電王戦ファイナル第四局 | プクッチ劇場

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ギャンブル魂の真実

 人間側の2勝1敗で迎えた電王戦ファイナル第四局。



 村山慈明七段対ponanzaの戦い。

 正直に言って、ponanzaは強い。

 過去二度電王戦に出場して負けなし。

 村山七段をして「Ponanzaは全然ね、次元が違うんですよ。強さの次元も違う上に、感覚の次元が違い過ぎて着いていけないんですよ」と言わしめる。

 開発者の山本一成は東大卒で、第二回電王戦ではヒール役を演じたが、実際は将棋も強くて(将棋倶楽部24でR2400くらい)、棋士を尊敬している。

 最終目標は「人類最高の英知」と崇める羽生善治との対戦。


 ファイナルで人間側が負けたのならっ!



 そろそろタイトルホルダー(羽生、渡辺、糸谷)が出てくる可能性もあるね。

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 村山七段は1984年5月生まれだから30歳。



 若手と言うにはちょっと歳がいってるけど、渡辺明と同年。

 渡辺とは仲が良く、結婚式の司会を頼んだこともあり、渡辺のブログにも度々登場する。→渡辺ブログ

 また羽生とは同じ八王子将棋倶楽部の出身で先輩後輩に当たり、羽生とも交流がある。

 タイトルはおろかタイトル挑戦者にもなったことはないが、2007年度全棋士中で勝率1位(2013年も)、新人賞を獲得している。

 特に王座戦には強く、あと少しで挑戦者になるところまで行くが、羽生に阻まれる。

 棋風は居飛車党で受けが強い。

 渡辺明、戸部誠と共に「酷評三羽烏」と呼ばれ、歯に衣着せぬ物言いは棋界では有名。





 羽生世代に、羽生にも負けないほどの才能を持った村山聖という棋士がおった。



 奨励会からプロ入りまで2年11か月というのは谷川や羽生よりも早い異例の昇進。

 しかし、難病に罹っていたことから29歳で没している。

 終盤が強く、「終盤は村山に聞け」と言われてた。

 これに対して村山慈明は序盤の研究が深く、同じ苗字であったことから「序盤は村山に聞け」と言われた(「終盤は聖に、序盤は慈明に聞け」という言い方もある)。

 と、村山慈明のエピソードはこれくらいしか知らん。

 まあ、良くも悪くも、強いんではあろうけども、今一つパッとしないのが村山慈明七段。


 昨年、ponanzaが佐藤慎一四段と戦った時のPVで。



 山本一成は佐藤(紳)のコメントを真似た。



 こういうネタを知ってる時点で、この人、かなり将棋好きなんやろなと思わせる。

 ponanzaは第二回コンピューター将棋選手権で優勝候補の筆頭に挙げられながら、決勝で敗れてしまった。

 この敗戦から山本一成は一日10時間以上に及ぶ開発に取り組んだ。

 「私はポナンザが人類最高の知性と戦うところを見てみたい。ポナンザに戦う舞台を用意してあげたい。そのためにもっとポナンザを強くしよう。細かい改良も大事だが、やはりリスクを取った大きな改良を目指そう。そして何より楽しんで作ろう。今日も私はプログラムを書く」

 ある意味、将棋ソフト開発者としてのプライドがある。

 それだけにponanzaは強敵。


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 一見、弱気発言をしてるようにも見える村山七段。

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 しかし、電王戦ファイナルを前に深浦八段が「何勝何敗で第四局を迎えたい?」と聞いた時、村山七段はこう答えた。

 「2勝1敗で迎えたい」

 自分が勝てば、団体戦としての勝利を決められる。3勝0敗での消化試合でもなく、1勝2敗から次につなげるのでもなく、2勝1敗ならば「勝ったら良いこと尽くめですよね。ヒーローになれるんじゃないかと思ってます」

 ヒーローになれるのか、なれないのか。

 対局の場は奈良県・薬師寺。

 出来れば、阿久津の前に勝ちを決めてほしい。

 ほなな。



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