スマートフォンのゲームアプリは、主として若い衆向けのものが多く、高齢者が若い衆とやっても「すぐに負けてしまうので、つまらない」という話をよく聞く。そんな高齢者のためのゲームアプリ「hinadan」が先週公開され、話題を呼んでいるという。

「hinadan」は、その名の通りひなまつりを題材にしたもので、画面上の4段のひな飾りにおだいりさまやおひなさま、三人官女に五人囃子、そして高砂人形という12体の人形を正しい形に並べていくというものである。人形がすべて正しい位置に置かれていれば、「ポン!」という鼓の音が鳴るところは粋なものであるが、これを手掛けたのはご高齢の女性というから驚きとしか言いようがない。そのゲームを手掛けた若宮正子氏は、神奈川·藤沢市に住む80代であるが、勤めていた銀行を定年退職してからは母親の介護などで外出もままならない日々を送っていたという。そんなある日、手にした雑誌に「パソコンがあれば、外に出なくともいろいろな方と会話ができる」という一文にひかれ、当時はまだ高価であったパソコンを購入して独学で知識を得、ネット上で美術作品などを発表するなど注目を浴びた。

今回、「hinadan」を製作する事となったきっかけは、知人の高齢者から「デジタル機器を、若い人のように楽しみめない」と相談された事からで、高齢者にデジタル機器の使用法を指南するボランティアの集まりを通して知り合った東北文化学園講師の小泉勝志郎氏に「高齢者向けのゲームを作ってほしい」と頼むと、「自分で作った方が楽しい」と背中を押されたという。もともとが何でも楽しむ性格で、自らのサイトも作る若宮氏は専門書を読み込んで、小泉氏にIP電話で教えを受けながら作業を進めていく。アプリのZipファイルを小泉氏に送り、それを実行してエラーが出ると、スクリーンショットでエラーメッセージの解説を行うなど二人三脚で進めていくが、若宮氏は「高齢者と言って手加減はしてくれない。しかし、根気強く教えてくれるので、本当にありがたい」と語る。

「究極の脳トレーニング」の末にできあがったゲームは、高齢者の知恵が生かされて反射神経もいらない。ひな人形はWordの図形を駆使して作り上げるなど、とても80代の作品とは思えない。「オババが作った、ハイシニアが楽しめるひな壇飾りアプリ」という謳い文句で公開された「hinadan」は無料という。「今のゲームは若い人が作っているから、若い衆が勝ってしまう。デイサービスでも介護士さんが勝ってしまうから、高齢者はつまらない。ゆえに高齢者が勝つゲームを作る」と若宮氏は語るが、確かに同感である。高齢なので大変な面もあるが、できれば今後も若宮氏には自らと同じ高齢者が楽しめるゲームアプリを発表してほしい。


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終わってみれば、教育長であった片峯誠氏が対抗馬の小幡俊之氏と小宮学氏に圧倒的な大差を付けて勝利となったのが、わたしの住む福岡·飯塚市長選挙である。以前にも取り上げたが、前の市長が国内津々浦々に知れ渡ったあの賭け麻雀騒ぎでその職を辞したものの、今回の選挙戦もその話題絡みでメディアが報じる事が多く、その悪いイメージを払拭する意味でも大事な選挙であった。賭け麻雀の真相究明を争点とする小幡氏と小宮氏に対し、片峯氏は過去2度ばかり引っ張り込まれる形で賭け麻雀に付き合わされた過去を明かした上で争点化を避けたが、結果は麻生太郎副総理大臣兼財務大臣の後押しもあった片峯氏が、冒頭に記した通りの大勝で終わる。

