• 16 Feb
    • しりとり御籤~第7話「ロケット花火(ろけっとはなび)」

      この「しりとり物語9」というテーマのBlogでは、2017年1月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり御籤(みくじ)」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり御籤~第7話「ロケット花火(ろけっとはなび)」「人生は学び」という。学問の運勢はどんな内容だろうか。「はいっ!出ましたっ!学問はロケット花火!」これは期待が持てそうだ。俺は思わず、感想を口走ってしまった。「ロケット花火ってことは、飛躍的な伸びが期待できる…とか?」だが、おじさんの表情から察するに、俺が期待した内容とは異なる結果のようだ。「トツテモトツテモ分かりやすいお兄ちゃんなら、そう思うわな。」「はぁ…違うんですね。」「まあ、半分半分ってとこですわ。」半分は期待できるならば良しとしよう。「では、お願いします。」「はい、行きますよ!ロケット花火っちゅうもんは、火がつけばヒューンと勢い良く飛んで行きますわな。そういうイメージをお持ちですわな。」「ええ。」「そこが落とし穴っ!」どういうことだろう?「ヒューンと飛んで行くイメージを持っていることで、楽しい花火大会が約束されとると思いがちじゃが、実際にはまだ何にも飛んではおらんのじゃよ。これを学問に置き換えるならば、『やれば出来る!』とイメージしている時点では、実際にはまだ何もやっとらんということじゃ。導火線に火をつけて初めて、ロケット花火はヒューンと飛ぶ可能性を持つ。すなわち、学びの導火線に火をつけて、努力の道を邁進しない限り、結果は出ないということじゃ。」「ほぉ~!なるほど!」「さらに言うならば!」まだあるのか。「マッチが切れているかもしれない。ライターが壊れているかもしれない。火はついても花火が湿気ているかもしれない。思い通りに行くとは限らんことも想定せよ!はいっ、お次は争事(あらそいごと)っ!」確かに俺は、やる気のスイッチにムラがある。しかも、行き当たりばったりで失敗することも多い。この占いは侮れないと思いながら、俺はタブレットに指を伸ばした。(つづく)この週の採用ワードビキニ

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  • 12 Feb
    • 2016.2.6 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。連投にて失礼いたしました。いよいよ、最新のBlogでございます。2/6のあいうえお作文に参りましょう。【2017年2月6日(月)のお題】「ぶろぐ」※2/6が「ブログの日」だったから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「パステルピンク」さん【グランプリ作品】ぶ 『武器よさらば』とろ 『老人と海』の共通点をぐ 具体的に述べよ※コーナー史上最高難度のお題に対し、アーネスト・ヘミングウェイの作品を揃える発見力と、それを国語の問題文としてまとめあげる発想力!お見事でございます!【五十音グランプリ賞品】スマートフォンに対応したメモ帳。色々な商品があるものだねぇ!とはいえ、普通のメモ帳としてお使い頂けますので、ご安心くださいませ。【2017年2月13日(月)のお題】「にいさ」※2/13が「NISAの日」だったから。2013年、確定拠出年金教育協会さんが、2014年から開始された「NISA」、すなわち「少額投資非課税制度」をPRするため、「ニーサ(213)」の語呂合せにより制定されたそうだよ。では、例文に参りましょう。に 2足すい 1はさ 3この3文字は、全て数字として使うことも出来るね。先週の「ぶろぐ」に比べると、かなり作りやすいお題になっているかと思います。どうぞお気軽にご参加くださいませ。【この週のお題を使った五七五曲紹介】ぶ 不器用でろ ロックな俺のぐ グッドバイ「勝手にしやがれ / 沢田研二」

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    • 2017.1.30 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。まずは先ほど、1/30のBlogをアップしたのだが、私、あの日のBlogを書いた記憶があるのでございます…。だがしかし、下書きやら何やらを探しても、全く見当たりませぬ。あれは夢だったのでございましょうか(笑)。では続いて、1/30のあいうえお作文に参りましょう。【2017年1月30日(月)のお題】「はなし」※1/30が「3分間電話の日」だったから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「ブルマン」さん【グランプリ作品】は 箱にな 何でもし しまい込む悪い癖※とりあえず入れるんだろうねぇ。結果として「開かずの箱」がどんどんと増えていき、いざ何かを探そうとした時には、家探し(やさがし)も同然になるだろうねぇ。【五十音グランプリ賞品】砂時計とテレフォンカード。「3分間と言えば!」と思い、まずは砂時計を手に入れたのですが、時間を計ってみたら、これが明らかに3分より長かったのよね(笑)。そんな訳で、テレフォンカードとセットにしたのだが、こんなにもシンプルなカードがあったのね!(ちなみに、小樽市内のサンクスさんで買いましたよ。)【2017年2月6日(月)のお題】「ぶろぐ」※2/6が「ブログの日」だったから。サイバーエージェントさんが、「ブ(2)ログ(6)」という語呂合せにより制定したそうだよ。では、例文に参りましょう。ぶ ブツブツ言うだけでろ ろくな働きもせんとはぐ 愚の骨頂なり!これはなかなか難しいお題だなぁ!濁音2つと「ら行」だからねぇ!当コーナー史上、最高難易度の1つと言っても過言ではないかもしれんね。頑張りつつも、気負うことなく、楽しみながら挑戦してみてくださいませ。…というところまでは、なぜか書いていました(笑)。もったいないのでそのまま使ってみた次第だよ。では、続いて最新のBlogに参ります。【この週のお題を使った五七五曲紹介】は 儚さもな 懐かしきかなししのぶ夜「公衆電話 / おがわとーる」

