「毎日、パソコンに向かって座りっぱなしで肩こりがひどい…」
「1日中立っている仕事だから腰痛でつらい…」
こうしたつらい肩こりや腰痛をなんとか解消したい。しかしほとんどの人が、一時的にはよくなるものの、すぐにまた戻ってしまうといった経験をしているのではないでしょうか?
どうして肩こり・腰痛は治らないのか?
肩こりや腰痛になると肩を揉んでもらったり、腰を押してもらったりすると気持ちよく楽になります。こうしたときに、揉んだり押したりするのはカラダの表層についている“アウターマッスル(浅在筋)”と呼ばれる筋肉です。これらは人間が運動をするとき、つまり手足を動かすときに働く筋肉です。
それに対して、背骨や股関節、肩関節の深層部には“インナーマッスル(深在筋)”と呼ばれる小さい筋肉があります。これらの筋肉はアウターマッスルが大きな力を出すときに関節がはずれてしまわないように固定する働きをしている筋肉です。じっと動かないときには、姿勢が崩れてしまわないように保持するために働いているため、座りっぱなしや立ちっぱなしのときにも働いているのです。
姿勢保持のために常に働いているインナーマッスルは、アウターマッスルに比べて疲労しにくく、持久性に富んでいる筋肉です。それでも同じ姿勢を長く続けたり、同じ動きばかり繰り返したりしていると疲労して硬くなってきてしまいます。つまり、肩こりや腰痛は表層のアウターマッスルが疲労して凝っているだけではなく、深層にあるインナーマッスルも凝って動かなくなくっているために起こってくるのです。
したがって、アウターマッスルだけでなく、インナーマッスルを緩めることができれば、肩こりや腰痛は解消するのですが、ここでやっかいな問題が起こってくるのです。というのは、インナーマッスルは骨格筋(自分の意志で動かすことができる随意筋)であるものの、自分の意志とは無関係に働く反射によって自動制御されている筋肉でもあるのです。つまり、姿勢保持などでは意図的に筋肉を動かさなくても勝手に働いてしまうのです。逆にいうと、自分の意志で動かそうとしてもなかなかうまく働いてくれません。そのため、いくらストレッチやトレーニングを繰り返してもインナーマッスルはうまく働かず、緩んでこないので、肩こりや腰痛を解消することできないのです。
どうしたらインナーマッスルを緩められるの?
それではどうしたらインナーマッスルを緩めることができるのでしょうか?
インナーマッスルがうまく動かないからといって無理矢理自分の意志で動かそうとするとその周辺にあるアウターマッスルが働いてしまいます。アウターマッスルが働いて大きな力を出そうとするとインナーマッスルは関節がはずれてしまわないように余計に大きな力を出してしまうため、緩めるどころかより硬くなってしまいます。つまり、力を入れて力むのは逆効果です。
インナーマッスルを緩めるためには、インナーマッスルだけしか働かないような状況を作ってインナーマッスルだけを動かすことが必要なのです。そのためのキーポイントは「力を抜くこと」です。力を抜いてカラダを動かしてもインナーマッスルは関節がはずれてしまわないように勝手に働きます。つまり、力を抜くとアウターマッスルを働かせずにインナーマッスルだけが働く状況を作れるのです。
力を抜いて次に紹介するリラクゼーションエクササイズを行ってもらえば、徐々にインナーマッスルが緩んできます。そうすると、肩こりや腰痛が解消してきます。
こうなると、インナーマッスルを自分の意志で動かすことができるようになってきます。そこで、さらに自分の意志でインナーマッスルを動かすコンディショニングエクササイズを行って、インナーマッスルがよりよく働くようになると、今度は肩こりや腰痛を起こしにくい状態を作り上げることができるのです。
「1日中立っている仕事だから腰痛でつらい…」
こうしたつらい肩こりや腰痛をなんとか解消したい。しかしほとんどの人が、一時的にはよくなるものの、すぐにまた戻ってしまうといった経験をしているのではないでしょうか?
どうして肩こり・腰痛は治らないのか?
肩こりや腰痛になると肩を揉んでもらったり、腰を押してもらったりすると気持ちよく楽になります。こうしたときに、揉んだり押したりするのはカラダの表層についている“アウターマッスル(浅在筋)”と呼ばれる筋肉です。これらは人間が運動をするとき、つまり手足を動かすときに働く筋肉です。
それに対して、背骨や股関節、肩関節の深層部には“インナーマッスル(深在筋)”と呼ばれる小さい筋肉があります。これらの筋肉はアウターマッスルが大きな力を出すときに関節がはずれてしまわないように固定する働きをしている筋肉です。じっと動かないときには、姿勢が崩れてしまわないように保持するために働いているため、座りっぱなしや立ちっぱなしのときにも働いているのです。
姿勢保持のために常に働いているインナーマッスルは、アウターマッスルに比べて疲労しにくく、持久性に富んでいる筋肉です。それでも同じ姿勢を長く続けたり、同じ動きばかり繰り返したりしていると疲労して硬くなってきてしまいます。つまり、肩こりや腰痛は表層のアウターマッスルが疲労して凝っているだけではなく、深層にあるインナーマッスルも凝って動かなくなくっているために起こってくるのです。
したがって、アウターマッスルだけでなく、インナーマッスルを緩めることができれば、肩こりや腰痛は解消するのですが、ここでやっかいな問題が起こってくるのです。というのは、インナーマッスルは骨格筋(自分の意志で動かすことができる随意筋)であるものの、自分の意志とは無関係に働く反射によって自動制御されている筋肉でもあるのです。つまり、姿勢保持などでは意図的に筋肉を動かさなくても勝手に働いてしまうのです。逆にいうと、自分の意志で動かそうとしてもなかなかうまく働いてくれません。そのため、いくらストレッチやトレーニングを繰り返してもインナーマッスルはうまく働かず、緩んでこないので、肩こりや腰痛を解消することできないのです。
どうしたらインナーマッスルを緩められるの?
それではどうしたらインナーマッスルを緩めることができるのでしょうか?
インナーマッスルがうまく動かないからといって無理矢理自分の意志で動かそうとするとその周辺にあるアウターマッスルが働いてしまいます。アウターマッスルが働いて大きな力を出そうとするとインナーマッスルは関節がはずれてしまわないように余計に大きな力を出してしまうため、緩めるどころかより硬くなってしまいます。つまり、力を入れて力むのは逆効果です。
インナーマッスルを緩めるためには、インナーマッスルだけしか働かないような状況を作ってインナーマッスルだけを動かすことが必要なのです。そのためのキーポイントは「力を抜くこと」です。力を抜いてカラダを動かしてもインナーマッスルは関節がはずれてしまわないように勝手に働きます。つまり、力を抜くとアウターマッスルを働かせずにインナーマッスルだけが働く状況を作れるのです。
力を抜いて次に紹介するリラクゼーションエクササイズを行ってもらえば、徐々にインナーマッスルが緩んできます。そうすると、肩こりや腰痛が解消してきます。
こうなると、インナーマッスルを自分の意志で動かすことができるようになってきます。そこで、さらに自分の意志でインナーマッスルを動かすコンディショニングエクササイズを行って、インナーマッスルがよりよく働くようになると、今度は肩こりや腰痛を起こしにくい状態を作り上げることができるのです。
出典「xfit」