・・・楽しかった・・・!!



この一言に尽きるね。


伝えようとしていることとかは、ありきたりな「あきらめるな」とかなんだけど

大団円に至るまでのてんやわんやが楽しい☆それに尽きる。


てんやわんや、とか久しぶりに使ったな・・・・・(古)


三谷幸喜の「シナリオ」と「配役」の妙が素敵すぎる作品だった


特にキャスト!!豪華すぎない!?


以下ネタバレ(てか、前述もネタバレだった?)なので、これからって人はやめてねv



気になった人々↓


佐藤浩市


この映画で一番「流石俳優!」って心の中で拍手喝さいだった。

クールでヒールな代議士だったんだ・・・けど・・・その本性はどーにもダメな男。

人に命令しなれてるのかな、と思えば、ただ自分でやれないわがまま男だったり、

なんだかんだで最後はヒーローになるのかな、と思えば、ただ人の意見に左右されやすいだけだったり


そんなかっこ悪い男がかっこよくしてる様、を佐藤浩市がばっちし演じてた!すごいよぉ・・・(´∀`)ノ


ばっちし「佐藤浩市」の役者っぷりにときめいてきました。

や、武藤田代議士みたいな男はだめよ?




唐沢寿明


絶対この人はこの役をめちゃめちゃ楽しんでる・・・!!


とオモタ。


しかし、ドラマだって映画だって「主演」を張れる唐沢さんを、こんな超脇役。なんて贅沢な映画なんだろー・・・びつくりだよ。


好きなセリフはもちろんこれ

「私の頭が何か?」




生瀬勝久


濃い人だわ~。

でも、笑いはこの人から派生する・・・。「顔演技」が素敵なので、一挙一動目が離せなかった。


あとは




松たか子!!


さすが女優!って感じだった~。

母の顔、愛人の顔、ホテルでの顔、一人の女としての顔

使い分けてた~・・・素敵だった~面白かった~



なんか久々に「さすが松たか子!」って思った。




もち主演(といっていいのか)の役所さんや、その他の人々もいい味出してたよ~

最初はばらばらだった各人のエピソードが徐々に一つになっていく様子は

わくわくして見れた。

三谷作品だからこその笑いに裏づけされた安心感の中で見れたからかな。



まあ、正直、これみて「夢、もう一度頑張ってみよう」とか「今の自分を誇ろう」

とか思う人がいるのかは微妙なトコだが、

ただエンターテインメントとしては、最高の出来だったのではないかな、な~んて評論家を気取ってみたり。



舞台にしてみても絶対面白いと思う。そうなったらまた見に行きたいなぁ・・・