タイ、イタリア、そしてフランスでも洪水被害です。
アメリカでは季節はずれの大雪でした。
日本でも秋なのに梅雨でもあまりないくらいの記録的な豪雨や、季節はずれの猛暑もありました。
なにかおかしいですね。
これはたまたまではなく、気象資料を見るとはっきりと起こるべくして起こっています。
先日の猛暑などは、だいぶ前から予想されていて、異常高温注意報も出されていました。
なにがおかしいのでしょう?
一番目立つのは、中緯度地帯にいる暖湿気です。
梅雨のように相当温位の高い気団がまだ中緯度付近にあります。
その北側には秋の気団がいますが、そのコントラストが大変大きいのです。
その気団が北上や南下をするたびに、大雨が降り、猛暑になり、そして雪が降るのです。
そのほとんどが記録的、もしくは史上初という修飾語つきです。
このことは、この異常が時々おこるような類の異常ではないことを示しています。
地球の気候が未経験の状態に足を踏み入れている可能性を強く示唆しています。
金融危機では大騒ぎする政治家や経済人も、このことについては知らんぷり。