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  • 11 Feb
    • 2017.1.23 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。私、こんなにもBlogを滞らせてしまっておりまして…いわゆる連投になるかと存じますが、振り返りのBlogをお楽しみ頂ければ幸いです。では、1/23のあいうえお作文に参りましょう。【2017年1月23日(月)のお題】「よいち」※とーるさんが余市駅で賞品を見つけてきてくれたから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「まんぼうSW44」さん【グランプリ作品】よ よろしいかい いいならば姫ち ちこうよれ!※紳士的なお殿様を描いた作品がグランプリに輝いたよ。傍若無人に振舞うことなく、あくまでもお姫様とのコンセンサスを第一に考えているね。きっとこういうお城ならば、各種ハラスメント委員会のような組織も設置されていることでございましょう。【五十音グランプリ賞品】リサイクル石鹸。とーるさんが余市駅で買ってきてくれたよ。家事のお役に立てば幸いです。【2017年1月30日(月)のお題】「はなし」※1/30が「3分間電話の日」だったから。現在ではまた状況も変わってきておりますが、1970(昭和45)年1月30日に、それまで「1通話10円無制限」だった公衆電話からの市内通話の料金が、3分で10円になったことに由来するそうだよ。一応、例文に参りましょうか。は 恥ずかしいやら申し訳ないやら。な なぜこんなにもBlogをためてしまったのかと言ってもし 仕方がないので一気に書きます。続いては1/30の振り返りに参ります。【この週のお題を使った五七五曲紹介】よ よみがえるい 家路は遠くち 近い旅「余市駅 / 原田ヒロシ」

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  • 09 Feb
    • しりとり御籤~第6話「漬けマグロ」

      この「しりとり物語9」というテーマのBlogでは、2017年1月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり御籤(みくじ)」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり御籤~第6話「漬けマグロ(づけまぐろ)」恵比寿様が、グンとしなった竿を懸命に引き上げる。水面から飛び出した魚には、奇しくも魚の名前が書かれていた。「はいっ、出ました!商売(あきない)は漬けマグロっ!」「海から挙がった魚が、既に漬けって!」「あら、お兄ちゃん、面白いことをおっしゃる。」「で、当然『漬けマグロを売れ』ってことではないんですよね?」「分かってきたねぇ!」「ありがとうございます。」俺はうっかり嬉しくなり、感謝の言葉などを述べてしまった。「では、参りましょう!漬けにする、つまり漬け込むことには、一定の時間を要する。そして、その時間をしっかりと見極めることが、美味しく頂くための重要なポイントじゃ。商売もまた、中期・長期の計画や展望を持ち、育てていくことが重要な鍵となる。目先の利益にとわられたり、すぐに結果を出そうと時期尚早に飛びついたりすることなく、先見の明をもって、じっくりと取り組みなされ!」なるほど、確かにその通りだ。我慢できずに短時間の漬け込みで食べてしまうと、本当の美味しさを逃すことになる。だが、マグロは刺身でも美味いのではないだろうか?「それは分かりましたが、漬けにしなくても、刺身で美味しくいただけませんか?」「ほお!お兄ちゃん、やるじゃないか。」褒められたが、今度は簡単には喜ばないぞ。「刺身も美味いし、漬け込みに例えるならば、浅漬けというものもある。今が旬だと思ったら、すぐに飛びつくことも大切。機を逃さぬよう、待ちすぎないことも大切。だが、今のお兄ちゃんに必要なのは、じっくりと待つことじゃと恵比寿様は仰っておられるのじゃよ。ドゥーユーアンダースタンド?」「イエス…あ、はい。分かりました。」「ほんじゃま、次に参りましょう。続いては学問でございます!」タブレットの画面上で、恵比寿様が俺のタップを待っていた。(つづく)この週の採用ワードロケット花火(ろけっとはなび)

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  • 06 Feb
    • 五十音作文より、本日2/6のお題でございます。

      なんと、あたくし、2週分のBlogが書けていないではございませんか!皆様、大変失礼いたしました!取り急ぎ、本日のお題をお伝え致します。【2017年2月6日(月)のお題】「ぶろぐ」※2/6が「ブログの日」だから。サイバーエージェントさんが、「ブ(2)ログ(6)」の語呂合せから制定されたそうだよ。せめて例文です。ぶ ブルーな気持ちはろ ロンリネスぐ グっとくるよね。昭和のアイドル曲風に仕上げてみたよ。最高難易度のお題かと存じますので、ご自身を追い詰めることなく、楽しめる範囲の中でご参加頂ければ幸いです。ではまたのちほど!

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  • 03 Feb
    • 2月5日(日) ライヴでございます♪

      深夜1時40分にも関わらず、10皿分のカレーを作ってしまいました。こんばんは、おがわとーるです。さて、FMおたる「Cheers!」の中ではお知らせして参りましたが、今度の日曜日、小樽にて久々のワンマンライヴがございます。▲場所は「かくてるの森 みちくさ」さんです。~フォトが繋ぐ想い presents~おがわとーるライヴ at かくてるの森 みちくさ2017年2月5日(日)19:00 開演 (21:00頃終了予定)\2,000 (1 drink付き)Special Guest 村岡啓介かくてるの森 みちくさ (小樽市花園1-11-25 2F  TEL: 0134-24-3793)小樽では2月3日(金)から「小樽雪あかりの路19」がスタートします。今回のライヴは、雪あかり、みちくさ、おがわとーる、街といった要素が1つになった、ワンマンライヴであると同時にコンセプトライヴでもあります。更に、ゲストに村岡さんをお迎えし、この日が初演となる曲も含めたスペシャルなステージをお届けします。皆様が、私のように「え?今さら迷子に!?」ということなく、無事に到着されることを祈りつつ、お会い出来ることを楽しみにしております。それでは私は、今からカレーを食べます。

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  • 02 Feb
    • しりとり御籤~第5話「木更津(きさらづ)」

