もっと小金井市を、おもしろく。~白井亨(小金井市議会議員)blog

第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。小金井市を持続可能なおもしろいまちにするため、2013年市議会議員初当選。2015年12月市長選挙に出馬も惜敗。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。


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昨日はローカル・マニフェスト推進地方議員連盟主催の「マニフェストサミット2017〜政策で勝負する議会へ」に参加に参加してきました。

 

 

 

衆議院第一議員会館です。しかし立派な建物ですね。東京の一等地に政治の中枢が集まっていることが少しもったいないな、と思うのは私だけでしょうか…。でも政治家も官僚も地方へ首都移転なんかしたくないんでしょうね。

 

 

北川正恭氏(早稲田大学名誉教授)からの基調講演「次世代の議会のあり方〜2017 東京都議会議員選挙の結果から〜」によって開会。北川さん、三重県知事になる前には衆議院議員だったんですよね。

 

個々人で頑張っても限界があるし、「議会不要論」に勝てない。総体の議会として取り組んだ結果として「わがまちが変わった」と具体的に述べられる成果をあげることが重要、という問題提起がありました。本当にその通りですよね。議会の存在意義がここにあるため、そのための活動を追求していくことが求められます。

 

「議員定数・報酬・政務活動費を減らす、というのがこれまでの議会改革だった。本当にそれでいいの?これだけ仕事して成果を挙げているんだから、政務活動費をあげさせてほしい、という話を住民と膝を突き合わせて協議するレベルになるよう期待したい」という締めで北川先生のお話が終わり、以下は先進事例をかいつまんで紹介いたします。

 

 

◯なり手不足解消のために、若手議員のみ報酬をアップ

 

【先進事例・長崎県小値賀町議会】

「議員の質をあげるため、どうしたら議会の評価を高められるの?どうすれば魅力ある議会となるのか?」という危機感・想いから、現状の町議会議員の報酬は月額18万円だったところ、50歳以下の議員報酬を30万円にする特例条例を制定したというお話がありました。

 

 

「子どもを育てて大学へ入れて、と考えると18万円の月額報酬ではやっていけない」という若者の話を聴き、若者だけ報酬をアップさせるというアイディアを実現させることにしたそうです。議員を10名→8名に減らしその財源をもとに50歳以下の議員報酬を月額30万円にするというやり方なので、特に反対意見はなかったとか。

 

しかし、残念ながらそれでも若者の立候補はなかったようです・・・。地方は本当にここに悩まされているのが現状なんですよね。

 

このやり方は以前から思っていたことです。個人的には、ウチの議会でも50歳以下のみの報酬をあげてもらいたいと思うんですけどね。なり手が多い(2013年市議選→定数24に対して35名の立候補、2017年市議選→同34名の立候補)ために、そういう議論にはなかなかなりません。

 

あと、この小値賀町議会で面白かったのは「模擬公聴会」という試みです。各議員の一般質問の後に休憩をとって、傍聴者から感想や意見、質問を傍聴者から聴取する取り組みという…。議員への誹謗中傷など攻撃的な発言は慎むよう議長から冒頭に要請し、発言は1人1回3分と決められ…これいいですね。傍聴者だって言いたいこと、聴きたいことあるでしょうし、議員も後で緊張感あるし議員の質があがりますよね。

 

 

◯高校へ出向いてシチズンシップ授業を実施

 

【先進事例・大阪府議会】

大阪府議会は「開かれた府議会」を目指して、高校へ出向いて議会の取り組みを紹介しつつ意見交換タイムを行っています。毎年5校の色んな特性の高校へ行くというこだわりも。アンケートでは「もっと意見交換の時間を増やして」という声も多かったために、その後意見交換の時間を増やすなど柔軟に声を聴いてやり方を変えているようです。

 

 

出前授業のアンケート結果としては「政治を身近に感じられた」など上々の反応が多数あるとのことですが、面白いのは「◯」「☓」の手札を全員に渡して、冒頭に「政治家の印象は?」と聴くと99.9%が悪い(☓)だそうです。これが、出前授業を通して最後に同じ質問をすると大多数が印象が良くなった(◯)と回答するとか。

 

 

 

その他、高校野球でいうと一昨年と昨年の甲子園優勝校同士が戦うような大津市議会と可児市議会の先進議会同士の掛け合いバトル的なプレゼン合戦があったり、小値賀町議会と同様に「議員のなり手不足」から、様々な議会の本質を問う住民を巻き込んだ取り組みと改革を進めている北海道浦幌町議会など、様々な事例も紹介されていました。

 

 

パネルディスカッションでは。公職選挙法改正によって2019年3月、いわゆる次の地方統一選挙から一般市議会レベルの選挙まで(町村を除く)、選挙期間中のビラが解禁されることになりました。「政策」を議論して選ばれる選挙への転換、と言われますが…。実際に「選ばれる側」の政策をつくりそれを伝えるという力量と、「選ぶ側」のリテラシーという大きな課題が残っています。ビラが配れるのは政策選挙を実現するための形式要件な訳ですが、それをどう効果的に使えるかが私たちに問われているのではないかと感じています。

 

最後に、今日最も響いた言葉

「市長の名前を知っている住民は多くても、議長の名前を知っている住民は少ない。それだけ議会って存在感ないんですよ」

 

 

しかし、先進議会はどんどんやりたいと思っていた議会としての本質的なことをやってるな・・・。もう小金井市議会はどんどん遅れてるよ、と思ってしまいます。

 

そういや、まだ国会には見学にも行ったことないな・・・(衆議院第一議員会館の向かいからパチリ)。

 

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