これ、何ていう楽器? No.14
テーマ:Tb石川浩
またまた久々の楽器シリーズです。
この楽器は 「テナーチューバ」 です。
あれっ、こんな形は以前に見たことがあるような・・・。
( 東京フィル ホルン奏者 塚田聡 )
この楽器は以前に紹介した 「ワーグナーチューバ」 ですが、
大きさとベルの向きが違いますね。
テナーチューバはユーフォニウムよりも少し大きいのですが、
管の長さは同じで、B♭管です。
左がユーフォニウム、右がテナーチューバ。
細管で、マウスピースはユーフォニウムのものとほぼ同じ大きさのものを
使います。通常、ユーフォニウム奏者が演奏します。
上の写真でテナーチューバを持っているのは、侍ブラスのユーフォニウム
奏者である、斉藤充 (さいとう みつる) 氏です。斉藤氏には、先日の
“渋谷ブラスフェスタ” の演奏会にエキストラとして参加していただきました。
その演奏会において ヤナーチェク作曲 「シンフォニエッタ」 で、この楽器を使用
しました。
この楽器、呼称が国や作曲家・年代によって違うことがあります。
テナーチューバを製作・販売している主なメーカーは
アマティ・アレキサンダー・チェルベニーなどがあり、
今回のこの楽器はドイツのミラフォン製です。
価格はおよそ5000ユーロ ( 日本円で60万円強 ) だそうです。
オーケストラで使われる曲は
R.シュトラウス 英雄の生涯
ドン・キホーテ
ムソルグスキー 展覧会の絵 など
「展覧会の絵」 では、本来チューバが指定されていますが、
“ ビドロ ” のソロは、ユーフォニウムやテナーチューバで演奏することが
多いのです。指揮者の要望によって使い分けることがあります。
では、この楽器の音を動画で聴いてみましょう。
トロンボーン 石川 浩
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