自転車乗るなら土の上

BMCサポートライダー 國井敏夫
2012シーズンから本格的にレース活動を開始
MTB→FS01 29とTE01 29
CX→CX-01とGF-02Disc
ROAD→SLR01


テーマ:
2016年12月11日(日)開催

会 場:栃木県宇都宮市ろまんちっく村特設コース

天 気:晴れ

路面コンディション:マッド、一部ドライ

カテゴリ:エリート男子

リザルト:第13位完走

使用機材

・バイク BMC CX-01

・メインコンポ SHIMANO ULTEGRA Di2

・ホイール MilePost 手組ホイール

   リム:notube IRONCROSS

   ハブ:クリスキング

・タイヤ (F・R)  IRCTIRE SERAC 空気圧1.55Bar

・ヘルメット OGK Kabuto KOOFU WG-1

・グローブ  OGK Kabuto SFG-1

・サングラス bolle B-ROCK(MATTE SMOKE)

・レンズカラー MODULATOR BROWN EMERALD

・インソール LEGNA カスタムインソール(シダス ウィンタープラス)

・メカニックサービス MilePost


2016シーズンの締めくくりとなる大一番。マキノ、野辺山と続いた体調不良から回復し、機材と合わせて万全のコンディションでこの日を迎えることができた。みなさまのたくさんのサポートと応援、本当にありがとうございました。
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Photo by 馬場さま

前日の試走ではコースはドライ。日影のキャンバーだけはいくらか滑りやすかったけど、明日も晴れそうだし、そう大きくは変わらないだろうと予想していた。コース全般としては、昨年全日本が開催された飯山に近い印象。パワーだけでもテクニックだけでも通用しない、バランスの良いレイアウト。注意すべきはキャンバーのアップダウンをいかに失速せずに効率よく処理できるかと、非力な自分がジープロードで力負けせずにやり過ごせるか。

チームメイトの協力で、朝は宿でゆっくり過ごした。彼らの支えがなければ自分の活動は成立しない。いつも本当にありがとう。会場に着いた時、まさにU23の熱い戦いが繰り広げられている。そして、みんな泥だらけだ。ドライのはずなのにどうして?それはコースに近づいてみて思わず納得させられた。キャンバーというキャンバーの全てがマッドになっている。朝の冷え込みから霜が降りて、気温の上昇とともにそれが溶け出す。とはいえそこは日光にほど近い宇都宮。気温が低いために乾くというところまではいかず、芝が剥がれ落ちた粘土質な土手の斜面は、つるっつるの滑り台と化していた。
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Photo by Kikuzo Photoさま

昼の試走の時点で、最奥のキャンバーは乗車どころか、歩行さえも困難な状況。普段は転びもしないエリートライダーが次から次へと尻もちをつく様は、見ていた誰もが驚いたはず。もちろん、走っていた我々も戸惑うばかりだけど、どうやれば安全にミスなく、速くクリアできるか、いくつものシミュレーションから答えを見つけ出していく。自分が出した答えは、上まで登り切らずにコーステープギリギリの右端ラインから折り返しの杭まで乗車していき、タイトに回って右上ラインをコーステープ沿いに横に移動し、土手から下りたところで乗車するというもの。今から思えば、土手から下りる前に乗車したほうがその先でもたつかなかったのかなあとも思う。

前日の試走では、SERACで問題ないだろうと思っていたけど、いざ試走してみると、MUDじゃないと厳しいかなあという印象。ただ、例のキャンバー区間はMUDだとしても乗車は無理だろうし、寒いとはいってもこれまで日影だった部分に西陽が当たれば他のセクションはもう少し乾くはず。アッキーさんとディスカッションして、芝やジープロードなどの他のセクションとのバランスを考えて、やっぱりSERACでいくことにした。SERACは良くも悪くもオールラウンダーで、何かに突出した性能はないのだけど、あらゆる路面に無難に対応してくれるという究極のオールラウンド性能としては突出しているのだろう。悩んだ時にはこれにしておけば問題ない、という安心感がある。空気圧は前日の試走ではリム打ち時の耐パンク性を意識して1.6Barにしようと考えていたけど、MUDへの対応を考慮して1.55Barに。結果的には1.5Barでもよかったかなとも思う。
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Photo by Kikuzo Photoさま

