是非参考にしてください。
ただし、勉強法や意識が出来てないと、いくらやっても応用力のある学力は身につかないので、そこは肝に銘じてください。
やれば伸びるのではなく、正しいやり方や考え方でやれば伸びるわけです。
細かい勉強法は「受験数学勉強法」を参照してください。
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[1.網羅系参考書]
・一対一対応シリーズ・
言わずもしれた有名参考書。全六冊で構成。
この参考書のレベルを「受験数学勉強法」で述べた意識を大切にしてやって、家庭教師が出来るくらいまでマスターできたなら、まず頻出問題で手こずることはなくなると思います。
《使い方》
今から始める人はまずは例題だけを徹底的にマスターしよう。
何でこの解法か？
何でこの変形か？
どういう意識で解いてるか？
この解法はどのような条件で使えるか？
こういう事を自分で書き込みながら頑張ってみてください。
・斉藤裕介シリーズ・
…あまり有名ではないが、俺はオススメする参考書。一対一対応は素晴らしい本だが、数学の意識や勉強法を確立できてない人がやると、丸暗記になってしまう傾向がある。そうした丸暗記系の脳の人が徐々に体系的かつ論理的になる本。さらにレベル的にも一対一対応のレベルまでカバーできているので、一対一対応の代用には十分。
しかし、3Cの本はないので、そこは一対一対応などをつかうしかないというデメリットがあります。それを加味しても良い本だと思いますが。
《使い方》
全部徹底的にマスターしよう。
何でこの解法か？
何でこの変形か？
どういう意識で解いてるか？
この解法はどのような条件で使えるか？
こういう事を自分で書き込みながら頑張ってみてください。
・チャート式・
…言わずも知れた受験定番書。やりきれる気合いがある人ならこれをやるのが一番良い。ただ、問題が多すぎてキャパオーバーになりやすく、さらに解説や解法説明が簡素過ぎるので、数学の勉強の基本がなっていない人が使えば、成績は微塵しか伸びないと思う。逆に使い方が分かって耐久力があれば最高の参考書だと思う。
ちなみに俺は根性ないのでチャートは無理でした。
《使い方》
今から始める人はまずは例題だけを徹底的にマスターしよう。
何でこの解法か？
何でこの変形か？
どういう意識で解いてるか？
この解法はどのような条件で使えるか？
こういう事を自分で書き込みながら頑張ってみてください。
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[2.計算が苦手な人へ]
・合格る計算シリーズ・
…全二冊。河合塾有名講師のテキスト。かなり良い本です。数学に必要な考え方や意識を高めてくれる本です。さらには計算だけでなく基礎レベルの演習も積めるので、計算苦手な人以外にもおすすめしたい本です。
《使い方》
計算の手法や意識、解法の整理をしながらひたすら解いていこう。覚えるのも大事だが、その場で考えて解ける力を付けることを意識しよう。入試はその場で初見問題を解くのだから、日頃の計算から意識しよう。
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[3.微積分]
・微積分基礎の極意・
…標準から最高レベルまですべてカバーしてます。これ一冊で微積分は全てマスター出来ます。ただ、学力が低い人がやっても、難しくて得られるものはないと思うので、そこそこ微積分が出来るようになった人にオススメします。とても良い本。
《使い方》
最初からやっていこう。後半からは問題集になります。ここに掲載されている問題は入試の微積分を全て網羅できている素晴らしい作りなのでとにかくやりこもう。家庭教師が出来るレベルを目指そう。
何でこの解法か？
何でこの変形か？
どういう意識で解いてるか？
この解法はどのような条件で使えるか？
こういう事を自分で書き込みながら頑張ってみてください。
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[4.最後に]
もしここに掲載されてる本をやっていて成績が伸びないのであれば、それは読者の方の勉強法が間違っています。頭を使っていない暗記勉強になっていることは確定です。
数学は参考書の善し悪しよりも勉強の意識や方法が左右する科目です。
参考書のせいにせず、自分の勉強を振り返って細かく自己反省会してみてください。
ガンバレ！(*・ω・)ノ
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