っていく病気。いつ再発するかわからない厄介な病気。

 

私も常に覚悟はしています。だからこそ日々を楽しく自分らしく過ごしたいと思ってます。

麻央さんがあえてご自分の現状を明かしているのは皆さんにこの病気を知ってもらうため、

自分の体に関心を持ってもらうため、そして同病の方への励ましのためと感じます。

ひたすら病気の陰にいらした頃より今の麻央さんのほうがきっと力があると思います。

皆さんに伝えること、その使命を感じていること、それがまた麻央さんの支えにもなっていると

思うから。

日々笑顔でいられますように。病気との闘いは孤独だし、苦しいつらい悲しい気持ちを必ずしも家族に伝えられるわけではありません。むしろ甘えきれない、つらい姿を一番見せられない相手が家族だったりします。だからきっと一人で抱える部分も大きいと思います。

その心に思いを馳せます。ひとりだけど、ひとりじゃないよ。

今日も明日もひたすら生きてほしいと思います。