あけましておめでとうございます!そして皆保険制度を守れー! | ニャゴシャの気になる時事ブログ

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編み物が好きで始めたブログですが、気になることをブログに取り上げてたら、今では殆ど政治等の時事ネタブログになってしまいました。新自由主義政策推進の安倍政権批判してます。
 

2015年が始まり早くも4日、本日からまたブログ開始いたします。

忙しくてブログ更新できない日もあると思いますが、どうかひとつよろしくお願いします<(_ _)>


最近、あまり本を読まなくなってしまった私なんだけども、このお正月に堤未果さんの「沈みゆく大国アメリカ」を一気に読み終えましたわ。

半日もかかることなく読み終えられるボリュームの本なんすのね。

内容は、オバマケアの実態について、全然いいものじゃあなかったって話。

オバマケアは過去20年最大の「大増税てんこ盛り政策」らしい。

そして医療現場の実情・・・・アメリカでは医師の自殺率が高いんだって。

あそこまで歪んでしまったアメリカ、軌道修正するのは無理なんじゃあなかろうかねぇ。

アメリカは薬価を政府が決められなくて製薬会社が決めるんで、薬の値段が高い高い。

保険会社も政治家へのロビー活動で、自社の利益になるような政策に誘導するし、国民が搾取されるばかり。

よく国民も黙ってるよな~と思うでしょ?

なんでかっつーと、アメリカ国民の多くがオバマケアの詳細を知らないからってのも理由らしいよ。

どこの国も同じって話~?

アメリカだけの問題ならば、外から「大変だな~アメリカ」って言ってられるけど、やつらは日本を次のターゲットにしてるから笑ってなんていられないよね。

「沈みゆく大国アメリカ」から、日本について言及してる部分を抜粋・・・・・


「日本の医療は憲法25条(生存権)に基づく社会保障の一環として行われ、その根底には「公平平等」という基本理念が横たわっている。

一方アメリカでは、医療は「ビジネス」という位置付けだ。」


「だが知らないということは、すきをつくることになる。ウォール街と経済界に支配されるアメリカ政府から日本への、医療市場開放の圧力については知っていたが、混合診療解禁や株式会社病院、保険組織の民営化、診療報酬改革、公的保険周辺の営利民間保険参入や投資信託など、すごいスピードで規制緩和を進める法改正の多さには驚愕した。」


「通常の課税取引であれば、仕入れ時に支払った消費税は控除の対象となり、納税しても事業者に損得は発生しない。だが医療サービスは、非課税取引とされているため、病院は患者から消費税を受け取れないしくみになっている。」


「これ以上消費税が上げられると医療機関の存続が難しくなるという各地からの悲鳴は年々大きくなるものの、国民にこの危機感はほとんど認知されていない。」


「このまま消費税を上げ続ければ、医療機関の経営悪化を加速させ、地域医療の連携を崩し、この国の医療制度を崩壊させるリスクがある。」


「今の日本では歯科など一部でしか認められていない混合診療を拡大することで、価格を自由に決められる新薬や医療行為が増え、特区内での医療費は高騰してゆくことになる。

その結果、周辺地区でも特区内と同じ治療への需要があがるだろう。

だが特区と同じレベルの新薬や治療は、公費だけでは支えられないため、結局は規制緩和して公費部分を縮小し、自由診療部分を広げざるを得なくなる。たとえ国民健康保険が制度として残っても、使える範囲がどんどん狭くなり形骸化すれば、患者負担は重くなってゆくだろう。」


安倍政権は、国民の年金をもっと株式投資出来るようにしたよね。

年金を運用する独立法人「GPIF」、実は高い報酬を払ってウォール街から人材を入れる方針をすでに閣議決定済みなんだってさ。

頭をやられてる安倍ゾー!


「世界中を見ても、国民年金を国家レベルで株式運用している国は少なく、6割を運用するノルウェーですらその資金は日本の半分以下で規模自体比にならない。」


これでも安倍さんしか居ないなんて暢気なことを言ってられんだろうか?

安倍ゾーは日本をアメリカみたいな国にしたいと思ってんのにねぇ。

堤未果さんの亡くなったお父さんは生前、「この国の国民皆保険制度を、なんとしても守ってくれ」とおっしゃってたそうです。

私たち日本人には当たり前の皆保険制度だけど、アメリカの実情を見るとありがたみがよくわかる。

混合診療もガンに限りすでに東大病院や慶応病院で行われてるか、行われる予定だってね。

知らぬ間に安倍ゾーの売国は進行しているけど、なんとか阻止したいわい!

安倍政権の支持率超低下希望!!!


それじゃあ、またねクローバー