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ローマ法王フランシスコ「戦争は全ての権利を否定する」国連で演説(全文)




ASSOCIATED PRESS

アメリカを訪問していたローマ法王フランシスコは9月25日、国連総会で演説した。法王は環境問題や紛争解決について、国連の70年間の取り組みに一定の評価を与えつつ、戦争について「全ての権利を否定する」として、警告を与えた。

以下、演説全文を掲載する。

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ご親切なお言葉、ありがとうございます。繰返しになりますが、名誉ある伝統に従い、国連事務総長はこの特別な国際会議の演説に私ローマ法王をお招きくださいました。私自身、そして全てのカトリックコミュニティとして、潘基文氏に心からの感謝を申し上げたいと思います。

現在の国家元首と首班はもちろん、大使、外交官、そして彼らに同行する政府官僚や技官、国連総会の70周年に携わっている国連職員、国連ファミリーの様々なプログラムや機関の職員、そして何らかの方法で本会議に参加している人々にもご挨拶申し上げます。また、このホールにいる全国民にもご挨拶申し上げます。人類に貢献する努力をしている皆様それぞれに感謝申し上げます。

ローマ法王が国連を訪問するのは今回で5回目です。私は1965年に訪れたパウロ6世、1979年と1995年に訪れたヨハネパウロ2世、そして2008年に訪れた直近の前任者であり現在のベネディクト16世の後を継いで参りました。

彼らの全員が国連に対し、歴史的に適切な司法および政治的対応をする組織として敬意を表しています。特に距離や国境を問わず、行使をしただけで全ての制限に打ち勝つ技術への対応についてです。技術による権力がある限り、国家主義者や偽りのユニーバーサリストのイデオロギーを持つ人は、悲惨な残虐行為を犯すことがあります。カトリック教会は、国連と共にいることの重要性と、国連活動に役立つことへの希望を再確認し、私は前任者たちが表した感謝を繰返し述べることしかできません。

国連は70周年を迎えています。この歴史は、非常に速いペースで移りゆく時代において、共有の重要な功績のひとつに挙げられます。国際法の法典化と発展、人権に関する国際的基準の制定、国際人道法の発展、数々の戦いの解消、平和維持や和平の活動、そして各分野における国際活動や努力のその他多くの功績があります。

これら全ての功績は、無制御の野心や利己的な集合体が引き起こした無秩序の暗闇を照らす光です。たしかに多くの重大な問題がまだ解決されていませんが、国際レベルの仲裁がなければ、人類による無制御な行動から脱却できなかったことは確かです。政治的、法的そして技術的な進歩のそれぞれが、人類友愛の理想を叶えるための道であり、実現の道です。以上のような理由から、忠誠心および自己犠牲心から、過去70年に渡って人類に恩恵をもたらしてきた全ての人々に敬意を表します。特に、人々の平和に人生を捧げた人々を思い起こします。たとえばダグ・ハマーショルドにはじまり、人道的任務や平和活動で命を落とした多くの国連職員たちが挙げられます。

こうした功績を越えるには、過去70年の経験から、全ての国を認め合うという最終目標を達成するべく時の流れに応じた改革と適応が例外なく必要であり、意志決定過程で全ての国が誠実かつ平等な影響力を持つことが必要であることがはっきりしました。たとえば安全保障理事会、金融機関、そして経済危機に対応するために創設されたグループやメカニズムなど、有効執行能力を持つ機関には特にさらなる平等が求められます。そうなることで、特に発展途上国が心配する、全ての乱用や高利貸しを抑制することができます。国際金融機関は国家の持続可能な発展のために配慮し、抑圧的な融資がないようにしなければならず、更なる貧困、疎外、依存を生じさせるメカニズムがないようにしなければなりません。

