堺 だいすき ブログ(blog)

堺のいろんな情報・・・出来事・・・・もろもろを書き綴る
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since2007.0705


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視点・論点 「大衆個人主義の時代」 

評論家 小浜逸郎

 皆さん、「大衆個人主義」という言葉をお聞きになったことがありますか。あるはずがないですよね。これは、私が最近の日本社会にはどうもよくない傾向が目立ってきていると感じて、この傾向に対して勝手に名づけた言葉です。

 大衆というのは、私たちみんなを指しますが、個人主義というのは、個人個人の立場を最も尊重して、お互いに他人の人格と自由をできるだけ認め合っていこうという、一つの明確な生きる構えを指します。その意味では、本来、個人主義には義務や責任の観念が伴います。ですから、もしみんながそういう義務や責任の観念をきちんと身に帯びてお互いの関係をつくっていくなら、何も問題はないのです。
 ところが、個人主義という言葉は、しばしば自分勝手なエゴイズムを指すこともあります。みんなが権利だけを主張して、互いに譲らないようになると、集団の秩序、社会の秩序、政治的決定などが成り立たなくなります。現代日本の社会風潮には、こういう傾向があちこちで見られるようになっていると思えてなりません。その意味で、「大衆個人主義」は、本来の個人主義の堕落したあり方だといえるでしょう。
 たとえば、平成19年の文科省の調査によりますと、現在、約7万人の児童生徒の親が、経済的に困ってもいないのに給食費を払っていません。また、学校に「うちの子をリレーの選手にしろ」などという無理な要求を突きつけてくる親が一部に増えています。これが「モンスター・ペアレンツ」と呼ばれていることは、皆さんも御存知でしょう。
 私が直接見聞した例では、ある鉄道で人身事故がありダイヤが混乱したために、駅員さんが調整に多少手間取ったことを捉えて、その鉄道の責任であるとしていつまでもしつこく若い駅員さんをどやし続ける男性がいました。人身事故とはおそらく身投げでしょうから、鉄道の責任とは言えないのに、この人は文句を言い続けることに快楽を感じているようです。何か生活上の不満でもあって、江戸の敵を長崎で討っているのでしょうか。
 またアパートのベランダで遊んでいる幼児の声に苦情を持ち込む隣家の住民、これは幼児が一人なのでそんなに大声を出しているはずがないのですが、「ベランダは共用部分です」という論理をタテに何度も何度もロボットのように言いに来るのだそうです。多少の生活音はお互いに我慢すべきなのに、こちらの言い分には聴く耳を持たない按配です。
 さらに区役所の窓口で、所員がたいした間違いを犯したわけでもないのに、「課長を出しなさい、課長を!」と居丈高に怒鳴り続ける高齢者。自分が「名もなき市民」であることを葵の印籠のように特権として振りかざして、役人いじめをやっているのですね。
 このほかにももっとひどい事例がいくつもありますが、個人攻撃がここでの目的ではないので、これくらいにしておきましょう。
 もう少し一般的な例でよく眼にするのは、2、3歳の幼児を叱るのに、まるで大人同士でけんかをしているような口ぶりでリクツをまくし立てている若い母親。まだ言葉を覚えたての幼児にそんな早口のリクツが理解できるはずがありません。その子は、なぜ叱られているのかわかりませんから、ぽかんとしていたり母親を無視していたりします。これなどは、子どもを育てていれば自然に身につくはずの、その子の発達年齢にあった振舞い方がわからなくなっているのでしょう。人と人とはみんな対等な個人だというような考え方を頭でっかちに信じてしまっているのでしょうか。ちょっと信じられない光景です。
 一方では、親しい人同士の接触に対して極度に神経質になる例もあります。たとえば、若妻500人を対象としたある化粧品会社の調査によると、夫の体臭が気になるかという質問に7割近くが、古くなった油や納豆、にんにく、工事現場のようなにおいがして、気になると答えています。また、相当数の女性が、夫に対して二〇代のときに比べて三十代になって不快な臭いを感じるようになったと答えています。事実なのでしょうが、そういう感覚を日々味わわされていて、それをことさら問題視する女性は、夫とうまく毎日を過ごせるのでしょうか。最も親しい異性の体臭に堪えられないということは、すでに関係が冷え切っていることを象徴しているようで、離婚の原因にさえなりそうな気がします。
 また友だちづきあいが苦手で人との関係を過剰に気にする若者たちも増えています。精神科医の和田秀樹さんによると、トイレに籠って一人ランチをする若者がいるという説がまかり通っているそうです。一人で食事をしているところを見つかると、「あいつには友だちがいないのだ」と思われてしまうので、そのことを恐れてひそかにトイレに籠るというのです。「そういうことがあってもおかしくないよな」と感じられるほど人との関係がうまく取れない孤独な青年が多いために、若者たちの間で伝説化したのでしょう。
 かつて日本は、集団主義の国といわれ、長い間、内外でその是非がいろいろなかたちで論じられてきました。しかし一九八〇年代あたりから豊かな都市社会化、情報社会化が進むのに伴って、人間関係は、むしろヨーロッパなどよりもはるかに「個人化」の度合いを深めているように思われます。心を割って話せる友人のいない人、恋人のいない人、ひきこもりなどは、このころから急に増えてきました。
 個人化が進むこと自体には、元に戻すことができない文明史的な必然性があります。またわずらわしい人間関係の拘束から自由になれるというよい面も持っています。そういうよい面があるからこそ、私たちみんながこの方向性を選んだのでしょう。親族間のしがらみなどは昔に比べてはるかに減っているし、できれば子どもの世話になりたくないという自立心をもった高齢者が増えてもいます。
 けれども、この傾向を丸ごと肯定してしまうと、「人はみんなばらばらが一番よいのだ」という誤った理想を立ててしまいかねません。なぜこの理想が誤っているかというと、人間の本質は、福沢諭吉が言ったように「社交」というところにあります。相互に言葉や身体をかかわらせてこそ、人間の人間たるゆえんがあります。倫理的な慣習なども、この相互の関係の中から立ち上がり、維持・継承されていくのです。ばらばらに分断化された状態をあるべき姿として考えてしまうと、社会秩序が穏やかな形で保てなくなり、代わって個人と個人とが闘争しあう修羅場が出現します。こうした「個人化」傾向の悪い面は、ここ二、三年の政治の不安定や機能不全に反映しているように思われます。この状態が続くと、やがてそれを無理やり統率しようとする全体主義的で圧制的な権力に飲み込まれかねません。私たちは、権利の主張ばかりに明け暮れる、公共心の欠落した「大衆個人主義」の弊害についてよくよく反省してみる必要があるのではないでしょうか。