      この「しりとり物語9」というテーマのBlogでは、2017年1月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり御籤(みくじ)」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり御籤~第5話「木更津(きさらづ)」「木更津?」「いえ~す、旅立は木更津っ!」「千葉県の木更津市に行けと?」「のんのんのん!お兄ちゃんは相も変わらずゴーイング、ストレート、ダイレクトリィだねぇ!」旅立ちの項目に地名が出たんだから、そう思って当然だろう。「じゃあ、何を意味するんですか?」「ここぞと思う場所には、予定を変えてでも長く滞在せよ!」「あ。分かりましたよ。『き』は来るで、『さらづ』は立ち去らず。だからでしょ?」「これまたゴーイング、ストレート、ダイレクトリィだねぇ!」どうやら違うようだ。「きみさらず伝説じゃよ。」「きみさらず伝説?」「日本武尊(やまとたけるのみこと)が相模(さがみ)から上総(かずさ)に渡ろうとした時のことでございます。にわかに海があれまして、船が難破しそうになりました。そこで、尊(みこと)の命を救おうと、妃(きさき)の弟橘媛(おとたちばなひめ)は、海の神を慰めるべく、その身を海の中に投じます。嵐はおさまりましたが、陸に上がった日本武尊は、大田山(おおだやま)から海を見下ろして媛(ひめ)をしのび、何日もその地を去らなかった。そのことから、『君不去(きみさらず)』と呼ぶようになった、という伝説があるのでございます。」「へ~!何だか神社の人っぽいことを言いますね。」「神社の人でございます。」そう言えばそうだった。どうにもこの人のキャラクターには、神聖さが感じられない。だが、今までに言われてきたことは、確かに一定の説得力を有している。「ということで、旅先でご縁や恩義を感じたならば、君不去(きみさらず)!旅行の予定を変えてでも、そこに長く留まりなされ。ほんじゃ、次に参ろうか?」「はい。次は何ですか?」「バケツの文字をご覧なさいな。」タブレットに目を落とすと、恵比寿様の隣に置かれたバケツの文字が「商売(あきない)」に変わっていた。(つづく)この週の採用ワード漬けマグロ(づけまぐろ)※この週は「ず」でも可と致しましたが、何と唯一寄せられた「づ」で始まる言葉が、8分の1の確率を勝ち抜き、見事に選ばれたのでした!

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  • 26 Jan
    • しりとり御籤~第4話「ねじ式(ねじしき)」

      この「しりとり物語9」というテーマのBlogでは、2017年1月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり御籤(みくじ)」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり御籤~第4話「ねじ式(ねじしき)」「はいっ!失せ物はねじ式っ!」「はぁ…。」「見方をちょっと変えれば上手くいく。ただし、あまり考えすぎると駄目になるので注意が必要じゃ。」「・・・。」「以上っ!」「え?何でですか?何で『ねじ式』からそういうお告げに?」「知りたいか?知りたいのかい?お兄ちゃん。」質問したことを、少しだけ後悔した。この人は今、喋りたくて仕方がないというオーラが全身から溢れ出している。「ええ、まあ、そりゃ・・・。」「では、お教えいたしましょう!『ねじ』だけに、ひねるとグイグイ進んでいくが、あまり頭を使いすぎると、バカになるのでご注意を!」だんだんこの人が、噺家さんに見えてきた。「質問ついでに、もう1つ良いですか?」「なんざんしょ?」「最初に引いたこの紙ですけど、これってタブレットで使うキャラを決めるためだけのものだったんですか?」「お兄ちゃん!キャラってあんた!神様相手にキャラってあんた!」「じゃあ、他のキャラ…いや、神様の場合もあるんですか?」「おうよ、あるとも、あるともよ!」「でも、それって画面上の演出以外に、何か意味があるんですか?」「あるに決まってるじゃないのよ!悩み事の相談だって、誰が相手でも良いってもんじゃなかろうが。今のお兄ちゃんにぴったりの神様が、ちゃーんと箱から飛び出してるんでございますよ。」一定の説得力は感じられた。疑いを持ったのは、このおじさんがいかにも胡散臭いタイプだからだろう。「では、次に参るがよろしいか?」まだ幾つか訊きたいことはあるが、とりあえず次を引いてみるとしよう。「はい。良いですよ。」「続きましてぇ~は、旅立(たびだち)でございます。」今更ながら、恵比寿様にお願いする気持ちを込めつつ、俺は赤丸をタップした。(つづく)この週の採用ワード木更津(きさらづ)※「づ」で始まる言葉は極めて少ないことから、今回は「ず」で始まる言葉も含めます。

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  • 23 Jan
    • 2017.1.16 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。▲今週のグランプリ賞品は、福袋第3段です。いやはや、この週は史上2度目の「グランプリを決めきれず、翌日も出演」になってしまったよ。そして、史上初の出来事もあったのよね。では、1/16のあいうえお作文に参りましょう。【2017年1月16日(月)のお題】「あそび」※福袋の最終回は、遊び心満載のラインナップだったから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「パステルピンク」さん【グランプリ作品】あ 当たるとそ 損するび 貧乏くじ※素晴らしいグランプリ争いを制したのは、いわば伝統的な笑いの落ちを持つ作品だったよ。3文字目の「び」により、お題の難易度は高めだったのだが、その中でこれだけのまとまりを付けてきたことが、更なる決め手となりました。【五十音グランプリ賞品】福袋~その3。7品入り福袋の最終回は、・おかしなグレフルチューチュー+オレンジ・忍者コロコロしゃぼん玉・ショッカーマニア2・アートマスク・忍者30体・駄菓子などで良く見る蓋付ビン・点取占いでございます。私が手に入れた福袋の中から「福袋だなぁ!」と思うものを1つにまとめたところ、ものすごいラインナップになったよ(笑)。30体の忍者をビンで保管できそうだね(笑)。そして、遂に史上初の「丸かぶり賞」が出ました。ラジオネーム「千歳の高橋」さんラジオネーム「WING」さんあ 安そ 息び 日こういうパターンで出たんだねぇ!近日中にプレゼントを決定し、何かしらをお贈りいたします。【2017年1月23日(月)のお題】「よいち」※とーるさんが余市駅で賞品を見つけてきてくれたから。では、例文に参りましょう。よ 良く見かける、い 一般的なものですが、ち ちょっとした工夫が凝らされています暮らしの役に立つアイテムでございます。では、今週もお気軽に奮ってご参加くださいませ。【この週のお題を使った五七五曲紹介】あ あなた色そ 染め直してもび ビューティフル「ビューティフル・ヨコハマ / 平山みき」

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  • 19 Jan
    • しりとり御籤~第3話「虫眼鏡(むしめがね)」

