今期も開催!【夏休みで差をつけろ! 第5回・学生向け「教養強化合宿」】
※検索サイト等からいきなりこのブログにアクセスした方へ。ここには「我々団」もしくは「外山恒一」に関する詳しい情報はありません。公式サイトへ移動してください。
外山恒一の活動に資金協力を! 協力者向けに活動報告誌『人民の敵』を毎月発行しています。詳しくはコチラ。
一昨年8月、昨年3月と8月、今年3月におこなった合宿の第5弾である。
過去4回と同様、参加費無料・食住最低限保障、福岡までの往復交通費のみの負担で、夏休みが明けるやいきなり超優等生、という夢のような合宿だ。
開催主旨は下記のとおりで学生(高校生・大学生・院生)限定、また内容は過去4回とほぼ同じなので、すでに過去参加した諸君はご遠慮いただきたい。
8月9日(火)~16日(火)もしくは18日(木)
“基本コース”は7泊8日、さらに希望者には2日間の“補講”付で9泊10日の合宿である。
9日の夜に福岡入りしていただき、交流会。翌10日から毎日“9時5時”で、私が付きっきりで講師役を務める“詰め込み教育”的な座学三昧の6日間の“基本コース”があり、16日朝に“基本コース”のみの参加者は解散、である。
“補講”を希望する人にはさらに2日間の座学があり、その参加者は18日朝解散、となる。打ち上げ的な交流会を15日夜におこなうか、17日夜におこなうかは未定。
過去4回、7泊8日でやってみて、「もうあと2日あれば…」と思ったので、今回は試験的にそうしたい、と。なんだったら、最後の2日間の“補講”部分のみ、過去4回の参加者の参加も受け入れる。
そんなわけで、参加希望者はwarewaredan@mail.goo.ne.jpまで、氏名・学校名など記入してメールを。
あと過去の例でとくに高校生などが参加する場合は、親に「こういう合宿に参加したいんだけど」などと正直に相談すると「ダメ!」となって参加を阻止されたりするので、「ちょっと1人で旅行してみたい」とかテキトーにごまかすなり、どうせ1週間か10日そこらで戻るんだしいっそのこと“プチ家出”するとか、各自工夫のこと。
座学では、過去4回の場合、左翼思想の入門書1冊、左翼運動史の入門書1冊、そしてポストモダン思想の入門書1冊の計3冊をひたすら読み進めた。
左翼思想を理解しておかなければ左翼運動史は理解できず、左翼運動史を理解しておかなければポストモダン思想のモチベーションが理解できず、ポストモダン思想を理解しておかなければとくに人文系の学生としてはお話にならない。この脈絡を、大ざっぱにでも把握している学生が、現在そんなに多いとは思えない。むしろほぼ皆無に近いはずである。したがって、当然たったの7泊8日では“基礎中の基礎”しか伝授しえないとはいえ、それだけでも現在の学生の平均的水準からは圧倒的に抜きん出ることが可能なのだ(今回からの“プラス2日間”の“補講”では、さらに80年代から現在までの運動史と、文化・芸術運動史の概説に1日ずつ充てたい)。
もちろん私は“左翼学生”を育成しようというのではない。そもそも私はファシストであり、左翼を敵視している。当然ながら左翼思想・左翼運動史そしてポストモダン思想に関する私のレクチャーは批判的な視点からのものとなる。左翼になってもらうのではなく(なってもらってもかまわないが)、左翼を知ってもらうための合宿である。世の中がどれほど“右傾化”しようとも、インテリ層においては今も昔も左翼が主流である。左翼にならずとも、左翼を知ってはおかなければ、とくに学生はどうにもならない。
私の究極的な(といっても中期的な)目標は、常々公言しているとおり「(左右混淆の)学生運動の再建」である。合宿参加者の中からその担い手が出てきてくれればもちろん嬉しいが、私もいきなりそんなことまで期待してはいない。たった7泊8日もしくは9泊10日で伝えられることは基本的には表層的な知識のみである。これを踏み台として単に“優秀な学生”になってもらうだけで現段階では充分だ。優秀な学生があちこちに散在しているという「学生運動の再建」の前提条件をととのえていくことが、現在の私の短期的な目標である。
なお昨年春の参加者のうち2人が、“体験記”を公開している。
