ととま~るのものぐさ天鳳日記

ととま~るのものぐさ天鳳日記

ととま~るが天鳳関連について備忘も兼ねて書きます。

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天鳳名人戦のコメントで僕が書いた、採譜機能付き全自動卓。
出来るかどうか色々調べてみました。

【きっかけ】
各麻雀団体の採譜が人が手で取っている、という話を聞いて、
それなら自動で採譜できれば人件費がかからないし、
見えない情報(例:王牌)も取れるからいいだろうと思った。

【実現手法】
麻雀牌にICチップを埋め込み、麻雀卓にICチップリーダーを埋め込んで、
牌の位置情報をデータ化し、テキスト方式で取得・展開できるようにする。
使用サーバとしてはAWS(Amazon Web Service)を使用する。

【特許関連】
ICチップを麻雀牌に埋め込んで麻雀卓にICチップリーダーを埋め込む手法については、
日立ソフトウェアエンジニアリングが特許を取得済み。
但し、特許では「点数計算のため」とされているため、採譜目的としては特許は存在していない。

【ICチップについて】
ICチップは個人には販売してくれない(偽造Suicaなどが簡単に作れてしまうので)。
これについては大洋化学から依頼をかけてもらおうと思っている。
上記特許の問題もあるので、ICチップは日立製作所に依頼するのがベターか。

【用途】
アルバンスタジオに導入して、四神降臨や各種タイトル戦の牌譜をダウンロードできるようになったらな、と。
特許を取って儲けようとかは全く考えていません。
こうしてブログに書くくらいなので。
(特許は出願前に公開していると申請が却下される)

【現状の展開】
アルバンにこの話を持ち込むも、麻雀卓は大洋化学が製造していると聞き、
大洋化学に特注の見積もりを依頼。大洋化学からの連絡待ち。
200万円,300万円程度なら個人で買って、アルバンスタジオに「こういうのどうですか?」と提案しようと思っている。
運用費用はAWSを使うので、月1万円以内に抑えられるはず。

以下は、「麻雀の常識を破る本」で紹介されている、
配牌を1000回シュミレートした際のシャンテン数の分布です。

4シャンテン・・・41,9%
3シャンテン・・・32,6%
5シャンテン・・・15,7%
2シャンテン・・・7,9%
6シャンテン・・・1,3%、
1シャンテン・・・0,6%、
テンパイ・・・0,00%

平均は3,6シャンテンとのことです。

何の役に立つかはよく分かりませんが、参考までに。
牌の危険度表改定版(1)の結果を基に、牌の危険度表を作成します。

現代麻雀技術論の危険度表のランク付けに追加する形にしてみました。



・自力ワンチャンスとは、手牌にアンコである牌の外側
・他力ワンチャンスとは、捨て牌で3枚見えている牌の外側

※ノーチャンスは見えている筋が多いと1ランク落ちる
※生牌の字牌は見えている筋が多いと1ランク落ちる
※先切りされた牌の外側は1ランク上がる
※ドラは1ランク(1,9牌以外)or2ランク(1,9牌)落ちる
※ドラそばは1ランク落ちる
科学する麻雀が初出で、現代麻雀技術論でも書かれている、
オリる際の牌の危険度表。

あれは、ノーチャンスやワンチャンス、生牌の字牌と1枚切れの字牌の区別がなかったので、
それも含めて表にしようと思いました。

以下はHAZの研究する人生から、18筋のうち9筋が見えている場合の放銃確率を並べてみたものです。

現物:0%
1枚切れの字牌:1%
筋1,9:1.5%
ノーチャンス:2%
中筋4,5,6:2%
筋2,8:3%
生牌の字牌:5%
筋3,7:5%
自力ワンチャンス:6%
無筋1,9:9%
他力ワンチャンス:10%
無筋2,8:11%
無筋3,7:12%
無筋4,5,6:16%

※ノーチャンスは見えている筋が多くなると筋2,8と変わらなくなります。
※生牌の字牌は見えている筋が多くなると自力ワンチャンスと変わらなくなります。
牌譜の取得を行うと、下記のような書式になります。

持点25000 [1]Nn134/七段/男 R2081 [2]おじお/七段/男 R2047 [3]由良拓海/七段/男 R2043 [4]エステー/八段/女 R2162
東1局 0本場(リーチ0) Nn134 3000 おじお -1000 由良拓海 -1000 エステー -1000
30符3000点2飜ツモ 役牌 中1 ドラ1
[1東]7m1p1p6p2s3s4s5s南白発中中
[2南]8m2p2p4p4p5P8p3s8s南南南発
[3西]1m4m7m9m1p1s2s6s東東東東白
[4北]1m2m6m6m6m4p5p7p8p9p西北発
[表ドラ]5s [裏ドラ]
* 1G8p 1d南 2G7m 2d発 3G9m 3d1m 4G6s 4d西 1G中 1d発 2G5M 2d8p 3G4s 3d1p
* 4G8m 4d発 1G4s 1d白 2G7s 2d3s 3C1s2s 3d白 4G7p 4d北 1G2s 1d7m 2G8p 2D8p
* 3G西 3d東 4G5s 4d7p 1C6p8p 1d2s 2G2s 2D2s 3G1s 3D1s 4G3p 4d2m 1G西 1D西
* 2G5m 2d2p 3G北 3D北 4G2p 4d1m 1G1s 1D1s 2G中 2d2p 3G7s 3d西 4G5m 4d8m
* 1G6s 1A

すぐに忘れる自分のための Wiki*によると、記号は以下の通り。


●書式
G : ツモ
D : ツモ切り
d : 手出し
R : リーチ、[1-4]Rを出力
ex)4G2s 4R 4d5m
C : チー、鳴いて晒した牌を出力
ex)2D7p 3C7p8p 3d北
N : ポン、鳴いて晒した牌を出力
ex)1d2p 3N2p2p 3d9m
K : カン、明カン、暗カンで出力内容が異なる
ex)2G9m 2K9m 2G7m 2d発
3D5s 2K5s 2G9m 2D9m
A : 和了り、[1-4]Aを出力
5M,5P,5S : 赤牌

和了り点 : N本場、リー棒含めた点数収支は1行目に出力
純粋な和了り点は2行目に出力
ダブロンなら2回出力
和了り : 裏ドラはリーチ時のみ出力
和了り方 : ツモ、ロン
ドラ : ドラ表示牌を出力
本場 : [0-8?]本場
流局 : 流局時のみ出力