      この「しりとり物語9」というテーマのBlogでは、2017年1月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり御籤(みくじ)」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり御籤~第3話「虫眼鏡」タブレットの画面上で、再び恵比寿様が魚との格闘を始めた。魚の暴れる様子が、見事なアニメーション動画で表現されている。そんなことに感心している自分に気がついて、少し恥ずかしくなった。「はいっ!出ました。待ち人は虫眼鏡!」「良く探せ…と?」「はぁ・・・もう、その発想が虫眼鏡っ!」全くもって意味が分からない。数学の証明風に言えば、「待ち人=虫眼鏡。俺の発想=虫眼鏡。故に、待ち人=俺の発想」という図式になる。どういうことだ?「ま、お兄ちゃんは気持ちの真っ直ぐな青年である、とも言えるわな。」「はぁ…あまり褒められている気はしませんが、ありがとうございます。」「確かに、良く探せっちゃあ、良く探せだな。」合ってたのか!じゃあ、なぜ一度否定した?!「待ち人は、既に来ておる。だが、それに気づいていない。」「だから、虫眼鏡で見るように良く探せ…と、そういうことですよね?」「まあ、そうなんじゃが、お兄ちゃんは『待ち人』と聞いて、待ち合わせの場面でも思い浮かべておらんか?」「はい、そうですけど?」「そこが虫眼鏡なんじゃ!」いやいや、「待ち人」でしょ?自分が待っている相手でしょ?「『待ち人』という言葉を虫眼鏡で見なさいな。」「俺、老眼じゃないし。」「ありゃりゃ、面白いことをおっしゃる!」「良いからお告げをお願いしますよ!」「良かろう!お告げでございます。『人々は救世主の出現を待っていた』。」「はぁ…。」「人々は、『そうねぇ・・・じゃあ、仕事が終わった後、午後6時に上野駅の中央改札を出たところの翼の像の前で』・・・と救世主の出現を待つかね?」「そんなわけないでしょ!この場合の『待つ』ってそういう意味じゃ…あ。」「はいっ、そういうことでございます。身近な人のことは、無意識のうちに、分かったつもりでいたりするもんじゃ。しかし、自分を助けてくれる存在や、自分に必要な人材、すなわち『待ち人』は、既に近くにおる。それを見逃さぬよう、虫眼鏡の視点でしっかりと見出しなさい…と恵比寿様はおっしゃっておる。はいっ、お次は『失せ物』!」未だに疑問だらけだし、認めるのもしゃくだが、ちょっと面白くなってきた。「失せ物」すなわち「なくしもの」は一体どういう言葉から、どういうお告げに繋がるのだろう?俺は先ほどよりも少し前向きな気持ちで、画面の赤丸をタップした。(つづく)この週の採用ワードねじ式(ねじしき)

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  • 14 Jan
    • しりとり御籤~第2話「水酸化ナトリウム」

      この「しりとり物語9」というテーマのBlogでは、2017年1月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり御籤(みくじ)」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり御籤~第2話「水酸化ナトリウム」「恵比寿?」「左に鯛、右に釣竿、恵比寿様!商売繁盛の神様としても知られとるよ。」今年は商売の運気が高いという意味か?「はい、準備が出来ました!」「準備?」目の前にタブレットが置かれた。魚釣りをする恵比寿様が描かれている。「では、願い事から参りましょう!はい、ここ押して!」おじさんが指差したところには、赤丸に白い文字で「引く」と書かれている。「こうですか?」俺は右手の人差し指で、赤丸をタッチした。釣竿がしなり、恵比寿様が懸命に釣り上げようとしている。しばらくすると水面から魚が飛び出た。恵比寿様が満足気な表情で魚を抱える。その魚には「水酸化ナトリウム」と書かれていた。「願い事は、水酸化ナトリウムっ!」「はぁ~!?」何なんだ?願い事が「水酸化ナトリウム」って、一体どういうことだ?俺は水酸化ナトリウムが欲しいのか?「では、お告げでございます!水酸化ナトリウムの化学式は?」「か…化学式?」「理科でやったじゃろう?忘れたか?」「は…はぁ…。」「NaOHじゃ。Naはナトリウム、Oは酸素、Hは水素じゃな。」「それぐらいなら何とか…。」「では、塩酸と水酸化ナトリウムによる中和反応の化学反応式は?」「分かりませんよ!」「お前さん、文系か?」「この年になって覚えているのは、専門家か塾の先生くらいでしょう!」「HCl+NaOH→H2O+NaClじゃな。」何とマイペースは人だろう。いや、それ以前に、これはおみくじではないのか?「で、俺の願い事は叶うんですか?」「願い事ってのは、何か1つで成り立っているものではない。水酸化ナトリウムがナトリウム、酸素、水素から出来ているように、紐解いてみると、幾つかの物事が組み合わさって1つの願い事のなっとるもんじゃ。すなわち、お前さんの願い事は、1つ1つの物事を確実に達成していくことで成就する!」え?急にそれらしい話になったぞ?「そして、願い事には、日々変化する可能性がある。水酸化ナトリウムが塩酸と出会うことによって水とナトリウムになるように、出会いや出来事によって変わったり、別の願いが生まれたりすることもあるので、冷静に状況を見極めた給え!…と恵比寿様はおっしゃっておる。はい、続いて『待ち人』っ!」タブレットは再び、釣り糸を垂らした恵比寿様の絵に変わった。よく見ると、恵比寿様の隣に置かれたバケツに「待ち人」と書かれている。俺はすっかりおじさんの勢いに巻き込まれ、気がつくと赤丸をタップしていた。(つづく)この週の採用ワード虫眼鏡(むしめがね)