国際連合憲章の前文および第一章に記されている原則によると、国連の仕事は実現にもとづく法の支配の発展と促進をすることであり、普遍的な友愛の理想を達成するには正義が基本条件となります。権力の制限は法の概念自体に潜在的にある考えです。人に奉仕するということは、標準的な正義の定義を引用するならば、人間個人あるいはグループは絶対的存在ではなく、個人や社会的グループの権利を考慮しなければならないことを意味します。

権力を政治的、経済的、防衛関連、技術的に分割し、権利や利権を統制する法制度を確立することは、権力を抑制する具体的なやりかたです。しかし、現在の世の中には多くの間違った権利があり、同時に広い範囲に及ぶ、不安定な活動分野があるため、権力の犠牲者がひどく影響を受けています。たとえば、自然環境や社会から疎外されている多くの階級の人が挙げられます。これらは密接につながっており、支配的な政治および経済関係によりますます不安定になっています。そのため、環境を保護し疎外をなくすことで、彼らの権利を強く認めていく必要があります。

まずはじめに、真実の環境権は2つの理由から存在することを述べる必要があります。

第一の理由は、我々人間は環境の一部だからです。私たちは環境と共に生活し、人間活動が認識し敬意を払わなければならない倫理的制限が環境には必要です。人間とは"唯一無二であり物理学や生物学の領域を越える素晴らしい贈り物でありますが、同時に領域の一部でもあります。人間は物理的、化学的、そして生物学的要素によって形作られた体を持ち、生態学的環境が良い状態のときしか生き残り、進化することができません。環境に何か危害が加えられることは、人類に危害が加えられるのと同じです。

2つ目の理由は、どんな生き物もその存在、生活、美しさ、そしてその他生き物との相互依存において実在価値があるためです。我々キリスト教徒に加えて他の一神教徒は、宇宙は神の愛ある決断の産物であると信じています。神は人間に敬意を表し、人間同士そして神への賛美のために環境を利用することを許可しましたが、環境の乱用、ましてや環境を破壊することは認めていません。全ての宗教にとって、環境は基本的産物です。

環境の悪用や破壊は残酷な疎外過程も伴います。実際に、利己的かつ限りない権力や物の豊かさを熱望する気持ちが、利用可能な自然資源の乱用と、障害のある、または情報や専門知識が不足したている、あるいは重要な政治活動ができない、弱者や身体障害者の疎外の両方につながります。経済的および社会的な疎外は人類友愛の完全な否定であり、人権や環境に対する重罪です。最も貧しい人たちはこうした罪により苦しめられている人たちであり、それには3つの大きな理由があります。その理由は、彼らは社会から捨てられ、廃棄されたもので生活することを強制され、環境乱用の不当に苦しめられているためです。彼らは今日では広い範囲で多く見られ、ひそかに拡大している"廃棄物の文化"の一部になっています。

この疎外や不平等という驚くべき現実と、その影響により、私は、全てのキリスト教徒やその他多くの方と力を合わせ、私の重大な責任を考えて、緊急かつ有効な解決方法を模索している全ての人と共に意見を述べることにしました。本日発表される世界サミットの持続可能な発展に向けた2030年アジェンダの採択は重要な希望の兆しです。私は国連気候変動パリ会議でも基本的かつ有効な合意がなされることを確信しています。厳粛な誓約は解決に向けた必要なステップではありますが、十分ではありません。

以前にも述べた標準的な正義の定義にある通り、正義は必要要素のひとつであり、不変かつ永久の志です。私たちは全ての政府首脳陣に有効的、実際的、そして不変の志を持ち、具体的なステップを掲げ、自然環境を保護および発展させる早急な対策を取り、悪い結果をもたらす社会的かつ経済的疎外現象にできる限り早く終わりを告げてもらうことを望みます。悪い結果とはたとえば、人身売買、人間の臓器や組織の売買、性的搾取、売春を含んだ奴隷労働、薬物や武器の輸出、テロリズムや国際組織の犯罪などが挙げられます。こうしたことが現状多くあり、罪なき生活に被害を与え、良心を和らげる唯名論に分類されるには私たちは全ての誘惑を避ける必要があります。私たちはこうした全ての罰に対抗するため、自分達の法令を確実に有効にする必要があります。

