【第2戦 ○T1x-0D】

 およそ投手っぽさを感じられない、独特の投球フォームを操るハツモノ・バルデスを打ちあぐねたタイガース。両チームともに決定機を逃していると、気がつけば前夜に続き延長に突入。スコアレスのまま迎えた10回裏、試合を決めたのは千両役者・関本だった。好救援の松田に連日の白星がついた。

 このサヨナラのシーンの直前。昨季から和田監督が多用している「ディレイド代走(※2)」が見られた。内野安打で先頭打者出塁を果たしたマートンに代走が、・・・出ない(続く福留の四球で二進後、代走田上)。これはわりと多くの方が違和感を感じる采配だと思われるが、実はこれ、個人的に嫌いではない。

 最初から一塁に「足の切り札」を置く利点をとるか、その利点を放棄してでも裏目を嫌い、セカンドフォースアウト(併殺含む)のない状況となってから、より有効に「足の切り札」を使うか。この二択なのだが、これだけ繰り返しこの采配を揮うということは、和田監督の中には確固たる信念があるのだろう。それならそれでいいと思う。G鈴木のように、塁上から試合を支配してしまうような能力を有するプロフェッショナルな代走がいるのであれば、また話は違うのだが。

(※2)いわゆる走者が得点圏に進んでから代走を出す采配。




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 兵庫・姫路城の大改修が終わり、27日から内部の一般公開が再開された。「白鷺城」の別名にふさわしい優美な城は、大勢の人でにぎわう。

 千数百年にわたって天下の中心だった関西には、名城が集まる。幕末の大政奉還の舞台となった京都・中京区の二条城、楠木正成ゆかりの大阪・岸和田城――。

 中でも商都・大阪の中心にある大阪城は105㌶の広大な公園となり、存在感は絶大。天守閣の展望台に上ると、北区の大阪駅や「梅田スカイビル」、阿倍野区の「あべのハルカス」、寝屋川の流れから、遠く生駒や六甲の山並みまで、四方を一望することができる。



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