もともとは中学校の教師で、その後は校長から教育長を歴任した片峯氏であるが、取材をした事のある西日本新聞筑豊総局長の西村隆幸氏は「誠実な人柄で、丁寧な物腰の中に芯の強さを感じた」と筑豊版のコラムで記していた。教師であった30年前には荒れた状態であった自らの担任する学級を見事に立て直し、教育長であった昨年は、市内の小学校で学校のシンボルであったメタセコイアが夏休み中に諸般の都合で伐採された際、新学期の始業式に自ら足を運んで児童の前で謝罪するなど、きちんと責任を持って事を成し遂げる姿は評価されている。とは言え、35年近く地方教育一筋に生きてきた片峯氏に「一般行政は未知の分野とも言え、市政のすべてを担う市長の舵取りは重いのではないか?」という意見もあるが、大分·由布市の首藤奉文市長も教育畑からかつての庄内町長を経て現職にあり、観光地由布院を擁する由布市を引っ張っている事を考えれば、その心配は杞憂と言えよう。

教育長在任時に先進的な学習法を導入して、児童や生徒の学力を向上させた実績を持つ片峯氏であるが、市民からは地域コミュニティの再建や子育て環境の改善、市街地の盛り上げや高齢者の外出機会の増加など様々な注文が寄せられているし、前出の西村氏からは筑前大分に天道、飯塚のJR福北ゆたか線の市内3駅を核にしたコンパクトシティへの取り組みや、市内にキャンパスを持つ近畿大学に九州工業大学、そして近大九州短期大学や地元企業の産学官の連携の推進を片峯氏に期待する。「真摯に、謙虚に市民の声に耳を傾け、政策は迅速に進めていきたい」と片峯氏は語るが、まずは空席になったままの副市長と教育長の人選を行なった上で、前述の注文を1つずつこなしていきたい。

「特別職は公務員。市の職員や学校の先生も、襟を正してがんばっていきたい」と語る片峯氏。市政運営で間違いを犯さず、失墜した信頼を取り戻してほしいと願うばかりである。
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来月に迫ったワールド·ベースボールクラシック(WBC)で覇権を奪還すべく、野球日本代表=侍ジャパンが始動した。宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアムで直前合宿を実施している侍ジャパンはこの週末土曜日、同じく宮崎市の生目の杜運動公園野球場で春季キャンプを張る福岡ソフトバンクホークスと手合わせを行い、残念ながら0対2で敗れたものの、侍ジャパンの先発マウンドに立ったホークスの武田翔太は「身内」相手ではあるものの、3回を無安打無失点に抑える好投を見せている。

立ち上がり、武田は中村晃を三振に取った後に続く今宮健太に四球を与えてしまう。共に三菱の録画テレビのCMに出ている(九州地区限定であるが)2人だけに、「このあたりを録画してもらおう」という魂胆があったのかどうかは知らないが、続く柳田悠岐は初球を三飛に打ち取り、四番に入ったカイル·グレゴリー·ジェンセンをフルカウントから空振り三振に切って初回を終える。浮き球が目立ったために球数が21球と多かったが、武田はこの反省から「球数を減らしたい。ストライクゾーンで勝負していこう」と2回以降は攻めの投球を心掛けた。

2回はホークスの外野の定位置を争う3人を12球で片付けていく。まずは上林誠知を外角のストレートで一直に仕留めた後、続く真砂勇介と塚田正義は武田の必殺武器であるカーブで続けて三振に仕留められた。侍ジャパンの権藤博投手コーチは武田にカーブを「横に流れるのではなく、縦に落ちるよう変化をする事を心掛けるようにしてほしい」と助言したが、とくに塚田への最後の球はワンバウンドするくらいに落ちたカーブで、それに手を出してしまうくらいであったから、権藤コーチの助言はてきめんであったと言えよう。3回は甲斐拓也と牧原大成、そして中村晃をそれぞれ内野ゴロに仕留めたが、この3人にはわずか6球で済ませてこの回限りで武田はマウンドから退く。

無事に侍投手陣の先陣を切った武田は、「立ち上がりに課題はあるが、2~3回は良い形で投げられた。すべての球種の精度を高めたい」と振り返っているが、中心戦力として期待された北海道日本ハムファイターズの大谷翔平が故障で辞退し、その代役として選ばれただけに、不甲斐ない姿は見せられない。そういう意味では十分に面目を保った今回の投球と言えよう。

