人は皆、迷ってばかり。

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先週日曜日、京都市のやや北側・鷹峰にある源光庵へ行ってまいりました。

去年の日記を見てくれるとわかりますが、なんと私、去年は観光で京都にきておりまして、

その際には改修中で見れませんでしたのです。


一年越しの思いをもって、いざ行かん源光庵!





こじんまりとした門を抜けると、これまたこじんまりとした道。


庵、というだけあって、小さな道に紅葉やら杉やらが凝縮された感じ。

ただ、駐車場と(なんの境もなく)隣あわせっていうのがいただけなかたった(´□`。)



中も、ほんとに近所のお寺、って感じ。でも、この質素さが禅の心なのかしら。


中に入ると明らかに人口密度高い。

うーーーーん 




お庭はまさしく、自然と禅の融合、といった感じ。

ありのままの自然なのかと思いきや、

ちゃんと亀の形をした岩が並べられているあたり、技巧。(写真右端)





そして、この源光庵のメイン。

2つの窓。

右「迷いの窓」・・・「人間の生涯」を表し、生老病死の四苦八苦を表す。

左「悟りの窓」・・・「禅と円通」を表し、円窓は大宇宙を表す。


丸く切り取られた景色をじっくり見るのは初めてなのかも。。

いつもとは違った景色のように見えて、新鮮でした。

世界が丸く見えるのは本当だった。紅葉も丸く円を描いて枝を伸ばしているように見える。


まぁるい世界・・・


と、人が多いなりにも秩序だって(整列して)おのおの写真をとったりしていたはずが


おばちゃん、子供、、、乱入。

特に観光の団体できているおばちゃんたちのマナーが最低だった(-""-;)

皆が遠慮しあって、窓の5メートルほど手前で止まり、順番に見ていっている中、

ずかずかと窓の横に陣取り、写真を取り合うおばちゃん。

あまつさえ、窓からひょっこり孫と一緒に顔を出して写真をとるおばちゃん。

そして、一人が取り始めると、その図々しさはとどまることを知らず、

なだれ込むように(順番を無視し)ケータイのカメラで窓を正面から撮り始めるおばちゃんたち。



何が「悟り」の窓か・・・

ここには人の「迷い」しかないっすわ・・・・


普段、「最近の若者はどーのこーの」「ケータイのマナーがどうのこうの」

なーんて文句は、このおばちゃん達には言う資格がないな、と思った。

それを注意したのは、カップルで来ていた20半ばぐらいのお兄ちゃん。

彼は偉いよ。皆が持ってることを伝えてくれた。

ま、それでもおばちゃんたちは退かなかったけどね。


おばちゃんたちの存在が迷い!だわ。


「静かな空間」で推してたはずの源光庵は、なんだか乱雑な空気に包まれてた。

一緒に行った子はげんなりして、途中で窓を見るのを諦めてたしね・・・。



そんな源光庵にはもう一つの名物が・・・



そう!血天井!!!ドクロ

源光庵の天井は、伏見桃山城の遺構なのです!