スタートコールは20番で3列目。これまでのレースで1コーナーは左サイドが詰まり、右サイドは2コーナーでそれほど詰まらないのを見ていたので、迷わず右端を選択。結果的にはどちらでも変わらなかったかな。土手までにどこまで上がれるかがポイントだったけど、15番手あたりで進入。やっぱりというべきか、前方でトラブって降車するライダーが見える。素早く降りて駆け上がるも、先頭パックからは大きく離される。
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Photo by Kikuzo Photoさま

ここからが今回の失敗だった。目と鼻の先に第2集団がいるにも関わらず、そこに付けない。集団で走ればラクにこなせる舗装路やジープロードで、まさかの単独走。前を追っても追っても離される一方。後ろとも大きく離れているから待つわけにもいかず、苦しい展開。タラレバだけど、あのパックに入れるかどうかで、その先のリザルトは大きく変わっていたはず。でもそこで踏み切れないのが今の自分の実力であり、来シーズンに向けての課題でもある。あの時もうひと踏みできていれば。。。己の力不足を痛感した瞬間だった。
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Photo by 伊東さま

キャンバーの処理には手こずりつつも、他のセクションは少しずつ乾いてきており、タイヤの選択は間違えていなかったと実感する。ジープロードは浮いた砂利が滑りやすく、周りのライダーはコーナーで失速して踏み直しているように見えたけど、試走中に秘密のラインを見つけておいたので、コーナーリングスピードを落とさず、立ち上がりでだいぶラクすることができた。

第2集団から落ちてきたライダーをパスしつつ、順調に順位を上げるも集団に追いつくには至らず。むしろ単独走が長く続いてしまったことでペースが上がらず、終盤で中村選手と合田選手に追いつかれてしまう。実際には距離が詰まったところで仕切り直しのために待つことにしたわけだけど、ここからが本当に楽しかった。パワーでは中村選手、テクニックでは合田選手と自分は互角だろう。後方でしばし呼吸を整えていると、やっぱり合田選手が抜け出しを図ってきた。ジープロードでのアタックに素早く反応し、背後につく。その先の砂場で自分が前に。そこからは3人で一進一退の攻防となり、テンションは最高潮になる。
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Photo by 井上さま

ファイナルラップ、最奥のキャンバーで合田選手が失速した隙に中村選手が先頭に立ち、一気に仕掛ける。中村選手のキャンバーの処理が抜群に上手く、一方でこちらはスリップダウン。パワーだけじゃなく、テクニックでも負けてしまっている。そして失速した合田選手が追いついてくる。キャンバーのアップダウンから合田選手が一気に仕掛けてきたので、その背後につくも踏み直す脚が全くない。チームメイトの強烈な応援に背中を押されたけど、万事休す。最後まで前を追ったけど差は詰まらず。悔しい。
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Photo by 馬場さま

第2集団から遅れたのが、今回のレースの全てだった。これまでずっと目標として掲げてきたシングルリザルトでの完走。これまではどちらかというとぼんやりとしか見えていなかった差を、まざまざと見せつけられた。あのパックに入るには何が足りない?さらにあのパックから抜け出すには、あと何が必要?1年後、野辺山でどこまでできるか。これからもみなさまのサポートと応援、引き続きよろしくお願いします。
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Photo by MPShige
※ここに載せきれないほどのたくさんのカッコいい写真を撮っていただきました。
カメラマンのみなさま、いつも本当にありがとうございます!!!

MilePost BMC Racing 國井敏夫
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