先発ローテーションの1人として、侍ジャパンの小久保裕紀監督を大いに満足させたと言える背番号30。本番でもこの調子でがんばってほしい。
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本人は年末年始の休みにインフルエンザで体調を崩した女性秘書に、身体を気遣うメッセージを送ったはずであった。内容としては「午前中は講義で、午後からは取材。あなたに会いたかった。鼻づまりでかわいそう。代わってあげたい」という趣旨のものであったが、文面には「フフ」とかハートマークとか意味深のような感じに盛られていたというから、他人が見たら「付き合っているのか?」とも思われても仕方はない。しかも、それがLINEで特定のグループに公開されてしまい、ましてやその送信元が宮崎·日南市の崎田恭平市長とあらば、当然騒ぎも大きくなってしまう。

齢37で、子育てにも熱心ないわゆる「イクメンボス」の崎田市長であるが、今回の誤爆のおかげで「市長と秘書が不倫したのか?」と市役所には問い合わせの電話がひっきりなしにかかってきた事は言うまでもない。さらに「市民メディアみやざき」なる団体は、インターネットで自ら発信するニュースで過去の出張にこの秘書を同伴させた事を重要視し、セクシャルハラスメントとか不倫とかはやし立てたから、さらに話はややこしくなっていく。慌てた市長は先週の金曜日に開会した市議会の懇親会で経緯を説明して謝罪する一方で、「不倫やセクハラなどは一切ない」と市民メディアみやざきが報じた内容を否定した。

もちろん、崎田市長が市民メディアみやざきに対して怒りをあらわにしたのは当然である。市長は「よくも事実無根のデマを流しやがって、これ以上増長するとお白州に持ち込んで勝負する」などというような内容で抗議の手紙を送ったが、相手も1歩も引かぬ姿勢であるだけに、この嵐の大ゲンカは少々長引くかも知れない。とは言え、市長にとっては再来月に行われる市長選挙で再選を目指す身であり、これがダメージになってしまえば選挙にも影響しかねない。

普通に当たり障りなく書いておけば何もなかったものの、少々中身を盛ったおかげでとんでもない騒ぎに発展してしまった今回の「誤爆」騒動。何にしても、崎田市長にとっては痛い失敗になってしまった感はある。
この報を聞いたバス好きの方々は、残念に思った事であろう。来年で運行開始から35年を迎えるはずであった西日本鉄道と阪急観光バスの夜行高速特急バス「ムーンライト号」が来月末で運行を休止する事が決まったが、現在の国内の夜行高速バスの基礎を築いたこの関西と福岡市を結ぶ路線も格安運賃の航空事業者(LCC)との競争に勝てず、ひとまず長年の歴史に幕を下ろす事となった。

当初は大阪市の梅田から北九州市を経て、福岡の天神という両市の中心部を結んでいたが、現在は京都市から梅田とユニバーサルスタジオ·ジャパン(USJ)、そして兵庫·神戸市の三宮を経て北九州·福岡に至る経路で運行している。1人掛けの3列通路など現在の夜行高速バスの標準仕様はすべてムーンライト号から始まったと言っても過言ではなく、一時はノンストップ系統や北九州からわたしの住む飯塚市や田川市へ行く筑豊系統も存在するなど、西鉄にとっても様々な「実験」ができる高速バス路線であった(ちなみに、筑豊系統はその後大阪と久留米市や大牟田市、熊本·荒尾市を結ぶ「ちくご号」と統一された。このちくご号も今はない)。阪急の高速バスにとっても現在九州に乗り入れる唯一の路線であっただけに、関係者も少々寂しい気分であろう。

ムーンライト号の運行休止の知らせを聞いて、わたしは20年近く前にあった西鉄の「はかた号」が運行継続の危機に見舞われた事を思い出す。あの時は競合相手のスカイマークエアラインズが格安運賃で利用客を取り込み、一時は廃止が決まりかけたが、その後諸般の事情でスカイマークが運賃を引き上げた事で一部がはかた号に流れて利用が増え、廃止を免れた。ムーンライト号が運行を廃止ではなく休止にしたのは、そのあたりの理由があるかも知れない。

