投財堂のドタバタ妄想録

兜町という聖地へ
夢を求め 金を求め彷徨う・・・
市場放浪記、改め・・・・・ドタバタ妄想録。


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召集令状が来た!

ついに、俺にも召集令状が来てしまった。
これが戦争中ならば、赤紙といったところか・・・。

こうなる事は3月から判ってたのだ。
それを、バカ政府とバカ企業がまともな試算をして来なかった。
当然の結果である。

赤紙が来たら、仕事もヘチマもない。
強制的に行かなければならない。
いわば、強制収容所送りみたいなものである。

生きて帰れる保証などない。
いや、むしろ生きて帰れる確率の方が低いだろう。

仕方ない・・・遺書でも書いて出かけるか。


×月×日
作業員の被曝者はすでに1000万人を超えた。
健康な30歳以上の男子は全員福島第一原発に収容される。
作業員として働け、と言う事らしい。
この法律が制定されて数年過ぎ、ついに俺にも赤紙が来た。

ただ今より、福島第一原発に行ってまいります!
日本万歳~~!!!!!

(了)



これが近未来に起こり得ないと誰が言えようか??

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【千年の孤独】

「そろそろ時間だ。準備はいいかね?」
準備はいいかね・・・だと?こっちの身にもなってくれ。
何の因果で俺が行かなきゃならんのだ。
まだまだ死にたくはないんだ。
それが隣国との戦争のせいで・・・・・

時は西暦3×××年 
国境を接する4つの国で勃発している1000年戦争の話である。

北に位置する国の名は、北ロチア公国
東を制しているの国は、東アミリカ合衆国
西には強大な、西中華飯国
そして南を牛耳ってる、南朝鮮チン民共和国

これら4つの国がお互いに国境を接しながら
同じ大陸内で権力闘争を繰り返す歴史が1000年以上に及んでいた。

俺は現在、東アミリカに住んでいる。
つい先日、大統領のオババより、北ロチア討伐を命じられたのだ。

俺は目の前にいる大統領補佐官にもう一度尋ねた。
「どうしても、北ロチアを攻めなければいけないのですか?」
補佐官は、意外そうに答える。
「当たり前だ。こちらが攻めなければ、あいつらは必ず攻め込んでくる。攻められる前に攻めろだ。」
「それに、西中華飯国の動きがおかしい。今のうちに北の驚異を排除しとかんとイカン。」

攻める気満々である。

しかし、俺にはどうしても納得出来ない事があった。
確かに今はお互いの国同士敵対しているが、以前は・・・
「補佐官。昔は4つの国は親交が深かったと聞いておりますが、それは事実なんですか?」

「お前、歴史は苦手か?」

そう言われてもなぁ、歴史に限らず勉強は苦手なのだ。

「お前、4つの国の生い立ちを知らんのか?」

だから・・・、知ってたら聞かないって。

俺が怪訝な顔をしていたからか、補佐官は話し始めた。
4つの国の・・・生い立ちを。
あまりにも悲惨な・・・その生い立ちを・・・。


「いいか、よく聞けよ。今から1000年以上前の話だ・・・。」

そう言うと補佐官はおもむろに話し始めた。
その話は驚くべきものであった。俄かには信じられない話だ。

補佐官の話を要約するとこうなる。

今から1000年前。
今でこそ4つに分かれてる国は、どうやら一つだったらしい。
その国は栄え、世界でも有数の経済大国であった。
その国の繁栄は何十年も続いた。だが・・・そんなある時
とんでもない災害がその国を襲ったという。

マグニチュード9クラスの地震とそれに次ぐ大津波。
そして、その国の崩壊を決定付けた原子力発電所の崩壊事故。

何よりも不幸だったのは、当時の政府があまりにも無能だった事にある。
全く復興のメドさえつかず、住民たちの不満は極限に達した。
各地で暴動が起こり、国内は無秩序状態。

その国が滅ぶのにそう時間はかからなかった。

そして条約により、当時、北海道・東北と呼ばれていた地域をロシアが支配し、現在の北ロチア公国に、また、当時、東京と呼ばれた首都を擁する関東地方と中部地方をアメリカが治め、現・東アミリカ合衆国に。
同じように、大阪を始めとする西日本を中国が支配し、現在の西中華飯共和国となり、九州四国地方を朝鮮半島が奪い、現在の南朝鮮チン民共和国となったようである。

俺は補佐官の話を聞いていくうちに眩暈を覚えた。

「元々、同胞じゃないか・・・何でこんな事に・・・」

そういえば・・・。
今から1000年以上前に滅んだ国があると聞いた事がある。
1000年の孤独・・・か。

歴史に弱い俺だが、ハッキリ思い出した。
歴史から名前を消した国と市。以前、教科書で見たことがある。

アトランティス ムー ポンペイ・・・そしてニッポン・・・。

何だか涙が止まらなかった。

(了)

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逃げ切れるのか?


追っ手の売鬼を何体か切り倒しながら、漸く都を脱出した。

周りを見ると誰もいない。

とうとう一人きりになってしまった。それにしても・・俺は思った。


何で今回の売鬼はこれほど手強いのであろう。

答えは簡単に出た。今までのように、都に出る売鬼だけなら何とかなる。

しかし今回は事情が違った。都の売鬼に混じって、今まで見たこともないような

青い目の売鬼がウジャウジャいたのである。

これでは到底勝てない。しかも味方の武将はどんどん減って・・・


ふと、前方を見た。

おお!あれは。

我が配下の武将達ではないか。逃げ延びる事が出来たのか


しかし何か様子が変だ。


「おお!殿。無事でござったか。」

俺に気付いた一人が声をかけてくる。あれは・・曹達だ。

俺は彼らの方に近づいた。


「お主等、こんなトコで何をしておる?」


「やあ、これはこれは、殿でしたか。お元気そうで」

と言ったのは、投財堂四天王の一人石原の産


よく見ると、彼らは沼を囲んでいた。汚い沼だ。

石原が服を脱ぎだした。そして沼へ入ろうとする。

「お、お主、何をするか!」


「殿、いい湯ですぞ。」

だらしなく間延びした顔、焦点の定まらぬ目。

沼の中を見ると、すでに一人入っていた。旭の爺だ。


石原に続いて、曹達 三井の松島らが沼の中に入っていく。

「いい湯じゃ、いい湯じゃ・・・。」

と言いながら、ぶくぶく沈んでいく旭の爺。


「ええい!止めい!止めい。お主等、死ぬ気か。ここは底無しの沼じゃ」


ブクブクブクブク・・・・・


首から下を沈ませた曹達が言った。

「殿、これでいいのです。老いぼれの我々がいるから勝てないのです。」


ブクブクブクブク・・・・・

石原は上向きで、何とか口だけを出していた。そして

「殿、いつかまた会うときもありましょうや。どうか、お達者で」


ブクブクブクブク・・・・・

「さらばですじゃ」


「おお~~~~!」

沈んでいく、沈んでいく、沈んで・・。


全員が俺のために死んだ。


暫しの放心状態の後、俺は誓った。

こいつらの死を無駄にする事は出来ない。


よし、待ってろよ、都の売鬼め。

青い目の売鬼共々、皆殺しにしてくれるわ。


充分な戦力を整えて、必ず戻ってくる。それが弔い合戦というもの。


こうして俺は、全国行脚の旅に出ることになる。


【第1部・売鬼の群れ 完】



この物語を、我が身を犠牲にして主君に忠誠を誓った

石原産業 日本曹達 旭化成 三井松島の4名に捧げる




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