以上NHKより引用

よく言われるミーイズム

ミーイズムも含めて、現在の社会の風潮をなかなか、上手く表現していると思う、

真剣に考えないといけないと思う
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スタジオパーク 「学力の国際順位は上がったが」

(近田キャスター)
 世界65の国と地域が参加して行なわれたOECD・経済協力開発機構による国際学力調査の結果がきのう発表になり、日本の高校1年生は、3年前の調査に比べ順位が上がったことがわかりました。調査結果について早川信夫解説委員に聞きます。

Q1.日本の成績は上がったのですね?

A1.確かにそうですが、課題はまだある。順位が上がったと言って喜んではいられないといったところです。
 今回2009年の成績はこちらです。

日本の順位は、読解力が前回3年前の15位から8位へ、数学力が10位から9位へ、科学力が6位から5位へと上がりました。得点も上昇しました。これまで低下傾向にあった成績がようやく上がったことになります。
 一方、世界的な順位をみますと、初参加の中国・上海が3つの分野でトップに立ったのが大きな特徴です。続いて、常連となっているフィンランドと韓国などの東アジア勢の活躍が目立っています。

Q2.上海がすべての分野でトップなのはどうしてなのでしょうか?

A2.中国の中でもっとも教育に力を入れている地域だと指摘されています。OECDの担当者は「大学入試改革にあわせて学校での授業内容を知識重視型ではなく得られた知識を生かしてものごとを考えさせるよう改めた成果ではないか」と分析しています。ただ、今回の調査は学校を通じて行っていますので、日本やフィンランドなど就学率が100%に近い国と違って、上海の場合は学校に通っていないこどもの割合が10%と突出して高く、この層が対象外になっている分、成績全体がよく見えるのかもしれません。

Q3.一方、日本の成績はどうみたらよいのでしょうか?