鳥居元忠一党が自決した、その血の跡が染み付いている・・・

もとは廊下だったが、(二度と踏まれることがないよう)天井にしてあるのだ。


で、見てしまいました。

ばっちり血の跡。

足形・・・手形・・・

手形なんかは、まるで苦しみもだえるように、指の跡がずず~っと引きずられてた。

足形は、指の跡までくっきりだった・・・。


なんかとっちゃいけないような気がして、カメラを向けられなかったよ・・・



とにもかくにも、色々と感じるところのある源光庵でした。

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三月は深き紅の淵を

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恩田 陸
三月は深き紅の淵を

恩田陸女史の作品を読むたびに、

懐郷の思いを感じるのが、ノスタルジーの魔術師とか(だっけ)呼ばれる所以なのだろうか。



この作品も例に漏れずノスタルジーを感じさせる。

過去と現在と、そして未来を、不思議な幻想の中、さ迷うような、、、そんな作品。



物語は全4章から成る、「三月は深き紅の淵を」という本を巡る内容になっている。

4つの章において共通する「誰しもが求める本」が「三月は~」なのだが、

どの章でも実物はでてこない。登場人物たちが、その本について話しているだけなのだ。


しかも4つのお話はおそらくはパラレルワールド?なのだろうか。

「三月」の収録作品や、成り立ち、出版部数、装丁、ルールなどは共通するのに、

作者や、収録作品の成立背景が微妙に違う。


ともかく、これを読んで真っ先に思うのが「この謎に満ちた本を読みたい!」と思ってしまうこと。

私自身もまんまと、作者の術中にはまってしまったのか。

本書の主人公たちのように、「三月は~」の噂話に飽き足らず、

実際に手をとって読んでしまいたくなる。


とても不思議な感覚。

物語の登場人物たちも、現実世界の私も、たったひとつの本「三月~」を求めている。

なんとも言えない巧妙な、本と私たちをつなぐ手法に脱帽。


そして、その続編?ではないな・・・スピンオフ?違うな・・・

そんな、「三月~」の中の第4章「回転木馬」とリンクしているのが

恩田 陸
麦の海に沈む果実

この「回転木馬」の主人公・理瀬が書いたのであろう作品。

微妙に「回転木馬」と「麦の~」では違いがあるが、

「回転木馬」における理瀬が、現実を脚色して「麦の~」を

書いたとするならば、とても素敵な設定だ。

ただ、これが「三月~」の中の一編ではないのが、残念だが。


しかし、ここからちゃんと、本編が始まるんですね。

恩田 陸
黒と茶の幻想

「三月は深き紅の淵を」第1章 黒と茶の幻想が始まったのですね・・・

帯にもあるように、この物語は、これだけで1作品として完成しているが、

それでも「三月~」という本の第1章に過ぎない、、、まさに最高長編第1章なのでしょうね。


「一冊」という枠組みを超えた長編小説。それはまだ始まったばかり。

それにしても恩田さんは「三月~」といい、「常野物語」といい、

壮大な小説を書くなあ・・・。

どっちもまだまだ続くって考えていいんですよね?


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先日東京へ行った時、彼氏と見てきましたv


映画版デスノート完結篇
DEATH NOTE ~The Last name~

原作もずっと読んでいたんですが(正直、ニア・メロ篇はセリフを飛ばしていたような気が・・・)


終わり方にどーーーーしても納得がゆかず、この映画での「完」をみたいと思い、ようやっと見れました。




ま、何時も通りのネタバレなので、見たくない人は回れ右。





★やっぱりキラvsLがいいよね★

(一応)主人公の月の最大のライバルL、彼が決着をつけてくれてよかった。

途中退場なんてありえないよね。


ところで、Lの本名なんていうの?>誰か教えて・・・



★コンパクトにまとめられていました★

高田清美が第3のキラ設定にはおどろいたけど、

話自体は難しくなくなったので、始めてみる人にもわかりやすく

なったんじゃないか、と。

ただ、清美をキラにしたのはあのちょっとしたお色気を

入れたかったから?え?なに、いらないんだけど( ̄□ ̄;)



★藤原竜也は悪役が似合う★

わるーーーい笑みがとてもよくお似合いの彼。

「勝った・・・計算どおり」がすごくいい感じでした。

悪い笑みの似合う人はスキですv



★★Lの最期にほろり(ノ_・。)★★

悲しすぎるだろ。


月の「13日デスノートに名前を書かないと死ぬ」

これは、原作でLがどうしても見破れなかった嘘。

(まぁ、これがミサミサのせいであっさり見破られていたのはなんとも、、、あれでしたが)


原作ではレムに名前を書かれて死んだL・・・

映画でもその結末はかわらずか・・・と思った矢先↓



レムより先にデスノートに自分の名前を書いていたL。

これで、レムの書いた効果は無効。




キラに勝つために「命を諦めました」とさらっと言われた時は

すげーどきっとしました。

だってあっさり言いすぎ!え!そんなもんなの!命って!


思わずそう思ったけど、違うよね。

LにはLなりの覚悟があるんよね。


「死ぬときは一人で死にます」といって、

ワタリの写真の傍らで、チョコをほおばりながらノートに書いたとおり

「安らかな眠りの中で死」んだLに涙・°・(ノД`)・°・



月も父の腕の中で息を引き取ったけど、

Lも傍にはワタリがいたんだねぇ・・・(ほろり





過激ともいえる頭脳戦と、その後の穏やかな時間が嘘のようにマッチしていて、

主題歌も映えます。。。

(レッドホットチリペッパーズのスノウ?だっけ。いい曲でした)






と・こ・ろ・でーーーーー↓

オムニバス
The songs for DEATH NOTE the movie ~the Last name TRIBUTE~ (初回限定盤)(DVD付)

これには我等がabingdon boys schoolも参加中!!

デビュー曲「INNOCENT SOLLOW」のカップリング「Fre@k $How」が収録されているのですねー。


どちらかといえば、白熱するLとキラの駆け引きのような曲・・・になるのかな。

私は「INNOCENT~」のほうを買うので、きっとこっちはかわないけどねw



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しばらく日記更新してなくて、久しぶりに更新しようと思ったら・・・


またアメブロリニューアルですか・・・。そうですか。



こうしてまた時代に取り残されていくわけですが。




近況としては



京都観光してきたぞーーー!!!(京都在住だろが。


ともだちきたぞーーーー!!






