コロナウィルス感染症と保育園

現在、日本国内では

新型コロナウィルスが

流行しつつあり・・・

 

免疫力の弱い子どもたちが

集団生活を送る保育園では

今後どのような状況になって

ゆくのか?

 

現場で働く保育士としては

不安を感じずに入られません。

 

少し前に流行した

SARSは小児の場合は

重症化しにくいということから・・・

 

今回のコロナウィルスに関しても

同様に子どもへの感染は

あまり恐れなくてもよいのでは?

 

という専門家の声も

聞かれますが・・・

 

はじめは人から人への感染や

空気感染はしないというような

説明だったのが・・・

 

人から人への感染は疑いようがなく

空気感染の可能性も否定できないと

数週間のうちに情報が変わっています。

 

楽観視することによって

未然に防げた感染が防げず

流行期へと移行しています。

 

原発のときと同様に

「分からない」という言葉を

「大丈夫だ」という言葉に

勝手に変換して公表してしまう

政府の対応にも疑問ばかりです。

 

保育士がコロナウィルスをどう防ぐのか?

保育士の使命は

子どもたちを安全安心に

預かるということです。

 

ですが、

感染症の専門知識の豊富な

医療従事者が万全の対応をして

感染してしまっている中で・・・

 

現状、保育士達だけでは

新型コロナウィルスの感染を

防げるとは言い切れません。

 

さらに、

相手は感染症を充分理解できない

乳児さんや幼児さん達です。

 

 

 

そういった人から人への

感染症を発症している子どもには

保育士としては・・・

 

「お休みさせてください」としか

お伝えできません。

 

ですが、

コロナウィルスは感染していても

症状のでない場合も多いことから

症状が出ていないということが

感染していないという確証にはなりません。

 

大人が勤務する会社が

出社を控えさせている中で・・・・

 

免疫力の弱い子どもたちが通う

保育園や学校が通常営業というのは

恐ろしい社会だと感じます。

 

数日前までは政府のHP上で

感染しやすい場所として

「学校」が一番に挙げられて

いましたが・・・

 

現在は「学校」の文字が

削除されていることが

Twitterで話題になっています。

 

子どもを守るのは、

個人単位・家庭単位に任されて

いる時代だと心得て・・・

 

家庭それぞれの判断で

子どもの健康や命を

守ってゆきましょう。