・外山恒一さん主催『学生向け「教養強化合宿」』のレポートと個人的感想
・外山恒一謁見記
多くの学生諸君の合宿参加決意を期待する。
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一昨年8月、昨年3月と8月、今年3月におこなった合宿の第5弾である。
過去4回と同様、参加費無料・食住最低限保障、福岡までの往復交通費のみの負担で、夏休みが明けるやいきなり超優等生、という夢のような合宿だ。
開催主旨は下記のとおりで学生(高校生・大学生・院生)限定、また内容は過去4回とほぼ同じなので、すでに過去参加した諸君はご遠慮いただきたい。
8月9日(火)~16日(火)もしくは18日(木)
“基本コース”は7泊8日、さらに希望者には2日間の“補講”付で9泊10日の合宿である。
9日の夜に福岡入りしていただき、交流会。翌10日から毎日“9時5時”で、私が付きっきりで講師役を務める“詰め込み教育”的な座学三昧の6日間の“基本コース”があり、16日朝に“基本コース”のみの参加者は解散、である。
“補講”を希望する人にはさらに2日間の座学があり、その参加者は18日朝解散、となる。打ち上げ的な交流会を15日夜におこなうか、17日夜におこなうかは未定。
過去4回、7泊8日でやってみて、「もうあと2日あれば…」と思ったので、今回は試験的にそうしたい、と。なんだったら、最後の2日間の“補講”部分のみ、過去4回の参加者の参加も受け入れる。
そんなわけで、参加希望者はwarewaredan@mail.goo.ne.jpまで、氏名・学校名など記入してメールを。
あと過去の例でとくに高校生などが参加する場合は、親に「こういう合宿に参加したいんだけど」などと正直に相談すると「ダメ!」となって参加を阻止されたりするので、「ちょっと1人で旅行してみたい」とかテキトーにごまかすなり、どうせ1週間か10日そこらで戻るんだしいっそのこと“プチ家出”するとか、各自工夫のこと。
座学では、過去4回の場合、左翼思想の入門書1冊、左翼運動史の入門書1冊、そしてポストモダン思想の入門書1冊の計3冊をひたすら読み進めた。
左翼思想を理解しておかなければ左翼運動史は理解できず、左翼運動史を理解しておかなければポストモダン思想のモチベーションが理解できず、ポストモダン思想を理解しておかなければとくに人文系の学生としてはお話にならない。この脈絡を、大ざっぱにでも把握している学生が、現在そんなに多いとは思えない。むしろほぼ皆無に近いはずである。したがって、当然たったの7泊8日では“基礎中の基礎”しか伝授しえないとはいえ、それだけでも現在の学生の平均的水準からは圧倒的に抜きん出ることが可能なのだ(今回からの“プラス2日間”の“補講”では、さらに80年代から現在までの運動史と、文化・芸術運動史の概説に1日ずつ充てたい)。
もちろん私は“左翼学生”を育成しようというのではない。そもそも私はファシストであり、左翼を敵視している。当然ながら左翼思想・左翼運動史そしてポストモダン思想に関する私のレクチャーは批判的な視点からのものとなる。左翼になってもらうのではなく(なってもらってもかまわないが)、左翼を知ってもらうための合宿である。世の中がどれほど“右傾化”しようとも、インテリ層においては今も昔も左翼が主流である。左翼にならずとも、左翼を知ってはおかなければ、とくに学生はどうにもならない。
私の究極的な(といっても中期的な)目標は、常々公言しているとおり「(左右混淆の)学生運動の再建」である。合宿参加者の中からその担い手が出てきてくれればもちろん嬉しいが、私もいきなりそんなことまで期待してはいない。たった7泊8日もしくは9泊10日で伝えられることは基本的には表層的な知識のみである。これを踏み台として単に“優秀な学生”になってもらうだけで現段階では充分だ。優秀な学生があちこちに散在しているという「学生運動の再建」の前提条件をととのえていくことが、現在の私の短期的な目標である。
なお昨年春の参加者のうち2人が、“体験記”を公開している。
・外山恒一さん主催『学生向け「教養強化合宿」』のレポートと個人的感想
・外山恒一謁見記
多くの学生諸君の合宿参加決意を期待する。