十二運星について解説していきます。

十二運星とは、運勢の強弱、盛衰を人の成長過程にたとえて表現しています。
しかし強弱だけではなく、性格や才能、能力なども意味しているので、十二運星の解釈は簡単ではありません。
総合的に命式を判断しながら、ひとつひとつの十二運星の意味を判断しなければなりません。
また、「死」や「病」といったその漢字からくる暗いイメージは、鑑定する際には関係ありません。

【長生】(ちょうせい)
「幼児」や「長男・長女」の意味を持ちます。
他人から信用される印象があります。

【沐浴】(もくよく)
「少年」の意味を持ちます。
生まれた土地から離れるという意味があることから自由気ままな印象があります。

【冠帯】(かんたい)
「青年」や「女王様」の意味を持ちます。
向上心が強く派手な環境を好む印象があります。

【建禄】(けんろく)
「壮年」や「王子様」の意味を持ちます。
地道な努力家という印象があります。

【帝旺】(ていおう)
「頭領」や「王様」の意味を持ちます。
読んで字のごとく、まさに王様のような気質からどことなくカリスマ性を持っている印象があります。

【衰】(すい)
「老人」の意味を持ちます。
慎重で控えめ、保守的で無駄な冒険を好まない印象があります。

【病】(びょう)
「病人」や「音楽・芸術家」の意味を持ちます。
人当たりは良く、だれとでも仲良くなれる印象があります。

【死】(し)
「死人」や「霊感」の意味を持ちます。
消極的だが探究心が旺盛な印象があります。
直観力に優れています。

【墓】(ぼ)
「入墓」や「墓守」の意味を持ちます。
保守的で無駄を嫌う印象があります。
先祖との縁が非常に深いことから、特別な運を生まれながらにして持っています。

【絶】(ぜつ)
「あの世」の意味を持ちます。
気分屋で飽きっぽく、時間にルーズな印象があります。
芸能界など芸術に関わる業界で活躍することが多いようです。

【胎】
「胎児」や「お天気屋」の意味を持ちます。
多芸多才でつねに現状に満足することなく理想を追い求め、落ち着かない印象があります。

【養】(よう)
「赤子」や「養子」の意味を持ちます。
母親との縁が深いためか、甘えん坊で、つねに目上の人から引き立てられる印象があります。

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「通変星(つうへんせい)」と「蔵干通変星(ぞうかんつうへんせい)」について解説しましょう。
「通変星」と「蔵干通変星」には、同じ星たちが登場し、メッセージを与えてくれます。
以下の10種類の星です。


『印綬』

「いんじゅ」と読みます。「学問と名誉」を表します。
教養があって知識が豊富な人に対する憧れが人一倍強く、少しでも頭が良くなることに興味を持っています。


『偏印』

「へんいん」と読みます。「ファイトと発想」を表します。
熱しやすく冷めやすいところがあり、仕事も恋愛も長続きしない傾向があります。そのときの気分で価値観が変わるところがあり、また、秘密主義のため自分の考えを他人にはほとんど明かしません。


『正官』

「せいかん」と読みます。 「信用と気品」を表します。
「正官」の「官」は官吏を表し、気品のある家柄、高いプライドを意味しています。無駄を嫌い几帳面な性格から、時間やお金にルーズな人を嫌います。


『偏官』

「へんかん」と読みます。 「野生と頭脳」を表します。
公の資格や役職などにこだわらず、実力で地位を勝ち取るという意味があります。責任感、攻撃本能が強い、行動力、スポーツ、大胆、親分肌などと解釈します。


『正財』

「せいざい」と読みます。「着実と正直」を表します。
正しい形で財を成すという意味から、着実で堅実な性格を表します。とにかく真面目で、仕事も恋愛もいい加減なことができず、どんなことにも慎重に対応します。


『偏財』

「へんざい」と読みます。「多趣味多才」を表します。
「財」は財産や人脈、情報を表し、「偏財」は偏った財を持つことを意味します。お金には縁があるのに、それは「回転財」なため、大金をつかむと使ってしまいます。


『傷官』

「しょうかん」と読みます。「型破りと聡明」を表します。
もっとも真面目で誠実な「正官」を傷つけてしまうほど、シャープな頭脳と強い意志を持っているのが「傷官」。思ったことはストレートに指摘して、相手が落ち込んでも全く気にしない性格です。また「傷官美人」という言葉があるほど、美人が多いのも特徴です。


『食神』

「しょくじん」と読みます。「快楽と食通」を表します。
困ったことが起こっても、誰かが不思議と助け船を出してくれる運の良さから、性格は穏やかでノンビリしています。また、「食神」には子供という意味もあるため、子供が好きだったり、いつまでも子供のように純粋だったりということも表します。


『劫財』

「ごうざい」と読みます。「意地」を表します。
どんなことをしてでも財を奪うという意味から強い上昇志向を表します。いろいろなタイプの人から自分にはない才能や能力を学ぼうとするため、自然と社交的になります。


『比肩』

「ひけん」と読みます。「学問と名誉」を表します。
文字通り他人と肩を並べるという意味から自立心が強く、相手に甘えることができない性格で、どうしても勝ち負けにこだわってしまいます。


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『十二支』とは、「子」、「丑」、「寅」、「卯」、「辰」、「巳」、「午」、「未」、「申」、「酉」、「戌」、「亥」の総称です。

『十二支』がいつ頃できたのか定かではありませんが、当初は12ヶ月の順序を示す記号として使われていたと言われています。それより前には、木星や月の周期を表す記号であったと言われています。

それを覚えやすくするために動物を割り振ったものです。『十二支』は、月だけでなく、年や日、時間、また方位にも割り当てられています。

では、『十二支』の持つメッセージについて解説しましょう。

『子』

「ね」と読みます。

細かなことに気が付いて無駄遣いせず掃除好き。苦労のうちに貯めた金、色で失い人に倒さる。


『丑』

「うし」と読みます。

辛抱強く根気良く言葉少なく信用もあり。好き嫌いありて押し強く、腹立つ時は止めようもなし。


『寅』

「とら」と読みます。

考え深く落ち着いて人の頭と敬まわれつつ、昂ぶり過ぎて気ままがち。とかく目上と事を争う。


『卯』

「う」と読みます。

世辞と愛嬌ある故に人気もありて福徳もあり。取り留めもなく遠慮がち。色のためには苦労する。


『辰』

「たつ」と読みます。

人に立てられ威勢良く思わぬ人の引き立てもあり、諂いもなく気短で負けず嫌いが損のもとなり。


『巳』

「み」と読みます。

心の奥ぞ深くして金に一生不自由なし。見栄を飾りて疑いと嫉む心のあるが疵なり。


『午』

「うま」と読みます。

調子宜しく世辞上手。人気もありて金回りよし。陽気ばかりで陰気なくうわべを飾る癖があるなり。


『未』

「ひつじ」と読みます。

人を憐れみ品も良く、芸はあれども高ぶりもせず、取越苦労遠慮がち危ぶみ過ぎて迷う臆病。


『申』

「さる」と読みます。

小才もありて器用なり。人の気を取る内は安楽。人を侮り意地悪く、褒められたさに嘘をつくなり。


『酉』

「とり」と読みます。

あれもこれもと忙しく働き乍世を送るなり。気変わり多く極まりなく、身分に余る大望は損。


『戌』

「いぬ」と読みます。

義理を守りて正直に人の為めには陰日向なし。骨折損の多くしてくよくよ思う心偏屈。


『亥』

「い」と読みます。

極まり宜しく大望も貫く程の強き気性ぞ。後先見ずの気早にて人に憎まれ損もするなり。


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