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    • 2017.1.9 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。▲今週のグランプリ賞品は、福袋第2段です。それにしても、全国的にものすごい冷え込みだねぇ。普段は雪の降らない地域でも、降雪や積雪があったようだね。こういう時は、「焦らず、無理せず」が一番でございましょう。皆様のご無事をお祈りいたしております。では、1/9のあいうえお作文に参りましょう。【2017年1月9日(月)のお題】「くいず」※1/9が「クイズの日・とんちの日」だったから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「みのあか」さん【グランプリ作品】く 苦節30年い 未だにず ズレてます※年間グランプリホルダーでもある「みのあか」さんが、久々のご参加で見事なグランプリ一本釣りを果たしたよ。30年の積み重ねがありながら、未だに抱えているものが「ズレてます」という、何ともぼんやりとした残念さに、思わず笑いがこぼれるね。【五十音グランプリ賞品】福袋~その2。7品入り福袋の2週目は、・ネイルファイル(爪を整えるやすり)・スプーンとフォークのセット・スマートフォンケース・缶バッジ(←これまた、いかにも福袋的アイテムですな。)・アロマキャンドル・ペンケース・点取占いでございます。実用性の中に、福袋ならではの品が入り交じるラインナップとなりました。福袋シリーズ最終週の来週は、もうまさに「これぞ福袋!」な内容といたしましたので、こちらもお楽しみに!【2017年1月16日(月)のお題】「あそび」※福袋の最終回は、遊び心満載のラインナップだから。では、例文に参りましょう。あ あんなものからそ そんなものまで!?び ビックリ仰天な7品です。グランプリ作品はもちろんのこと、来週はプレゼント画像でも、いつも以上にお楽しみ頂けるかと存じます。まずは来週も、福袋ばりにバリエーション豊かな皆様からの作品を、楽しみにお待ちいたしております。【この週のお題を使った五七五曲紹介】く 靴ひもはい 一緒の証ず ずっとねぇ「Zutto / 永井真理子」

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  • 05 Jan
    • しりとり御籤〜第1話「恵比寿(えびす)」

      この「しりとり物語9」というテーマのBlogでは、2017年1月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり御籤」のストーリーをご紹介して参ります。リスナーの皆様には、「しりとり」の次の言葉を考えてお送り頂き、どなたの言葉を採用するかは、抽選で決定致します。一方、私は「必ず、その選ばれた言葉が入る」という条件を満たしながら、13話完結の物語を執筆し、コーナー内でご披露する、という「参加型連載ラジオドラマ」が、この「しりとり物語」の仕組みです。※2017.1.12追記しりとり物語史上初めて、2週目になってタイトルを「しりとり巡り」から「しりとり御籤(みくじ」に変更いたしました。しりとりの採用ワードが鍵を握る「しりとり物語」ならではの心変わり故、何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。それでは、第9シリーズの第1話に参りましょう。しりとり巡り~第1話「恵比寿(えびす)」「名は体を表す」というが、あれは嘘だ。少なくとも俺の身には起こっていない。おそらく両親は、「名」が「体」を表すように願って付けたのだろうが、ポジティヴのてんこ盛りにより、「名前負け」へと追い込まれた感は否めない。裕福の「福」、富裕の「富」、幸福の「幸」、大吉の「吉」で、福富幸吉とは、いささかやりすぎだろう。名乗るだけで羨ましがられる。こちらの事は何一つ知らないのに、何を羨んでいるのだ。音ならまだしも、文字になるとその効力は強まる。一時期、名刺の表記をひらがなにしようかと本気で悩んだ。不幸かと言えば、それほどでもない。だが、幸福かと言えば、それもしっくり来ない。そもそも、幸福とは何だ?こんなことを考えている時点で、幸福とはほど遠いのかもしれないし、既に幸福なのかもしれない。「一応、今年も引いておくか。」冷めた考えを持ちながら、結局新年になるとおみくじを引く自分がいる。さして信心深くもないくせに、神社の浮気はしない。例年通り鳥居をくぐり、例年通り階段を上り、賽銭を投げ入れ、手を合わせる。階段を下りると、やはり例年通り、おみくじが売れられている小屋へと向かう。「おみくじを…。」「どっちにするよね?」「どっち?」「普通のおみくじかい?それとも、しりとり御籤かい?」「しりとり御籤?」そんなおみくじがあっただろうか?そもそも、普段の巫女さんではなく、見たことのないおじさんが立っている。そういえば、神社の雰囲気にも、どことなく違和感を覚えていた。 「新しいおみくじを始められたんですか?」 「いやいや、昔からあるよ。」 「そんなはずはありませんよ。だって俺、毎年来てますから。」 「お兄ちゃんが来るのは初めてだよ。」この人は俺の事を知っているのか? 「まあ、普通のおみくじを引けば、いつも通りに戻るんだけどね。それでも良いなら、ハイ、どうぞ!」そう言われると、普通のおみくじを引く気持ちにはなれない。 「じゃあ、しりとり御籤の方で。」 「勇敢だねぇ!ブレイブだねぇ!ブレイブ、ブレイバー、ブレイベストだねぇ!」少々ウザい人のようだ。とにかくおみくじを引いて帰ろう。箱に手を入れ、最初に指に当たった1枚を取り出した。 「開けてご覧なさいよ!」 「言われなくても開けますよ。」 「開けた?開けた?ハイっ!開けましておめでとうございますっ!」そこにはたった一言、「恵比寿」と書かれていた。(つづく)この週の採用ワード水酸化ナトリウム(すいさんかなとりうむ)

