最近、交通事故の事件をご依頼いただくことが増えております。 

 

 任意保険会社の担当者と示談交渉をすることが多いところ、これまではなかったのですが、ここ2件連続で、損保会社の担当者が、平気で、慰謝料について、いわゆる赤本基準の7~8割を提示してきます。文章に書いてくる担当者すらいます。

 

 そして、その根拠が、「示談ベースだから」「訴訟前だから」などといったものです。

 

 でも、仮に、誰かに100万円を貸していて、しかも、その人が、支払能力が十分ある(ここでいう保険会社)のに、「訴訟前だから(訴訟していないから)70~80万円で」と言ったらどう思いますか?

 

 怒って、「訴訟しなくても、100万円を支払うのが人として当然だろう」というのではないでしょうか?(もちろん、赤本は一応の基準で、絶対ではないですが。)私なら、そうします。

 

 私が交渉すると、撤回してくる担当者もいますが、それなら、最初から提案してくるなよ、と思います。

 

 上記は、過払いにおける貸金業者みたいな対応であり、私は、(もちろん依頼者のご依頼が前提ですが)基本的に訴訟にしております。

 

 ですので、保険会社も、そのようなふざけた対応をするのであれば、交渉で撤回を求め、撤回しないのであれば、基本的に訴訟等の法的手続きをとる方向とします(もちろん依頼者のご意向に沿う範囲でです。訴訟されたくない依頼者もおり、それは当然尊重すべきですので。)。

 

 もちろん、(まだ)まともな対応をしてくる保険会社もありますので、全部が全部の会社ではありません。念のため。

 

 それに、そもそも、こちらは事故の被害者ですよ?事故の被害者に駆け引きするんですか?担当者が被害者だったらどう思いますか?怒りませんか?裁判上認められるであろう、適正な賠償額を支払ったらどうですか?という思いです。

 

  

 

 

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