イヤカン当落きたぞーーー!!!


a.b.sのPVかっこよすぎるぞーーーー!!!


西川さいこーーーー!!!




ということで、だんだん下のさけびになるにつれておかしなことになっていますが。





イヤカンは16日の東京に参戦決定ですv

はぁ。また東京までの交通費がかかりますが。これもすべて彼のため。(え



ってなことを彼氏に言ったら、また渋い顔されました。

いいじゃんねーーー(#`ε´#)





■京都観光withけいこ■

大学のときの旅仲間、けいこが京都まできてくれて幸せニコニコ

2日間だったけど、めちゃめちゃ気合いれて回りました。

そのうち写真アップします。


お互い、変わってないことを確認。

近況報告などしつつ、なんとなく「社会人」を実感。


ほとんどあたしの愚痴みたいになっちゃってごめんご。






■abingdon boys school■


まんまとPVの罠に落ちています(何


いやぁ。皆さん書いてるけど、やっぱ眼鏡はずす瞬間はサイコーだね(何何

ファンのつぼをわかってらっしゃるというか。いやはや脱帽です。


どっかの魔法学校みたいなPVですが、

西川さんのゴッドボイスにより散らかった本たちはあのあばあ様が

お片づけになられるのでしょうか(どうでもいい


ところで、今月のWhat’s in 立ち読みしてきたんですが、

「現在使っている楽器は?」の問いに西川さんは

「粘膜ひだ 1970年 日本製 (いいところ)おれしかもってないところ」

って答えてたけど、これ喉のことだよねv

素敵。やっぱ、ひだに特殊な何かがあったのね(違



え・・・・ちょ・・・・!!!



Fre@k $how・・・・!!!



ぐっジョブ!みゆきさん!(DJ)




行けなかったF.O.Bの様子、野外授業ということで聞いていたんですが、

そこらへんは、レポしてくれてる人が結構いたんですが、

大体カットなしで流してくれたのかな?



てか、最後にまさかカップリングまでほぼフルで流してくれるなんて・・・!!!

MDに一応録音しといてよかった・・・( ̄▽+ ̄*)



うをーーー早く耳元でガンガンならしたいなぁ。ライブで聴きたいなぁ。

みゆきさんの言葉を借りるなら、イノセント~もフリーク~も

スルメソングだ!!!(かめば噛むほど味が出る・・ってね


Fre@k $how・・・前編に渡って英詞でしたねーーー。

途中、ふ・・・と音が止まって囁くように「Fre@k $how・・・」ってかっこよすぎるわ、西川さん。

ぜひライブで。


てか、この歌をガンガンにうたって、西川さんはマジで喉を壊さないんだろうか(余計なお世話・・・

や、だって叫ぶような歌。ほぼ雄たけびwith重低音。

スキだけどさ!心配なんだよ!


やー、でもFre@k $howはやっぱギターかっこいいなぁ。あんまり楽器には詳しくないけどさ。

SUNAOさんのギターが歌ってるよv(by大阪城ホールにて・・・


イノセント~もほぼフルで聞かせてくれてさ。

思った以上によかった、ミュージックコースター&DJみゆき!ありがとう!



贈る物語

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綾辻 行人
贈る物語 MYSTERY


綾辻行人が選ぶ本格短編ミステリ9編。


短編読みやすい上に、物語の要点ごとに

「How」「Who」「Why」「What」「Challenge」に分かれている。


どれもミステリの王道を行くような作品、かつショートショートのような

テンポのよさがあり、さくさく読めました。



特に、オチがスキなのが「Who」の一編、山田風太郎「黄色い下宿人」。


これは、いわゆる「フーダニット」(誰が殺したか)を当てるだけではなく、

「殺されたのは(結局)誰なのか」という一風変わった作品。

しかも、コナン・ドイルの生んだ名探偵「シャーロック・ホームズ」のオマージュ作品。


今回も、ワトソンという優秀な助手のサポートのもと、ホームズの名推理が

冴え渡る・・・・



かと思いきや、この作品の「Who」は「探偵は誰か」という点においても裏をかいてくる。


そして、この「黄色い下宿人」が誰なのか・・・ということも、最後の最後でどんでん返しだ。



さまざまな点でのWHOを楽しめたо(ж>▽<)y ☆



他の作品も、現代においてのミステリの基盤となるような作品が勢ぞろいしてて、

綾辻氏の簡単なイントロダクションもわかりやすい。


ミステリ熟読者のおさらい本として、ミステリビギナーの入門書として

読んで損はしない1冊。