問題の数や複雑さを検証するため、私たちは技術的手段を有することが求められます。しかしそこには2つのリスクがあります。たくさんのいい提案を作成した官僚的決まりごとに満足(ゴール、目標、統計指標)したり、ひとつの理論上かつ先験的解決方法が全ての課題に答えをもたらしてくれると考える可能性があるからです。忘れてはならないのは、政治的かつ経済的活動は、万全の活動であると理解され、正義の永久概念に導かれ、絶えず我々の計画やプログラムの他に、多くの人がもがき苦しみながらひどい貧困の中で生活を強いられ、権利を全て失った実在の人々を相手にしていることを意識しない限り有効ではない、ということです。

こうした実在する極貧状態の人たちを助けるためには、彼らの運命の尊厳を認める必要があります。必要不可欠な人間発達や人間の尊厳は強要はできません。これらは創り上げる必要があり、各個人、家族、その他宗派、そしてたとえば友人、コミュニティー、街そして学校、ビジネスや組合、州、国家など人間の社会的生活が営まれるあらゆる分野の良き関係性の中で認められることが必要です。この前提条件には、女の子も含め(特定の場所は除き)教育を受ける権利が必要です。教育権利により、一番に子供の教育に関する家族の主要な権利を尊重し強化するができ、同様に子供達の教育を支援し家族をサポートをする教会および社会グループの権利が認められます。これらの教育の考え方は2030年アジェンダの基礎となっており、環境の再生についても同様です。

同時に、首脳陣はあらゆる手立てを尽くし、全ての人が尊厳を持って生きるための最低限の精神的かつ物的手段を持ち、家族を支援することを確実にする必要があります。これは社会的発展のためには一番大事なことです。実際に絶対必要な最小限のことには3つのことがあります。宿泊場所、労働そして土地です。そして精神面にはひとつ、精神の自由があります。精神の自由には信教の自由、教育の権利とその他の平等権が含まれます。

シンプルで最高の施策を実行すれば、効果的に、より実際的にそして素早く、良い影響を及ぼすでしょう。具体的には、住宅供給、尊厳があり、適切な報酬を受けることのできる労働の提供、十分な食品飲料水の供給、信教の自由そしてさらに一般的には宗教の自由と教育などが挙げられます。こうした人間発達に必要不可欠な共通の基盤は、生きる権利、そしてさらに一般的に言われているのが人間存続の権利です。生態学的危機と生物多様性の大規模破壊は人類の存続に大きな脅威となります。富と権力の野心による無責任な世界経済の失政によってもたらされたひどい結果は、直ちに人間に影響を及ぼします。

「人間は自由なだけではなく、自分のために自由をつくります。人間は自分自身を創り上げません。人間はは精神であり自然でもあります」(ベネディクト16世 ドイツ連邦議会の演説にて、2011年9月22 日)。

「創造は歩み寄りであり"最終的な意見としては…創造の誤使用は、私たちが自分達の上にある存在に気付かず、私たち以外の存在が見えなくなったときにはじまります」(Iボルツァーノ ブレッサノネの聖職者教区の演説にて 2008年8月6日)。

その結果、環境保護、そして疎外に抵抗するためには、人間性の道徳法を認めることが必要であり、人生の全ての段階や側面への絶対的な尊厳が必要です。なお、この道徳法には男性と女性の本質的な違いが述べられています。

特定の明白な自然倫理制限の認識がなければ、また必要不可欠な人間発達の要件の迅速な実行がなされなければ、「戦争の惨害から将来の世代を救済」し「社会進歩と生活基準を向上する」という理想は、達成できないか、さらに悪い状態となます。そしてあらゆる乱用や破壊の言い訳をすることになり、あるいは人々にとって無縁の特異な基準やライフスタイルを押し付けることでイデオロギーの植民地化をし、最終的には責任を負えない状況に陥ります。