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  • 02 Jan
    • 2017.1.2 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。改めまして、五十音作文より新年のお慶びを申し上げます。▲青に染まった小樽運河。小樽の景色を皆様にお見せする意義もさることながら、今週のグランプリ賞品が福袋ですもので、最初の画面で中身が分からないようにしたかったのでございます(笑)。昨年末に300回を記録し、当然のことながら、年明け1発目が301回目のあいうえお作文でございます。何と晴れ晴れとした気分でございましょうか!では、2017年の初回となりました1/2のあいうえお作文に参りましょう。【2017年1月2日(月)のお題】「はこね」※箱根駅伝が行われているから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「マドンナリリー」さん【グランプリ作品】は ハナから、こ 小判の二三枚も袖の下に、ね 捩じ込んでおけば悪いようには成るまいて※現代のニュース用語で言うと「賄賂(わいろ)」となってしまうのだが、「袖の下」と言うことにより、急に趣(おもむき)が感じられるねぇ。むしろ、気の利いた根回しにすら思えてしまうから、不思議なものでございます。【五十音グランプリ賞品】福袋~その1。昨年同様、初売りで幾つかの福袋をゲットしました。昨年は、毎回1品ずつ、1月いっぱいの企画でしたが、今回は「7品入り3種類」の福袋に作り直しまして、3週に渡ってプレゼントして参ります。1週目の今週は、・ひざ掛け・ストール・カイロポーチ・手袋・アロマキャンドル・ワッペン(←いかにも福袋的アイテムですな。)・点取占いでございます。テーマとしては「ぬくもり」でございましょうか。来週の福袋には何が入っているのか、こちらもお楽しみに!【2017年1月9日(月)のお題】「くいず」※1/9が「クイズの日・とんちの日」だから。1月9日ということで、「一(1)休(9)さん」の語呂合わせだそうだよ。では、例文に参りましょう。く 「食い放題だぞ!」と連れて来られたが、い 意外と量は食べられないものではなかろうか?ず ズワイガニ。こんな豪勢な食べ放題は経験したことがないので、予想もつかんね(笑)。本日のBlogは、更に続きますぞ。【この週のお題を使った五七五曲紹介】は 果てぬ夢こ この港町ね 眠り姫「小樽 待つ女 / 叶やよい」※FMおたる2017年1月のパワープレイ曲の1曲。さて、年始ということで、今年の豊富を作文にしてみました。あ あきらめずい いさぎよくう うだうだしつつえ えんりょなくお おもいきって決めます、グランプリ!3行目の「うだうだしつつ」ってのが案外、鍵を握っております。「うだうだする」ということは、「思う存分悩む」ということでもあるのです。皆様の力作から、一点のグランプリを選ぶならば、うだうだする程に悩んでちょうど良いのでございます。では、本日の最後に、2016年の年間グランプリを発表いたしましょう!【第6位~グランプリ1回獲得】青い空 様まんぼうSW44 様大根なっぱ 様ぶた父 様チビゴジラ 様みなづき 様まっちゅ 様【第5位~グランプリ2回獲得】ブルマン 様84××× 様シソの葉 様【第4位~グランプリ4回獲得】順子 様【第3位~グランプリ5回獲得】パステルピンク 様【第2位~グランプリ6回獲得】編み子。 様千歳の高橋 様【第1位~グランプリ9回獲得】マドンナリリー 様レイチェル 様まずは、ご参加くださいました全ての皆様に、心より御礼申し上げます!2016年はなかなか興味深い結果となりましたよ。「年間グランプリが2名」というのもさることながら、2桁グランプリ獲得者が出なかったのは、コーナー史上初の出来事でございます。上位入賞者を見ても、ほぼ毎週お送りくださった方と、グランプリ獲得率の高い方が混在しています。また、獲得数がより平均化しており、多くの方がグランプリホルダーとなられました。気軽に楽しみながらご参加いただけている喜びはもちろんのこと、時折現れてグランプリを獲得する強豪の存在感もまた、コーナーに「レジェンドの風」を運んでくださっているように思えます。それら全てを、ご参加者の皆様がお楽しみくださっていることこそ、最大の喜びでございます。結びとなりますが、今年も「五十音先生のあいうえお作文」を、何卒よろしくお願い申し上げます!五十音作文(いそおと さくふみ)

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  • 29 Dec
    • しりとり山の2匹~第26話「入れ知恵(いれぢえ)」