「飛行機が苦手で安い旅費で関西に行きたい」という人にはムーンライト号はうってつけであったのに、休止は残念である。休止になっても、夜行高速バスはツアーから路線バスに転じた事業者が運行する路線があるが、やはり西鉄と阪急という大手私鉄系のバス事業者が運行するムーンライトはネームバリューもあり、安心感があった。近い将来、また路線が復活する可能性もあるので、それを期待しながら、今回の話を締める事にする。
「月の最終金曜日は早く仕事を切り上げ、空いた時間を様々なお楽しみに使おう」という目的で、お上が提唱する「プレミアムフライデー」が今月から始まった。金曜の昼八つ半をメドに仕事を終わらせ、その後は旅や買物をするなどして市井の方々の消費を活性化させようという取り組みであるが、飲食店や百貨店などでは様々なサービスを行い、儲かる企業では社の者たちに毎月1万円を振る舞うなど「極上の金曜日」を定着させるための協力を行うという。

通常は夕刻からの営業が多い焼鳥屋や居酒屋は昼八つ半から営業を始め、ビールを注文した顧客には串もの2本がただで付いたり、百貨店でも通常は休憩スペースにしている場所を立ち飲みエリアにする他、カラオケ店では勤め人と証明できるものを提示すれば一刻の間ただで利用できるというところもあるし、量販店では極上の金曜日に合わせて特売品を多く揃えるなどしている。また、メディアもこの週末の新たな過ごし方に注目して、紙媒体も放送媒体もいろいろな特集を組んでいるが、盛り上がりを見せている割には金曜の早上がりを実践する企業は少なく、恩恵を受ける事ができるのは、すべての働く方々の1割にも満たない。

そもそも、残業が多い日本の勤め人が金曜の夕刻から極上気分を味わえるなどというのは夢のまた夢という人が大部分を占める現状で、こんなお上が決めた取り組みに同調できる訳がないし、中には「日本では、プレミアムフライデーはなじまない」と断言する人までいる。これまでお上が旗振り役で始めたもので成功したと言えるのはほとんどなかったし、むしろそれは逆効果となると予想する方が自然であろう。実際にインターネット上では「意味がわからない」とか「どこの誰が早上がりをするのか?」、「私の周囲ではこんな事をやっている人はいない」など否定的な意見が大多数であった。

果たして、この極上の金曜日の取り組みがどこまで続くのか?それを予想する方が楽しいかも知れない。結果が出ずに短期間で頓挫した時は、多くの庶民連中が「そら見た事か」と大喜びする。そんな事をするよりも、勤め人の完全なる週休2日化や有給休暇を多く取得させる方が重要ではないか?「お上はまったくわかっていない」と多くの人は思っている。

その発表がなされたのは、水曜日深夜=木曜日未明のニッポン放送「AKB48のオールナイトニッポン」での生放送中であった。この日の放送の中では、放送の直前に新たにできるSTU48との兼任を発表したAKBの岡田奈々がSTUの主将就任を発表し、電話で登場したHKT48の指原莉乃も電話口からSTUの小屋頭取を兼ね、自らも舞台に立つ事を明らかにする。48プロジェクトのひいき筋は「STUを誰が兼任するのか?」という事が最近の関心事であったが、新潟市を拠点とするNGT48も北原里英がAKBから移籍し、柏木由紀も兼任先をNMBからNGTへと変更した事から、兼任は2人程度くらいになるとは見られていた。しかし、まさかさっしーとなぁちゃんとは思いもしなかったであろう。

