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2011-08-10 22:59:02

兵児帯

テーマ:ブログ

毎日のように着物を着ていても、あまりなじみのないものがあります。その1つ、兵児帯です。通常、角帯ばかりですので1本も持っていませんでした。

ただ、夏になると、浴衣はとても過ごしやすい。朝から晩まで浴衣の時もあります。ただ、リラックスしたい時に角帯だと、なかなか気が抜けないことに気づきました。日常生活では兵児帯が楽なはず!と思いましたが、世の中なかなかいい兵児帯がない。


Toyotaro's A to Z 吾妻豊太郎 Official Blog 思いきって自分で染めようと、手芸屋から染料を買ってきた、という話をしていたところ、ひょんなところから伝手があり、藍染作家の竹井千恵子さんにお願いして染めてもらいました。ちょうど藍の具合がいいとのこと。1本でお願いしていたところ2本も。ついでに薄物のストールまで。


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兵児帯にするのがもったいない出来。色が深いです。


展示会の作品作りでお忙しい中、ありがとうございました。

伺ったところによると、竹井さんは、作品によっては蚕からご自分で糸を紡ぎ、布に織って染められるとのこと。

1品だけの色み、大切に使わせていただきます。




2011-07-25 23:43:48

扇面

テーマ:デザイン 作品

先日の扇子に続き、勢いに乗って2本分の扇面を描きました。


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まずは『松林図』。

この写真は途中の段階ですが、たらし込みを多用して、琳派風に仕上げました。

海辺の松原をイメージしています。画面で黒く見える部分は濃紺の海です。




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完成版はこちらです。







続いて『春秋図』


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表が春で流水に月と桜を描きました。






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裏面が秋で紅葉と流水です。天然の朱を使いましたので、色合いがとても丸くて満足しています。


扇面は画面が丸いので構図に苦労します。

それに仕立てあがったとき、全体が屏風折りに折れますので、印象が大きく変わります。経験的に扇面の段階で少し散漫な感じに描いておくと、仕立てあがったときに引き締まるようです。


明日扇子屋さんに発送します。

出来上がりがたのしみです。

2011-07-23 12:03:40

今月の床の間

テーマ:ブログ

玄関の床の間です。

今月は祇園祭をしつらえました。


Toyotaro's A to Z 吾妻豊太郎 Official Blog 掛け物は永楽屋 の手ぬぐいで山鉾巡行、花は祇園祭といえばこれ。檜扇の一色生けです。

山鉾巡行は終わりましたが、京都の八坂神社では、今月いっぱい神事が続いています。

檜扇は九州では花屋さんに売っていることはあまりなく、庭先で咲いているのをたまに見かけるくらいです。この檜扇も、近所の方のお庭から分けていただきました。


先週、私はお寺の用事で、仲よくしていただいているご住職夫妻と、私たち夫婦で京都におりました。ちょうど宵山を3日後に控えた頃で、山と鉾が建て始められていました。
Toyotaro's A to Z 吾妻豊太郎 Official Blog 右の写真は船鉾。

鉾全体を飾る彫りものや水引の織物、天井画など、どれも緻密なものでした。博物館の照明ではなく、陽の光のもとで見るという事で、また一段と全ての意匠が迫ってきます。

生きた美術作品とはまさにこのことかと思われます。

一度は祇園祭に行かれることをお勧めします。



Toyotaro's A to Z 吾妻豊太郎 Official Blog この晩は、先斗町の卯月 というお店に、閉店間際、予約もなしに飛び込んで交渉し、しかも川床をお願いし、さらにメニューにない単品のハモを出してもらうという暴挙に出ました。私などサンダル履き!交渉はすべてご一緒したご住職がして下さいましたが、ハラハラして、川風が一段と涼しく感じられました。

写真の私はハモをほおばっていて、しかもカメラに直前まで気づいておらず、大変無防備になっております。


お店の方、ありがとうございました。

2011-07-22 09:29:23

扇―波濤図―

テーマ:デザイン 作品

趣味と実益を兼ねて、なかば楽しみで作っているものがあります。

それは扇です。

京都の扇子屋さんから地紙を送ってもらい、絵付けをして仕立ててもらいます。

今日、先週お願いしていたものが出来上がりました。


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波濤図です。

俵屋宗達筆の扇面を写しました。

原図は金地で、右側には屋形船が描かれていますが、屋形船を省き、地紙も揉み銀を使いました。



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裏面も波濤図。こちらは永田友治の蒔絵作品を扇面に構成しなおしました。

2011-07-20 22:46:30

ブログ再開します

テーマ:ブログ

約1年間ご無沙汰しました。

父母の北海道への急な赴任により、実家(寺)を預かることになりました。

真剣に踊りとの両立を計るべく、この1年、あらゆる活動を内へ向けていました。

どうにかこうにか、軌道に乗りつつあるところで、このたびブログを再開させていただきます。


この3月には東北・関東での震災とそれに伴う原発事故もあり、この1年間で考え方・感じ方が大きく変わっているのではないかと思います。


『蓮如上人御一代記聞書』の中の、


      「今日の日はあるまじきと思え」


という言葉が、今までと違って響いてきます。


今思うこと、考えていることも含め、少しでも多くのことを発信できればと思います。

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