バンコク日本語教師の奮戦記

タイの国立学校で中学生や高校生に日本語を教えることの楽しさや難しさ、怒りを本音でぶつけて来ましたが、学校を退職しました。しばらくはタイの事情などを綴っていきます。


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オカリナの吹き方で上手くいかないのが2点あって、ひとつはビブラートのかけ方と、ふたつめは音の強弱のつけかたです。

ビブラートのかけ方はネットで調べると、横隔膜を細かく振動させることが大切で、練習方法としては「フフフフ・・・」と早く息を吐く訓練をするようにと書いてあります。
数ヶ月間通勤途中でこの息遣いを練習してきましたが、実際オカリナを吹くときには自然なビブラートをかけられずにいました。
ちなみに私は歌を歌うときは自然にビブラートをかけることができます。中学生の頃自分で体得しました。それなのに何故オカリナを吹くときに自然なビブラートがかけられないのか歯がゆい思いをしてきました。

またプロの演奏をCDで聴くと音の強弱が実にはっきりしていて、出だしの同じ音でも弱く入って一気に音を大きくするなど、曲全体にふくらみをもたせています。ですがどうしても音をなめらかに大きくしたり小さくしたりすることができませんでした。


さて、今日も運指と息継ぎに重点を置きながら練習していたとき、先日オカリナを買ったショップのオーナーが試奏していた時のことを思い出しました。彼の演奏をよく観察していると低音ではほっぺたをふくらましながら振動していました。また高音ではほっぺたをふくらましていなかったのです。

それにひきかえ自分の吹き方は常にほっぺたを細め、口から吐き出す息もできるだけ節約するようにしていました。その理由は音を長く引き伸ばしたかったのと、横隔膜の振動が直接伝わるのではないかとの意識があったからです。

口にいっぱい息を入れて吹くなんて、まるで小学生が始めてリコーダーを吹いているようなものだとバカにしていました。

しかしオカリナの先生がそういう吹き方をしているのだからちょっと真似してみよう。

最初は低音部を中心にほっぺたをふくらまし、ゆっくり息を入れるように心がけていただけですが、ちょっとビブラートをかけて見たときに、

「えっ(  ゚ ▽ ゚ ;) 」

何と自然なビブラートが一瞬かかったのです。これまで低音部でビブラートをかけるのは至難の技でしたから超ビックリ。

この奏法を高音部も含め試したところ、きれいなビブラートがかかっていました。

「ついにビブラートの壁を破った。」
そんな画期的な瞬間でした。

しかもこの奏法は二次的効果ももたらしました。
音の強弱のつけ方をなんとも自然につけることができるようになったのです。

これまでは肺の中の空気をできるだけ節約しようと、肺から口先に直接息を送り込んでいたケチケチ作戦があだとなっていたのですね。
口腔内に空気をためて息のバッファを作ったために吹きだす息に余裕が生まれ、音に厚みが出た結果ではないかと解釈しています。

何事も何人もケチは結局そんするようで(-。-;)

今日はいままで悩んできたビブラートと音の強弱の壁を乗り越えた記念すべき日です。あとはこのテクニックを洗練させていくだけです。(これがまた終わりの無い旅でもあるのだが、、)


また今練習している楽器が10年以上前に買った「アケタ」の安物で、音はずれる、音はかすれるで散々バカにしてきた代物です。

そう、よくオカリナは吹く本人の実力以上の音は出ないと言われますが、最近まともな音が出せるようになったし大きい音も出るので再見直ししています。

ようするに自分が下手だけだったんですね。(ノ^^)



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