ご存じのように、さっしーはHKT48劇場の小屋頭取も兼ねているが、現在のHKT劇場は福岡市の天神にある西鉄ホールを「間借り」している状態で、しかも常打ち興行ではない(今月も中旬から1ヵ月間は、確定申告を行う場として税務署が押さえている)。そのためにHKTとの兼任は容易と運営側は判断したと思うが、もちろんさっしーも小屋頭取就任に対しての条件を出し、彼女もメンバーとして舞台に立つ事を認めさせた。とは言え、放送メディア、とくにテレビでの多くのレギュラー番組を抱える身であるさっしーだけに、インターネット上では「これ以上仕事を増やして大丈夫なのか?」とか「最近やせたように見える。倒れはしないか?」という心配の声に加え、「広告塔として頼まれたのか?」とか「HKTでもライブにはほとんど出ていない。STUでも幽霊部員なのか?」という皮肉めいた声も出ている。

何にしても、48プロジェクトの中では最も信頼できる2人を選んだ事は確かであるが、これからは練習拠点の広島市まで通い、瀬戸内海を行く船の中での常打ち小屋での定期ライブと他のユニットより大変な面も多い。とくに船での移動については、なぁちゃんは「その点については平気」と口にするものの、さっしーは「吐きながら踊る」などとぬかしているから、先行きが思いやられる。また、さっしーと言えばKBC(九州朝日放送)テレビ「アサデス。KBC」の「さしごはん」の続きを心配する声もあるが、こうなった以上はコーナー終了を覚悟しなければならない。

1期生の選考はこれからであるが、さっしーとなぁちゃんは選ばれし者たちを引っ張る任務がある。大変ではあるが、お披露目ではしっかりと息の合ったところを見せてほしい。船と共に「沈没」となってしまっては、シャレにもならないから。

天ノ川学園の宇宙仮面ライダー部は、そのうちつぶれる可能性が高い。何しろ、このところOBが立て続けに騒ぎを起こしているおかげで、メディアにまでその存在を取り上げられるようになった。現在の顧問教師は、やはり部のOBでリーゼントヘアがトレードマークの如月弦太朗なる人物であるが、高校在学時の如月も度重なるタイマン勝負で騒ぎを起こしていたというから、ある意味ここの部の体質と言えよう。

最初に騒ぎを起こしたのは、合気道の達人でもあった黒木蘭という女性である。彼女は卒業後に男と付き合っていたそうで、その相手というのが先日ここでも取り上げたベッキーと不義密通をやった男であるが、齢19とまだ元服も終わっていない黒木は2人で一緒にお酒を飲んだところをメディアにすっぱ抜かれたというから、宇宙仮面ライダー部にとってこれは由々しき事であろう。結果的に黒木は決まっていたお仕事を失うなどそれ相当の報いを受けて男とも別れたというが、火遊びで大やけどにまで至ってしまったビスケス·ゾディアーツはまさに「ゲスの極み乙女」と化してしまった。

黒木以上の騒ぎを起こしたのは、宇宙飛行士になった城島ユウキである。彼女は地球に帰還する際にトラブルに遭遇して精神的な打撃を喰らったというが、その後ある宗教のお方から「あなたの科学的知識と私たちの教えを融合させれば、幸福になれる」という誘いに乗って出家し、名を千眼美子と変えた。いち早くその動きに気付いたのが仮面ライダー部の同期でジャーナリストになっていたJK=神宮海蔵であるが、彼は「せんげんよしこ」の名を最初に聞いた時は「宇宙飛行士を辞めて、ドラマの演出や映画監督をやるようになったのか?」と驚いたという(それは「せんぼんよしこ」である)。JKは城島の身辺をいろいろ調べてみると、彼女もまたあるバンドのベース奏者と不義密通をしていたというから、JKを含めたメディア関係者たちにカナブンのようにしつこくつきまとわれたのは当然の流れである(偶然にも黒木と付き合っていた男とこのベース奏者は属する事務所が一緒であった)。

この宇宙仮面ライダー部は、中心として引っ張っていた歌星賢吾も生来の病弱体質が祟って表舞台から去るなど、ある意味で呪われてしまった感もする。今頃如月は「宇宙キター!」ではなく「災厄キター!」と嘆いている事であろうが、その裏で部の顧問という地位を利用して黒木と城島をM-BUSに送り、しばらく頭を冷やす準備をしているかどうかは定かではない。

