久しぶりの大雨だった。

 

最近は朝は曇りがちでも昼過ぎになると晴れて暑い日が続いていたが、今日は朝から灰色の厚い雲が一面に広がり、午後になると黒い雲がさらに都心部に集まってきた。

 

今日は来るな ( ̄_ ̄ i)

 

外出先でマンションの巡回バスを待っているといきなり激しい音と共に大粒の雨が降り出した。タイの雨は助走と言うものがなく、いきなりバケツをひっくり返す。つまり逃げる時間がかせげないのだ。1分もすればずぶぬれで、あとは何分雨ざらしになろうが被害はそうかわらない。ところが問題は道路にみるみる水が溜まっていくことで、歩くのはもちろん、下手すれば走ってる車に思いっきり水をぶっ掛けられる。

巡回バスがなかなかやって来ず、タクシーを捕まえた。雨が降れば渋滞が激しさを増し、タクシーも捕まえづらくなるし、乗車拒否も多くなる。巡回バスで帰るかタクシーを捕まえるかは即座の判断が必要だ。

 

バンコクは暑期から雨季への移行期にさしかかり、これからは少しずつ雨が降るようになる。

深刻な水不足で大々的に節水を呼びかけているが、バンコク都内ではいまのとこ大きな問題は出ていないようだ。コンビニから飲料水が消えることはなさそうだ。数年前のタイ大洪水のときはドリンキングウォーターの確保に躍起になったトラウマから、今回もある程度は事前に確保していた。

 

通勤途中にさえ降らなければ、南国の雨は決して嫌いではない。