A3.文部科学省は「3年前から全国学力テストを実施するなど学力向上に取り組んだ成果だ」としています。しかし、OECDは「低下に歯止めがかかったかどうかは、今後の推移を見ないと何とも言えない」と慎重な見方です。読解力は、第1回の2000年調査と順位、得点ともほぼ同じ水準といった程度で、手放しで喜ぶわけにはいきません。

Q4.どんな課題があるのでしょうか?

A4.1つは、依然として多い学力の低いこどもたち。2つめは、考えて書くのは苦手。
 まずは、低学力の問題。調査では読解力のレベルを得点によって6段階に分けています。第1回の2000年調査と比較しますと、成績がもっともよいレベル5と6、もっとも低いレベル1のこどもたちがそれぞれ増えています。学力低下対策として取り組んできたことが、学力上位層を引き上げはしたかもしれないけれど、低学力層を引き上げるところまでは至っていないことがわかります。日本の場合、平均的に成績のよいことが強みでしたが、それが崩れていることを示しています。学力の低いこどもたちの学びをどう支えるのか考える必要があります。

Q5.もう1つの考えて書くのは苦手というのはどういうことなのでしょうか?

A5.OECDは「日本のこどもたちは書いてある文章の中から情報をとりだす力は優れているものの意味を理解したり考えて判断したりするのは苦手だ」と分析しています。3年後も同じ問題を出題するため問題の公表は一部に限られていますが、たとえば、ハンガリーの作家が書いた「芝居は最高」という戯曲の一部を読んで、3人の登場人物のうちの最も若い人の心境を自由に記述しなさいというこちらの問い。

ほかの設問で高い正答率を示していた日本のこどもたち、ここでは低い成績です。無解答の割合に至っては29%と高く、この傾向は自由記述の設問全般にみられます。結論がパッとわかればサラサラと答が書けるけれど、習ったことを総動員してあれこれ考えなければならないと引いてしまう。そんな傾向が課題となっています。

Q6.今後の対応としてどんなことが考えられますか?

A6.まず一つは、教育環境の整備です。先生たちが多忙になって、生徒たちに向き合う時間が少なくなっていると指摘されています。今回の調査で「助けが必要なとき、先生が助けてくれる」と答えた生徒の割合は64%、ギリシアに次いで下から2番目です。国内では、先生の数を増やして少人数学級にすることが検討されていますが、先生が生徒に向き合える環境をつくることが差し迫った対応策と言えます。
 もう一つは、知識重視からの脱却。知識をつけることは大事だけれど、教え込むだけでは限界がある。このことを改めて認識する必要があります。この調査の2回目で日本の成績が下がったとき、当時の文部科学大臣が「詰め込み教育に戻すべきだ」と主張し、にわかに知識注入型の教育に戻ったいきさつがあります。表面的には、そうした教育によって得点が下げ止まったようにみえますが、その一方で、知識注入だけでは限界があることもみえてきました。知識をつけた先に自分で考えて判断するという学習を考える必要があります。今回トップに立った上海は大学入試から改革したことが評価されています。日本も知識重視の大学入試から変えていく必要があります。その意味では、問われているのは、こどもではなく、大人の知恵と行動だと言えます。
以上NHKより引用

堺市は、この事実をどうとらえるのであろうか?

//学力低下対策として取り組んできたことが、学力上位層を引き上げはしたかもしれないけれど、低学力層を引き上げるところまでは至っていないことがわかります。//
堺市も、たぶん同様な課題を抱えていると思うのだが…


今一度、きっちりと分析する必要があるだろうと思う。


さらに、
//先生たちが多忙になって、生徒たちに向き合う時間が少なくなっていると指摘されています。今回の調査で「助けが必要なとき、先生が助けてくれる」と答えた生徒の割合は64%、ギリシアに次いで下から2番目です。国内では、先生の数を増やして少人数学級にすることが検討されていますが、先生が生徒に向き合える環境をつくることが差し迫った対応策と言えます。//

堺市は、こんな実態をチャンと考えないといけない。
教育が、大事だとお題目だけではダメだと思う、現実を変える政策や予算がいる。
市長も議会も、真剣に考えないといけないと思う。
さらに、知識注入だけではいけないと思う。
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スタジオパーク 「めざせ 中国人観光客向けヒット商品」

日本を訪れる中国人観光客向けに、あらたな「おみやげ」のヒット商品を発掘しようと、先月末、大阪で商談会が開かれました。今井解説委員に聞きます。

Q1)誰が開いたのか?