      この「しりとり物語8」というテーマのBlogでは、2016年7月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり山の2匹」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり山の2匹~第26話「入れ知恵(いれぢえ)」山の怪、魑魅。川の怪、魍魎。人々に害を与える様々な化け物、転じて、私欲のために悪事を働く者たちを、魑魅魍魎と言う。これは、しりとり山に巣食う2匹の奇妙な妖怪の、これまた奇妙な物語である。魍魎は地面から拾い上げた袋を握り締め、2人の男たちをじっと見据える。「何だ、兄ちゃん!お前もやんのか?」少し遅れて、修一もビニールハウスに入ってきた。「あんたたち、何やってんだ?魑魅君、大丈夫か?」「ごめんなさい、修一さん。僕、みんなを守ろうとしたんだけど…。」「こんな時に留守をして、すまなかったね。ありがとう。」修一が男たちに視線を戻す。「さあ、帰ってくれ。もうあんたたちに用はない。」だが、男たちも引き下がらない。「そっちはなくても、こっちはあんだよ!」魑魅もようやく起き上がり、魍魎の隣に立った。魍魎は毅然とした表情で正面を向いたまま、ポツリと呟いた。「ここまでだ。」魑魅が聞き返す。「え?魍魎君、今何か言った?」魍魎は魑魅に顔を向けた。その目は力強く、それでいて優しかった。魍魎の手が動く。「何するの?魍魎君。」その手は小さな袋の中を探った。指先で2つの感触を確かめ、ゴツゴツとした方をつまみ取ると、魍魎は迷いなく、それを口へと運んだ。言葉を失い、立ち尽くした魑魅の隣で、魍魎の姿がみるみるうちに変わっていく。赤黒く色を変える肌、長く伸びていく耳、赤く染まる目…。「な…何だコイツ!おい、やべーぞ!妖怪だ!コイツ、妖怪だ!!」男たちの表情に恐怖が宿る。魍魎はその様を凝視したまま、魑魅に語りかけた。「俺はしりとり山に帰る。お前はここに残れ。」「魍魎君…。」魑魅は魍魎の名を口にするのが精一杯だった。男たちを威嚇するように姿勢を下げながら、魍魎は語り続けた。「人間っていいものだったな。」「うん…。」「でも、俺の方はこれで終わりだ。俺は、修一さん、千代美さん、田吾作さんのことを忘れない。みんなの記憶からは消えても、俺は忘れない。」ようやく魑魅の想いが溢れる。「嫌だよ…。」魍魎の右手が魑魅の左肩を掴んだ。「ヤマヌシ様は言った。人間と共存するために群青池の砦を守ると。田吾作さんは言った。世界をより良くするには、在りし日の声に心から耳を傾けなければならないと。じゃあ、俺たちの役割は何だ?」「役割?」「俺たちは人間の世界を知った。俺は、妖怪の世界から人間の世界を見守る。お前は人間の世界から妖怪の世界を見守る。人間と妖怪がともに生きるために。」魍魎の手が魑魅の肩から離れる。「魑魅。またな。」魍魎はグっとしゃがみこむと、勢い良く男たちに向かって駆け出した。「やべーよ!逃げようぜ!」男たちは踵を返し、一目散に逃げていく。その姿を追いながら、魍魎が小さな袋を魑魅に向かって投げた。魍魎の手には月のトンボ玉が、魑魅の手には群青のトンボ玉が、互いを映し出すように灯る。それぞれの場所から、互いを見つめ合うように…。僅かに感触が残った左肩に、別の手が触れた。「大丈夫。また会える。」魍魎の背中を見つめながら、田吾作が呟いた。*******************************しりとり池は、ピンと張り詰めた冬の空気に包まれていた。水面を見つめるヤマヌシに、足音が近づいてきた。「やはり、ここにおったか。」ヤマヌシが視線を上げた。「お世話になりましたな。魑魅は元気でやっとりますか?」「何とか大丈夫じゃよ。」「よく『妖怪に戻る』と言い出さなかったものですな。まさか、掟を破って入れ知恵でも?」「さて?何のことかな?」ヤマヌシは天に向かって問いかける。「イロリよ。客人じゃ。火を分けてもらえんか?」「ええ、よろしいですよ。お久しぶりです。田吾作さん。」「何がお久しぶりじゃ。ちょこちょこ来ておったではないか。」「おや、バレておりましたか。」イロリが落ち葉に火を灯す。「ヤマヌシが人聞きの悪いことを言っておってのう。入れ知恵なんぞしておらんよな。」「ええ…あ、ひとつだけ。」「何じゃ?」「魑魅さんに、『大丈夫。また会える。』とか仰っていませんでしたか?」「こりゃウッカリじゃ!ワシとしたことが、情に流されてしまったわい。年かのう。」ヤマヌシが答える。「田吾作さんは昔からそうでしたよ。」「昔から年寄りか?」「いえいえ、そうではございません。情に厚い方でいらっしゃいました。ですから私も、『山戻りの種』を差し上げたのです。」イロリが言葉を挟む。「魑魅さんと魍魎さん。2匹の魂が昔、人間たちの食料を奪った時、田吾作さんはそれを許してくださいましたものね。」「『焼き討ち事件』じゃな。」「ええ。それどころか、しりとり山までお話に来てくださいました。そこでヤマヌシ様は『山戻りの種』を渡した。人間が食べると、人間として過ごした妖怪の記憶が消えない、という種を。」ヤマヌシは天を仰ぎ、月に向かって言葉を投げた。「出会い直した私たちは、こうしてともに生きておりますよ。」(おわり)この週の採用ワード恵比寿(えびす)※しりとり物語第8シーズン「しりとり山の2匹」をお読み下さいました皆様、この度も誠にありがとうございました。しりとり物語史上初の試みとして、「13話完結」という括りを取り払った今作も、皆様からのご期待としりとりのアイディアに支えられ、自分の想像力を越えた世界で最終話にたどり着くことができました。番組では触れませんでしたが、実はもう1つ、初の出来事がございました。不覚ながら、朗読のさなかに危うく泣くところでした(笑)。音楽においては、自分の曲に涙した経験を持ちますが(これまた何たる自給自足の自画自賛であろうか…(笑))、物語においては初めてのことでした。同一人物ながら、執筆者に朗読者が負けたような気分でもあります。しかし、朗読の大先輩であるFMおたるの村岡さんに伝えたところ、「良い傾向です。」との評価を賜りました。この経験を糧に、1/6スタートの次回作(まだ何も決めていないけれど…)も頑張って参ります。おがわとーる

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  • 26 Dec
    • 2016.12.27 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。いやはや、あけましたな!そして、あけて早々、振り返りですな…。では、昨年の最後、かつ300回目のあいうえお作文に参ります。【2016年12月26日(月)のお題】「みけた」※「五十音先生のあいうえお作文」が300回目を迎えたから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「順子」さん【グランプリ作品】み み~っけけ ケッ!た ただの紙だぜ ※何かしら、価値のあるものを見つけたと思ったんだろうねぇ。「ただの紙」という表現が良かったよ。素朴だからこそ、コントラストが際立つね。【五十音グランプリ賞品】100入りのものを3つ。お題が「みけた(三桁)」、かつ300回記念ということで、・ウエットティッシュ 100枚入り・キッチンバック 100枚入り・綿棒 100本入り全部足したら300というプレゼントをご用意いたしました。【2017年1月2日(月)のお題】「はこね」※箱根駅伝が行われているから。本日が301回目の新たな門出でございます。では、例文に参りましょう。は はしゃぎ過ぎこ 困憊(こんぱい)乾杯ね 寝正月カウントダウンで飲み過ぎたのだろうね(笑)。では、本年も張り切って参りますので、お付き合いの程、何卒よろしくお願い申し上げます!【この週のお題を使った五七五曲紹介】み 未来へとけ 消しゆく憂いた 確かめて「新しい年もまた / TRYTONE」

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  • 25 Dec
    • 2016.12.19 五十音あいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。年末だねぇ。終業式、クリスマス、仕事納め、大晦日…こう考えると、1年の中でもイベント・業務ラッシュの時期だね。では、12/19のあいうえお作文に参りましょう。【2016年12月19日(月)のお題】「しばれ」※すっかり寒くなったから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「まっちゅ」さん【グランプリ作品】し 職人がば バイトには教えたくないれ レシピ※企業秘密とは言え、教えなければ折角のバイトさんに手伝ってもらえないのだがねぇ。そして、そこまでしてでも守りたいレシピとなると、俄然気になってくるものだよ。知るためにはバイトから正社員を目指すしかなかろう。【五十音グランプリ賞品】入浴剤3種類。湯船に浸かって、しっかりと身体を温め、多忙かつ厳寒の季節を乗り切ってくださいませ。【2016年12月26日(月)のお題】「みけた」※「五十音先生のあいうえお作文」が300回目を迎えるから。今年最後のコーナーが、節目の300回に当たりました。では、例文に参りましょう。み 皆様と共に作り上げたけ 結果以外の何ものでもございません。た たどり着きしは300回!これまた、すごいタイミングで300を迎えるものでございます。2011年4月4日、とーるさんが「月曜Cheers!」のご担当になられると同時に始まり、打ち切りになることもなく、お陰様で今日を迎えることが出来ております。とはいえ、年の瀬でございます。ご無理のない中で、いつものように、どうぞ楽しみながらご参加くださいませ。【この週のお題を使った五七五曲紹介】し 疾走だば バンバン行こうれ レッツゴー「チキ・チキ・バン・バン / 中右貴久&山野さとこ」

