昨日のバレーボール男子北京五輪世界最終予選で
日本はアテネ五輪銀メダルの強豪イタリアにまさかの
逆転負けを喫した。
セットカウント2-1で迎えた第4セット、
24-17の圧倒的に優位な状況から
なんと7連続失点。
6度のマッチポイントを逃しての逆転負けは
悲惨ですらあった。
選手たちに「あと1点」という気持ちが芽生えた瞬間
金縛りにあったように動きが鈍くなったのが
テレビの画面を通してもはっきりと判った。
輝かしい勝利を手にするために必要なものは
鍛え抜かれた肉体と技術、そして
何事にも動じない強靭な精神力であることを
あらためて実感させられた試合だった。