戦争は全ての権利を否定し環境を無残に破壊します。全ての人間が進歩していくには、国家や人間同士の戦争を避けるため、たゆまぬ努力をする必要があります。

この目標を達成するためには、国際連合憲章の章でも提示されている通り、真の基本的な法規定で構成されてる協議された法の支配を確実にし、交渉、仲裁や調停を精力的に行なうことが必要です。国連が創設されてから70年の経験の中でも、特に2001年以降の15年での経験は、国際的規範の全ての適用の有効性と、執行がなかったことによる無効性の両方を明らかにしました。

国際連合憲章が、偽りの意図を覆い隠すことなく正義の義務的基準点として、尊敬され、透明性と誠実性を持って、下心なしで適用されたときに、平和的結果が得られるでしょう。他方で、この規範が単純に好都合な道具として考えられ、そうでない場合は回避されてしまうと、真のパンドラの箱が開けられ、管理不可能な要因を引き起こし、無防備な人、文化的環境、そして生物学的環境にもひどく被害を与えることになります。

国際連合憲章の前文と第一章には国際司法の枠組みが記述されています。その内容は平和、論争の平和的解決、そして国家間の友好的関係の発展です。こうした声明に真っ向から対立し、実際認められていないのは、たとえば核兵器などの大量破壊兵器の武器拡散です。倫理と、相互破壊の(そして場合によっては全人類を滅亡させる)脅威にもとづく法律は自己矛盾しており、国連の全体的枠組みを傷つけ、最後には"恐怖と破壊の国家"となります。拡散防止条約の条文と精神を全面的に取り入れ、早急に核兵器のない世界にすることが必要です。最近アジアと中東地域で結ばれた拡散防止に関する合意は、政治で友好を築くことができるという、誠意ある変わらぬルールを証明するものです。この合意が永遠に続き、効果があることを望みます。そして関係する全ての者同士の協力により望まれる成果が生まれることを期待します。

国際社会の中で協調のない、軍事介入、政治的介入のもたらす悪影響です。中東、北アフリカやその他アフリカの国々全体の痛ましい状況に関して、私は繰返し訴えてきたことを再確認する必要があります。これらの地域では、憎しみと愚行に巻き込まれることを望んでいないキリスト教徒に加え、他の文化あるいは民族グループ、そして大宗教の信者たちが、彼らの崇拝場所、文化的かつ宗教的遺産、家や財産が破壊されるのを強制的に見させられています。

そして、こうした状況から逃れるか、あるいは物や平和への愛着のために罰を受けたり、奴隷化されることを選択する状況に直面しています。こうした現実は、国際間の情勢を指揮することを任されている人の良心を刺激するでしょう。宗教的または文化的迫害だけではなく、ウクライナ、シリア、イラク、南スーダンやアフリカ大湖沼地域などの衝突の全ての状況で、人間は党利党略より上に立っていますが、党利党略が正当化されることがあります。戦争や衝突では個人、私たちの兄弟姉妹、男性女性、若者と高齢者、男の子と女の子が、泣き、苦しみ、命を落としています。私たちの対応がただ問題、戦略、意見の相違の目録を作っているだけでは、人は簡単に捨てられてしまいます。

2014年8月9日に国連事務総長に書いたレターにあるとおり、「人間の尊厳の最も基本的な認識は、国際法の規範やメカニズムを通して、強制的に国際社会が民族や宗教マイノリティに対するさらなる組織的暴力を止め、防止させるためにできること全てをするようにし」罪のない人々を保護することです。

また、必ずしも公になっているとは限りませんが、何百万人もの人々を殺している別の戦いについて言及します。麻薬取引です。この戦争は当たり前に思われており、不必要な争いを起こしています。違法薬物の取引には、本質的に人、マネーロンダリング、武器貿易、児童搾取やその他汚職での密売が伴います。汚職は様々な社会的、政治的、軍事的、芸術的そして宗教的な生活の様々なレベルにはびこり、多くの場合は法令の信頼性を脅かす構造を生じさせています。