A1)大阪に本社があるドラッグストアのチェーンです。
市内の店では、売り上げの40%を中国からの観光客が占めるときもあるほどで、こうした観光客の関心を引く、新たな「おみやげ」のヒット商品を発掘しようという狙いです。商談会には、地元の中小企業およそ50社が、なんとか店頭に並べてもらおうと、商品を持ち寄りました。仕入れ担当は、中国人留学生のアルバイト店員です。中国人ならではの視点で評価していきます。こちらは、老舗の和菓子屋の期間限定の商品です。「中国人、限定ものに弱い・・」

Q2)高い評価ということですね。

A2)はい。評価を得るには、いくつかキーワードがあります。まず、絶対条件は、「メード・イン・ジャパン」です。品質が高い。偽物がない。要するに、「ほんまもん」を表すということで、中国の人は、部品や材料に至るまで、日本製かどうかを気にして買うからなのです。

でも、それだけではありません。最終的に、評価が高かったのは、こうした商品です。

Q3)どのような点が評価されたのか?

▼ こちらは、中華包丁です。まだ試作の段階ですが、もともと、日本の刃物は「いつまでもよく切れる」と定評があります。加えて、こちらは、「職人がひとつひとつつくる」もので、このように中国人に人気の高い、「富士山」の柄を特別につけるということで、高い評価につながりました。
▼ こちらは、だし。

Q4)和風だし?意外ですねえ。

A4)中国からの観光客の60%が、日本食が期待以上だったと評価していて、また食べたいという人も多い。こちらは、こんぶは利尻産といったようにブランドものの素材を厳選している点でも評価されました。
▼ これは、炭の成分が含まれた洗濯用のボールです。洗濯機の中に入れると、洗剤をほとんど使わなくても服がきれいになるという触れ込みです。中国の人は、水道水への不安があるそうですが、これは、およそ1400円で、水もきれいになる「安全安心」という受け止めでした。

このほかにも、中国人の好きな人気キャラクターのついた紙袋、老舗で季節限定の和菓子、日本各地の地域限定の銘菓も高い評価でした。

参加した企業側は、今回ダメでも、中国の人の好みをつかんで、次の商品開発につなげたいと、熱心に仕入れの担当者と話をしていた姿が印象的でした。

Q5)メーカー側も熱心ですね?

A5)ヒットの先例があります。虫めがね付きの爪切りです。もともとは、お年寄り向けの特殊な製品として開発されたものですが、日本の爪切りはよく切れる上に、付加価値がついているということで、中国からの観光客の間に口コミで人気が広がりました。このドラッグストアでおよそ1500円と高めですが、5個、10個とまとめ買いをする人も多く、品薄になるほど。メーカーがうれしい誤算だと悲鳴をあげたほどでした。

各社、熱心になるには、もうひとつ理由があります。それは、国内の人口減少で、消費が減っていくという点です。たとえば、大阪府では、今後10年間で、消費額が3300億円減ってしまう。でも、中国人観光客が増加すれば、その60%を補完することができるという試算もあります。各社、その市場に食い込もうと、必死なのです。

Q6)中国の人は、それほど買い物をするのか?

A6)こちらは、各国の観光客が日本で買い物に使う金額。

中国が飛び抜けています。
炊飯器を一人で5つも6つも買って帰る人、200万円の高級時計をポンと買う人もいるそうです。それも、内側の釜の品質がいい。高級品でも偽物がないという評価です。
足下、尖閣諸島沖の衝突事件の影響で落ち込んではいますが、2月の旧正月に向けて回復するのではないかと、熱い期待が寄せられています。

Q7)日本製が人気というと、日本のものづくりにとっても、ありがたい。

A7)特に、中小零細の企業は、いくら円高といっても、簡単に海外に出ることはできません。日本人が、安い海外の製品に目を向けがちななかで、中国の方が割高でも、日本製の良さを、ある意味「ブランド価値」として評価してくれていることには、励まされる思いです。もっとブランド価値を大事にしてほしい。それとともに、今は、輸出すると、関税などで現地では2倍の値段になるそうですが、将来は、そういった道も開けるよう、政府は、貿易面でも後押ししてほしいと思います。


以上NHKより引用


堺市…
観光を真剣に考えるなら、もう少し、やり方があるのだろうと思うのだが…

もっと、明確な、戦略が、必要なんだろう。
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