トルコで箏・琴 Turkiye de Koto

2007年2月、イスタンブール滞在が始まり
エーゲ海沿いのイズミル
そして現在は首都アンカラに在住し、箏を弾いてます。
凛とした美しい響き、深い音色を持つ箏の魅力を
トルコの方々の心へ届けたいと願いつつ・・・

トルコに響く箏の音


Japanese Music Society Turkey


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トルコにて、箏を中心に邦楽の魅力を伝えてゆくことを目的とし


設立されました。





現在、アンカラとイスタンブルで箏教室を開催し、様々な場所での箏演奏、日本音楽紹介など活動を展開しております。


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今度のコンサートで主催者側の希望により、

「箏の調べの中で〜芭蕉の俳句」

というプログラムがサプライズとして入ることに・・・

 

箏を弾きながら芭蕉の俳句を私が日本語で朗読し、

ストーリーテイラーのデディムさんがトルコ語で朗読。

バックの曲は芭蕉と同時代を生きた箏の祖とも言われる

八橋検校作曲 「みだれ」をコラージュして演奏します。

 

しかし・・・

芭蕉の世界とは、あまりに違う

ここはトルコ。。。

 

閑さや 岩しみ入る 蝉の声

 

蝉を知っているトルコ人がどれだけいるかしら?

私もトルコでは、蝉の声を聞いたことがありません(-。-;)

一応、蝉という単語はあるのですが・・・

「8月の虫」というAgustos Bocegi

確かに、蝉も虫ですが、

ゴキブリにも使われる虫という単語はちょっとね〜

(ちなみにゴキブリは 「サウナの虫 Hamam Bocegi」)

 

 

古池や かわず飛び込む 水の音

 

蛙も見たことないですねートルコでは(;^_^A

池や沼、田園が少ないし、

あったとしても、そこいる蛙を気にかける人は

ほとんどいないのでは・・・

 

それぞれの俳句には解説も入りますが、

どこまで解説できるかも課題ですえー?

主催者のコアメンバーたちのディスカッションも

笑わせていただきました。。。

 

「蝉も蛙も、トルコ人にはイメージが湧かないけど、

虫の説明だけで長々と解説するのもヘン・・・」

 

「いや、解説すれば、

トルコ人にもこのような繊細な感覚は伝わり、

自分が小さな虫になったような世界観を味わえる」

 

「ここでは、虫や蛙が主役ではなく、

芭蕉は、姿は見えないけれど虫の声や

蛙が水に飛び込む音に

静謐さや夏の季節感を感じているのよ。」(日本人)

 

トルコ人の日本文学研究者も何人かおられ、

「俳句を読む」といトルコ語版の本も出版されています。

 

五七五 の俳句は日本おたくの外国人には魅力的らしく、

外国人俳句大会もあり、トルコ人の少女が入賞したことも。

 

トルコ語訳の芭蕉に微笑ましさを感じてながら、

私は箏の音色で芭蕉の世界を表現するという

シリアスな課題を抱えていますうーん

 

 

 

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