私はこのスピーチを前任の法王たちの国連訪問の話からはじめました。パウロ6世の演説の最後の言葉に続くものとして、私の言葉がとりわけ心に残ることを望みます。パウロ6世の演説はほぼ15年ほど前になりますが、未だ、古びぬ言葉として残っています。「私たちの共通起源、歴史、共通の運命を振り返るため、休止し、回想、熟考、そして祈祷することが絶対的に必要な時がきました。今日ほど人間の道徳的良心を懇願する必要があった時はありません… 危険は進歩もしくは科学から訪れるものではありません。もし進歩や科学が上手く使用されていれば、人類に絶えずつきまとう数々の重要な問題を解決することができます」(1965年10月4日国連演説にて)。

特に、上手く適用された人間の才能は確実に生体悪化や疎外の重大な課題に対処できるでしょう。パウロ6世が述べているとおり、「本当の危険は人間によって引き起こされます。人間は自由により強力な道具を持っており、傲慢な征服をすることで破滅を引き起こします」。





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赤ちゃんが泣き止まない...。新米ママが飛行機で見知らぬ人から受けとった優しさ

Taylor Pittman

レベッカ・ガーヴィソンさんは、もうすぐ生後4カ月になる赤ちゃんと連れて、飛行機に乗って夫に会いに行った。飛行機の中で、赤ちゃんがストレスを感じはじめた。そのとき、見知らぬ親切な人(写真)が彼女を驚かせた――。

Something amazing happened to me today and I will never be able to express how grateful I am for it. If anyone has ever...

Posted by Rebekka Garvison on 2015年9月24日

アメリカ・ミシガン州カラマズーの新米ママは、アメリカ陸軍の夫を驚かせようとフォート・ラッカーまでの旅を計画した。彼女のFacebookによれば、彼女はひとりで娘のライリーを連れていく旅に不安を感じていた。そして搭乗後、周囲に座っていた乗客たちがうれしそうではない様子に彼女は気付いた。

ガーヴィソンさんは、上に掲載したFacebookで、そのときのエピソードを紹介した。 ……

今日、私は驚くほど素晴らしい体験をしました。その体験をどれだけ感謝しているか言葉では言い表せません。赤ちゃんを連れて旅をしたことがある人なら、どんなに精神的につらい状況になるかわかってもらえると思います。

今日、この世には本当に“素晴らしい”人が存在することに気づかされました。まったくの他人だとしても。夫を驚かすために、だいぶ前からこの旅を計画してきました。ひとりでライリーを連れて飛行機に乗り、サポートなしですべての荷物を持っていくことにストレスを感じていました。朝5時半に飛行機に搭乗しましたが、中はとても静かで満席でした。隣の2席の乗客は、すでに座っていて、このカップルはとても迷惑がっているようで、彼らのボディランゲージから、ライリーのすぐ隣に座ることを心底喜んでいないことが分かりました。

当然、私もストレスを感じていましたが、ライリーも飛行機が滑走路を走り出すところで泣き出しました。2列前には2つ並んで空席があり、もっと広そうなので、別のフライトアテンダントに「2列前に移動していいか」と聞いてみることにしました。席の移動を許可してくれて、気づいたときには、この素晴らしい女性の隣に座っていました! 

