140もの噴水と彫刻の調和が美しいイタリア式庭園を持つ、ピョートル大帝が過ごした夏の宮殿は、1990年に世界遺産に登録された。イタリア人の建築家、フランチェスコ・バルトロメオ・ラストレッリが設えたバロック建築の大傑作である!
彫刻家の父、画家の母を持つラストレッリは、フランスで生まれたイタリア人建築家。
芸術家の両親に育てられたラストレッリは、15才の時に、家族と共にロシアへ渡り活動の場を広げた。イタリア宮廷建築様式をモスクワ・バロック建築に取り入れ融合させ、数々の美しい宮殿を建てていった。
女帝エカテリーナの住居だったエカテリーナ宮殿やエルミタージュ宮殿、ヴォロンツォフ宮殿、冬の宮殿、ストロガノフ宮殿、現在ウクライナの迎賓館になっているキエフに位置するマリア宮殿、また、同じくキエフにある聖アンドリーイ教会など、サンクトペテルブルクに残る有名な建築物は、全てラストレッリの手によるものなのである。
女帝エカテリーナの住居だったエカテリーナ宮殿やエルミタージュ宮殿、ヴォロンツォフ宮殿、冬の宮殿、ストロガノフ宮殿、現在ウクライナの迎賓館になっているキエフに位置するマリア宮殿、また、同じくキエフにある聖アンドリーイ教会など、サンクトペテルブルクに残る有名な建築物は、全てラストレッリの手によるものなのである。
ラストレッリの集大成となった最後の建築物は、スモーリヌイ修道院。ラストレッリへの敬意の表れとして、この修道院の前にある広場には彼の名前がつけられている。
エカテリーナ宮殿に残る琥珀の間の監修を請け負ったのもラストレッリ。眩いばかりの壮大な美を放つ琥珀の間は、次号でご案内しませう!
Buon fine settimana a tutti voi! ブゥオン フィーネ セッティマーナ ア トゥッティ ヴォイ! 皆さま、良い週末をお過ごし下さいね!
エカテリーナ宮殿に残る琥珀の間の監修を請け負ったのもラストレッリ。眩いばかりの壮大な美を放つ琥珀の間は、次号でご案内しませう!
Buon fine settimana a tutti voi! ブゥオン フィーネ セッティマーナ ア トゥッティ ヴォイ! 皆さま、良い週末をお過ごし下さいね!
おまけ:公園のなかといえどもスリがいるので、気をつけよう! 思わず微笑んじゃうロシア語メイン、英語、中国語で書かれた「スリにご注意」看板! なんか、可愛い!
スリが財布から盗もうとしている紙幣、以前は米ドルだったのに、いつの間にやらロシアの通過、ルビーになっていた。自国民でも粗末に扱う (苦笑) ルビーだったのに、今やスリが狙うのは米ドルではなくルビーなのね〜! 強いロシア経済の象徴かも?!
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