大分市の高崎山自然動物園についてはここでもいろいろと取り上げているが、今回は少々特異な状況について書く。何しろ、1匹のメスザルが飼育係の男性に恋してしまい、しかもそのご熱心ぶりが半端ないレベルであるという事で、最近はあちらこちらのメディアが注目するようになったそうである。

このメスザルは齢5つくらいで、人間で言えば10代後半くらいの花も恥じらう乙女というところであるが、名前はまだない(高崎山では、基本的に出産をしないとメスには名前が付かないという)。その名無しの若いメスザルが、飼育係の藤田忠盛氏に恋をしてしまったというが、高崎山へ足を運ぶ観光客のガイドも行なっている藤田氏はもうそろそろ齢50に手が届こうとするというから、人間社会では下手をすれば「禁断の恋」とも言える展開であるし、そうでなくとも十分に禁断の恋である。メスザルは藤田氏が厠に入るとその入口で待ち伏せたり、事務所で仕事をしている際には外から熱視線を浴びせ、さらに藤田氏が女性の飼育係と話そうものなら、嫉妬心丸出しで襲いかかっていたというから、これはある種の異常さで恐怖すら覚えてしまう。

もちろんながら藤田氏もそれは認識しているようで、メディアの取材に対しては「1~2度くらいならばかわいいものであるが、1ヵ月も続くのでうっとうしくてたまらない。これはまさにストーカーのレベル」と困惑した表情で話す。実は藤田氏は過去に別のメスザルから猛アタックを受けた事が20年前にもあり、その時は2年続いたという。「若いメスザルが人間に恋するという事例は、常に人間とサルが一緒の場にいる時に起こり得る」と識者は語るが、いくらじょうもんさんでもサルが相手ならば、藤田氏でなくとも普通は拒否反応を示すではないか?

今回のメスザルの一方的な恋愛感情に、藤田氏は「私がサルに似ているからなのか?」と語るが、しばらくこの状況は続くのが間違いない。できれば、このメスザルが新たなオスと恋愛関係になって藤田氏から離れてほしいものであるが。

味噌業界でもトップクラスの企業であるマルコメは江戸期の終わりに創業し、160年もの歴史を持つ老舗である。本社が長野市であるために信州味噌が主力であるが、「だし入り味噌·料亭の味」は発売から30年続く息の長い商品となり、即席味噌の売れ行きも良い。昨年はCMキャラクターにファッションモデルのミランダ·カーを起用するなどさらなる攻めの姿勢を見せているが、今週になってその勢いに水を差す失態が起こった。

今回起こった失態とは、本社工場で製造した即席味噌汁のパッケージ袋の中に製造工程で使用する直径20mm、厚さ5mmのシリコンゴムでできた吸盤が紛れ込んだという事で、それは15個前後の可能性があるという。味噌や具材の袋に入り込んだ訳ではないので健康に直接の被害はないものの、それでもこんな事になってしまえば信頼に傷が付く。マルコメ側は市場に出回った6種類の即席味噌汁、合計で150万袋近くを回収して調べるという事であるが、インターネット上ではマルコメを非難するような声はほとんどなく、むしろ「使えるものは選別して再出荷してほしい」とか「パッケージ内なので、味噌や具材に何の影響もない。ただ取り出す時に注意すべき」、「企業の資質を問われるが、健康に害がないなら回収はやめるべき」など「この程度なら許せる」という論調の意見が多い。

企業にとっては迅速な対応がプラスとなる訳で、今回もそれにのっとったものであるが、せっかくならばトップが頭を丸めて会見で謝罪しても良いと思う。何しろ、マスコットキャラクターがあのツルツル頭の小坊主であるから、揃いも揃って同じような頭にすれば、逆に企業イメージが上昇するのではないか(これがハナマルキなら、激しいつるし上げを受けて、しまいにトップが半泣きで「おかあさ~ん」と絶叫するかも知れない)?

起こってしまった事は仕方がないし、この失敗を繰り返さねば良い。とは言え、最近はこういう製造過程でのミスが目立つので、企業ももっとしっかりしてほしいものであるが。