この女性は、私がストレスを感じて動揺している様子がわかったのか、そうでないのかわかりません。彼女は、私たちの最悪の日を最高の日に変えました。

何をしてもライリーは泣き止みなくて……。そんなときに、彼女が「(自分が)あやしてもいいかしら」と聞いてきたんです。もちろん私は了承しました。ライリーは、彼女が手に抱えると窓の外を見はじめて泣き止みました。飛行機が上空に飛び立つと、ライリーはすぐに眠りにつき、ゲートに到着するまで、ずっと彼女のひざの上で寝ていました。

この女性は、ずっと「全然問題ないわ」といってくれ「ライリーを感じられて快適なくらいよ」と返してくれました。この女性は、飛行機から降りるときもライリーを抱えてくれたので、私はベビーカーとカーシートを組み立て直すことができたんです。全部ひとりでやろうと苦労せずに済みました。

ナイフィーシャ・ミラーさん、あなたの親切な行動が、どれだけ私たちの家族を幸せにしたか……感謝しきれません。他の人と同じようにイライラした目線を向けることもできたのに、娘を受け入れ飛行中ずっと抱いていてくれて。おかげで私は、休息と心の安らぎを得ました。隣にいるあなたと眠っているライリーを見守りながら涙があふれてきました。あなたの思いやりの深さが信じられません。「本当に」ありがとうございました!! 神のご加護がありますように!!

……

この感動的な話は、9月24日に投稿されて以来、10万回以上もシェアされた。ガーヴィソンさんはハフポストUS版に対し、「ミラーさんの連絡先がわかったので、ライリーにとても親切にしてくれたことへの感謝の気持ちを送ることができました」と語った。

「私たちは毎日メッセージを取り合っています。またいつか必ず会う計画です」

ガーヴィソンさんは、30日に再会したことを報告してくれた。

LOOK who we were reunited with today on our flight home!! <3

Posted by Rebekka Garvison on 2015年9月30日

これは、美しい友情のはじまりなのだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。


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コスタリカに学ぶ「アメリカにNOと言える国」

ハーバー・ビジネス・オンライン

 安保法制が通過し、日本はいよいよ米軍との軍事的一体化が加速する段階に入ってきた。政府・与党は「米軍との一体化こそ抑止力につながる」と一貫して主張している。だが、国際関係というものは、そんな単純なものではない。安保法制に不安を感じている世論との乖離も深まる一方だ。

 そんな中、にわかに注目を浴びている国がある。“軍隊を持たない国”中米の小国コスタリカだ。コスタリカも対米関係に悩みつつ、国のかじ取りに難儀してきた。

◆対米政策の基礎は「NO」と言える国であること

 コスタリカに関するネット風評の中で、よく「軍隊を持たないといっても、結局は米軍に守られているのだろう」というものを散見する。が、国際関係はそんな一言で語れるほど単純ではない。

 コスタリカが属する中米という地域は、地政学的に言って、米国の強力な政治的・経済的・軍事的影響から逃れられるような甘い場所ではない。しかも中米は米国からすると吹けば飛ぶような小国の集まりであり、日本ほど慎重さが求められる相手でもない。米国の影響力は、対日関係とは比べ物にならないほど強いのだ。

 20世紀後半においては、特にその軍事的影響は強く、中南米大陸地域で米国の軍事的な直接的・間接的介入を受けなかった国はなかったほどだ。そんな中で、コスタリカは基本的に親米路線を堅持しつつも、「NO」と言うべきときにはしっかり「NO」をつきつける独自路線を歩んできた。そうできた理由は何なのか。

 コスタリカは、自国が他国に軍事的に干渉しない代わりに、米軍からの干渉も遠ざけてきた。それは単に「平和主義」に基づく外交政策によるものだけではない。

 公開された米国の秘密公的文書によると、1889年から平和裏に選挙で政権交代を続けてきたコスタリカを、米国は「民主主義の広告塔」と位置づけていた。そのため、米国自身もコスタリカに対する過度な干渉を避ける傾向があった。それを逆手にとれたからこそ、コスタリカは独自外交を展開する素地ができたのだ。

 このように、外交には内政も深く関係してくる。現在日本が抱えている内政課題についても、それらを私たちがどう扱うかに米国も注目していて、それが外交にも影響を及ぼすだろう。