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  • 22 Dec
    • しりとり山の2匹~第25話「頭上注意(ずじょうちゅうい)」

      この「しりとり物語8」というテーマのBlogでは、2016年7月からスタートしたFMおたる「木曜Cheers!」内のコーナー、「しりとり物語~しりとり山の2匹」のストーリーをご紹介して参ります。コーナーの仕組みはこちらのBlogをご参照下さい。しりとり山の2匹~第25話「頭上注意(ずじょうちゅうい)」山の怪、魑魅。川の怪、魍魎。人々に害を与える様々な化け物、転じて、私欲のために悪事を働く者たちを、魑魅魍魎と言う。これは、しりとり山に巣食う2匹の奇妙な妖怪の、これまた奇妙な物語である。その日は朝から、魍魎がいなかった。まだ腰が完治していない修一と共に、街へと買い出しに出ていた。昼食を終えた魑魅・千代美・田吾作の3人が、ビニールハウスに戻り、午後の仕事に汗を流していると、入り口付近から足音が近づいてきた。千代美は作業の手を休めずに声を掛けた。「お帰りなさい。街は賑わっていたんじゃない?」だが、顔を上げるとそこには、「招かれざる客」が立っていた。千代美の顔から表情が消える。「主人はいません。」「じゃあ、奥さんか先代で構いませんよ。そろそろ決めてもらわないと、こっちも工期が迫ってるもんでねぇ。」様子を察した2人も、千代美のもとに集まった。「なんじゃ、またお前たちか。この土地を離れる気はない。そう返事をしたじゃろ。」男の1人がしゃがみこんだ。「もう良いでしょ、こんな地味な仕事しなくたって、まとまった金が手に入るんだから。」そう言うと男は、ミニトマトに手を掛け、無造作に引きちぎった。「ちょっと、何やってるの。いい加減にして!」男はトマトを投げつけ、凄んだ。「あ?いい加減にするのは、あんたらだろ。こっちが下手に出てりゃ、つけ上がりやがって!さっさと農家なんか辞めて、出て行けっつてんだよ。」男は苗を蹴散らした。「やめてください!」魑魅が男に飛び掛かる。「何しやがる、このチビ!」「これは、みんなで大事に育てたトマトなんです!」「知らねーよ!離せ、この野郎!」男は強引に魑魅を投げ飛ばした。魑魅は作業用具がしまわれている棚にぶつかり、地面に転がった。衝撃で棚から物が落ち、魑魅の上に降りかかる。何とか立ち上がった魑魅に向かって、男が歩み寄った。「頭上注意の次は、足元注意だ!」男の足払いに、魑魅がまた転げる。そのひょうしに、ポケットから小さな袋が飛び出した。魑魅の頭に魍魎の姿がよぎる。だが、その魍魎はいない。自分が何とかするしかないと腹を決めた瞬間、魑魅は地面に落ちた袋に目を遣った。(山戻りの種だ。あれを食べれば妖怪の姿に戻れる。そうすれば、こんな奴なんて怖くない!)もがくように必死で地べたを這う。あと少しで手が届きそうだ。魑魅は袋に向かって右手を伸ばした。だが、魑魅の指先が袋に届くより早く、別の手がその袋を掴み取った。地べたに這いつくばったまま、魑魅は顔を上げた。「魍魎君!」(つづく)この週の採用ワード入れ知恵(いれぢえ)※次週はいよいよシリーズ最終話!2匹は妖怪に戻るのか?それとも…。お楽しみに!

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  • 17 Dec
    • 2016.12.12 五十音先生のあいうえお作文

      皆様、こんにちは!「五十音作文」と書いて「いそおとさくふみ」でございます。この週はドキドキだったねぇ。とーるさんが無事に帰って来られるかどうか、心配だったのだが、お陰様でいつも通りの放送をお届けできたよ。では、12/12のあいうえお作文に参りましょう。【2016年12月12日(月)のお題】「とおで」※とーるさんがライヴで愛知県に行っていたから。【グランプリ受賞者】ラジオネーム「千歳の高橋」さん【グランプリ作品】と 特段お 面白くないのならで できるんだけどね※まさしく、あいうえお作文にご参加くださっている皆様の心境でございましょうかな。お題はクリアしているものの、普通だなぁ…ということもお有りでしょう。ご自身が納得されたら、どうぞお気軽にお送りくださいませ。案外、面白くないとお思いの作品が、ポーンとグランプリに駆け上がることもございますからねぇ。【五十音グランプリ賞品】お蔵入り音源。この日の放送は、万が一に備え、収録音源も用意していたのです。しかし、とーるさんが無事に帰って来られたということで、未公開レア音源がグランプリの賞品となりました。【2016年12月19日(月)のお題】「しばれ」※すっかり寒くなったから。ここ小樽も、日によって相当しばれるようになって来たねぇ。では、例文に参りましょう。し 白い息ば バリバリの髪れ 零下の世界まさしく北海道の冬でございます。皆様どうぞご自愛くださいませ。濁音の「ば」、ら行の「れ」が入った、やや難易度の高いお題ではございますが、どうぞ楽しみながらお気軽にご参加くださいませ。【この週のお題を使った五七五曲紹介】と 届けたいお 想いが揺れるで 電車かな「青空にうたう歌 / おがわとーる」

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夕張郡栗山町出身、小樽在住。ガットギター弾き語りのスタイルを中心に、様々な地域で活動中。ロック、ポ...

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