◆米国とも対等に渡り合う外交テクニック

 1980年代、ニカラグアは内戦の時代に突入した。1979年に革命を起こしたサンディニスタ政権に対し、米CIAは反サンディニスタ軍(通称コントラ)を組織して、武力闘争をしかけたのだ。

 米国はコスタリカにコントラ用の基地建設を認めるよう、圧力をかけてきた。ここでコスタリカは、隣国ニカラグアと米国との板挟みにあってしまう。

 普通であれば、米国の圧力には抗しがたい。米国からの経済援助なしでは生き延びられないし、米国がその気になればいつでも軍事制圧されただろう。かといって米国に「YES」と言えば、陸続きのニカラグアから侵略される危険性もあった。どちらにしても、あっという間に自国は火の海だ。四方を海に守られている日本とは危険度がまるで違う。そこでコスタリカは、「非武装中立」という、ニカラグアにも米国にも「NO」を突きつける戦略を採ったのだ。

◆「非武装中立路線」への支持を楯に、米国の軍事的影響力に抗う

 当時米国は、中南米に対して最も強硬的と言われたレーガン政権期だった。コスタリカの「NO」を当初、レーガンは聞き入れなかった。そこでコスタリカは「NO」を唱える方向を変える。欧州先進各国を首脳が行脚し、コスタリカの非武装中立路線に対する支持をとりつけたのだ。それをあらためて米国に突きつけることで、レーガンを籠絡したのである。

 米国がコスタリカの「NO」を飲んだことで、終わりの見えなかった中米紛争は終結に向けて動き出した。ニカラグアを含む中米3か国における武力紛争の和平交渉を、コスタリカはわずか1年で妥結まで持ち込んだのだ。1987年、その功績によって当時の同国大統領であるオスカル・アリアス・サンチェスがノーベル平和賞を受賞する。

 こうしてコスタリカは「ニカラグアの国内紛争」と捉えられていた事象を「米国を巻き込んだ国際紛争」と位置づけ、さらに欧州各国まで巻き込んだ多角的外交に展開させた。これを「構造の転換」という。それによって自国も難を逃れ、他国の和平にも貢献し、米国とは友好関係を保ちながらも、その強い軍事的影響力に抗ってきたのだ。この歴史的過程は、単純に「米国に守られてきた」という風説を否定する。

◆日本も独自外交の実績と能力を活かせ

 日本とて、多角的独自外交を全くしてこなかったわけではない。米国と長年対立してきたイランと交渉して石油を確保してきたし、最近ではアフガニスタン政府とタリバンの和解交渉にも一役買っている。当然、米国に気をつかいながらも、友好関係を損なわずにそれらを成し遂げてきた。

 コスタリカと同様に、日本にも独自外交の努力と実績がある。それを捨てることは、かえって地域の不安定化につながるだろう。

 現在の日本は、近隣諸国との政治的関係が悪化する一方、対米関係は従属度を増している。それを「米国に守られている」と表現する人たちもいるが、客観的に見れば、東アジアの国際関係において軍事的要素が強まっているということだ。中国の軍事拡大主義に対して、日本まで米国一辺倒の軍事力強化でお付き合いしてしまえば、偶発的武力衝突の可能性は増すばかりだろう。米国との関係も損ねず、周辺諸国間の安全保障構築を目指すなら、今がまさに日本の知恵の見せ所なのだ。

<文/足立力也 写真/ウィキメディア・コモンズ>

【足立力也】
コスタリカ研究家、北九州大学非常勤講師。著書に『丸腰国家』(扶桑社新書)『平和ってなんだろう』(岩波ジュニア新書)『緑の思想』(幻冬舎ルネッサンス)など。現在、『丸腰国家』キャンペーンを全国書店で開催中(八重洲ブックセンター、丸善ジュンク堂書店、戸田書店、平安堂、谷島屋、勝木書店、文教堂書店、明林堂書店、リブロ、明屋書店などの各店舗にて)。


以上引用


NOと言えない日本、、


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